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EDHのルールについて考え直してみる

2024年9月23日に統率者ルール委員会によるEDHにおける禁止カードの告知が行われました。(https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038147/
個人的には、今更これらのカードが改めて禁止にされた意味がわかりませんでした。カードパワーが理由とされるなら、もっと他にもまずいカードがあるよねと。
そんなよくわからない禁止改定を提示してくる統率者ルール委員会に今後も従うという考えは早々に捨てた方がいいよね、という事で改めて多くの人に共感、賛同を得られそうなEDHのルールについて考えてみたいなと思いました。

結局何のためのルールなのか

そもそも同卓した人がどんなデッキを使っても気にしないぜ!という人しかいないのであれば、細かいルール設定なんかいらないよね、という話に落ち着くと思います。(極論)
ですが、何年たってもデッキレベル云々プレイ云々デモコンタッサ云々と、同卓した人のデッキに対する不平不満が垂れ流されてしまうのは、不特定多数の人が集まってEDHを遊ぶ上で前提とするルールが貧弱過ぎるが故に、事前の調整、認識のすり合わせが上手く行っていない状態でゲームが行われてしまう事が多すぎるのだと思っています。それゆえに試合を通じて”不公平感”を感じる人が多い。
この不公平感を解消すべく、3つぐらいのレベル帯を想定したルール(禁止カードの組み合わせ)を検討すればいいのではないかと思いました。

デッキのレベル帯

個人的には以下の3つのレベル感で分けられていれば十分なのかなと思っています。

レベル帯その1:競技志向

言わずもがなのcEDH。デッキパワーレベル9~10相当。
最上位の統率者や超高額なカード、すぐにゲームを決めるようなコンボなどで最適化されたデッキ。を持ち寄りたい人用。
禁止カードは極力なくしたい。
パワー9+αの少数カードは希少性、及びゲームに与える影響度合いにより禁止に。
何でもありで 勝つ為にデッキを限界まで洗練させたい、その上で戦ってみてぇという人用のルール。

統率者が限られてくると思うので、デッキ構築の幅は狭まる印象。
最適化を目指した上で変遷する環境(対戦相手)もデッキ選択・構築、プレイする上での重要な要素に。

レベル帯その2:ハイパワー

何でもあり寄り。デッキパワーレベル7~8相当。
好みの統率者と高額なカード、ゲームを決めるような強力なカードを多く入れたデッキ。を持ち寄りたい人用。
cEDHの禁止に加え、主にゲームに与える影響度合いにより禁止を制定。
タッサはいいけどデモコンは禁止、みたいな。
魔力の墓所とか宝石の睡蓮はあり。再録禁止の汎用カードも大体あり。
基本的に禁止は増やしたくないけど、環境に与える影響が大きすぎるカードは禁止で咎めよう。というイメージ。

勝つ事を目的にデッキは組んでいるけれど、遊び心も持ち込みたい人用。
自由に統率者を選んでも全力で構築すれば、どんなデッキでもまぁまぁ戦えて遊べる環境になって欲しい。
多分多くのEDHプレイヤーが一番求めてる雰囲気が、この感じなのではないかと。

レベル帯その3:カジュアル

デッキパワー5~6相当。
勝つために構築はしているけれど、高額カードは使えない人用。
ハイパワーに加えて高額の汎用カード(主にマナファクトとか土地とか)を禁止に。他パワーカードも禁止に。
具体的には魔力の墓所、ガイアの揺籃の地とかデュアランとか。
あとソルリンも禁止。
このレベル帯ではピッチ全般も禁止でいい気がしている。

俺が使えない高額カードを使われるのに納得がいかん!という人用になってしまうイメージではある。
モックスダイア、自分は持ってなくて使えないけど相手に使われても気にしない、という人はハイパワーに参加しましょう。みたいな。
この辺の感覚も人によりけりな気がしているので、パワカ入ってないなら当人の嗜好によらずカジュアル帯のゲーム参加しとけって意見の方が多くなってしまうのかも知れない。

おまけ レベル帯その4:ビギナー

カジュアル以下のレベル帯のルール定義ってそもそも必要ない気がしているのだけれど(あとはもう自由にやってね、という範疇だと思ってますが)、初心者用にルールを整備するのであれば、構築済みを10枚まで交換可、なんてデッキを持ち寄る感じにするのがいいのかななんて思いました。


こんなようなレベル分けを想定して、禁止カードのリストを作っていくのがいいのかなぁなんて思ってます。
続きはまたいずれ。
この辺(https://www.youtube.com/watch?v=VNE8fv1CGBg)とか参考にしつつ禁止カードについても色々考えなおしてみたい。


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