![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49239685/rectangle_large_type_2_9b078806a7890682f13d88e9e77f2153.jpeg?width=1200)
細かく調べなくても、提案の内容が正しいかどうかを判断する方法
柴田(@4bata)です。なるほど感があったので、書いておきます。
われわれは部下に、承認申請を提出する前に全体の事柄をよく考え抜くようにと言ってある。そしてこの考え方がどのくらいよくできているかを調べるために、その申請書について審議会の場できわめて具体的な質問をする。その答えに説得力があれば要求どおりに許可する。この方法でやれば、われわれが自分で細かいところまで調べなくても、当人の考えが正しいかどうかを判断することができる。[引用元:『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』アンドリュー・S・グローブ著]
提案内容の一部を「サンプリング」している
サンプリングとは、市場調査(マーケティングリサーチ)においては調査対象となる母集団の中から、直接調査を行うサンプル(標本)を抽出し抜き出すことである。[引用元]
提案内容の全体像をすべて資料にするのも大変だし、理解するのも大変です。この方法であれば、その場で気になった「具体的な特定部分」の意図を質問し、そこと全体の構想のつながりを提案者がその場で説明できるかどうか、で判断が可能です。不安なら複数回繰り返せばよい。
その場で回答することが肝で、非同期の承認プロセスであれば準備が出来てしまうので微妙かもしれません。これを社内のワークフローにいい感じに取り入れたい。サンプリングの方法に対して、テクニカルな対策ができないようにしておく必要があります。
マネージャーの仕事を「サンプリング」の切り口から理解すると、応用可能性が広そう
サンプリングという切り口は、応用可能性が広そうです。オフィスを歩き回って、雑談するのもサンプリングと捉えることができます。マネージャーは状況把握のために、いろいろな方法でサンプリングをしています。もう少しサンプリングについて調べてみて、また追記します。
いいなと思ったら応援しよう!
![柴田史郎](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6630/profile_93c3bcab1b7c47188ea4a668a2563c01.jpg?width=600&crop=1:1,smart)