創造的無能:自らを無能になるようなポジションに追いやり、変化を起こす
柴田(@4bata)です。
創造的無能、本来の意味
「創造的無能」という言葉は、書籍「ピーターの法則」に出てくる。ピーターの法則とは「成果を出した人は出世する。成果を出せないレベルまで出世すると、出世が止まる。これが無能な管理職が世の中にいる理由だ」みたいな話。ほんとかよ、というのはあるが、おいておく。
この書籍による「創造的無能」の意味は「成果が出せないレベルに達する前に、無能っぽい感じをいくつか出して、出世を止めておけ。」という意味らしい。まだamazonから書籍が届いてないので届いたら読み直す。
#後藤喜一隊長は創造的無能の実践例 、というタグがあった。パトレイバーか。
創造的無能、こっちの意味のほうがよい
私が「創造的無能」というフレーズで思いつくのは、「自らを敢えて無能になるようなポジションに追いやり、変化を起こせ」というイメージだった。どのような「無能ポジション」に自分を追いやるか、に創造性を発揮するポイントがある。かつ、成果を出せている「有能であること」に危機感を持つというニュアンスもあるのでよい。「自ら機会をつくり、機会によって自らを変えよ」に近いイメージ。
「新しいチャレンジをしろ」より「自分が無能になるような仕事をしてみろ」のほうがよい
なぜか。「新しいチャレンジ」だと、今知っている成果を出すパターンを応用した「挑戦」を選んでしまうからだ。自分が「これは何もできそうもないぞ」というところからはじまり、試行錯誤していくからこそ、見えない何かが見えてくる。
10割無能な仕事したらやばい。2割ぐらいがいいかも。
10割無能な仕事をやってると、ほんとに無能になるからやばそう。2割ぐらいがいいのでは。人によっては5割ぐらいか。私はいま7割ぐらい無能になっていて、しょうがないけどまずい。
無能ワークショップ
名前だけ考えた。内容はありません。どこかでやろう。
アマチュアリズム
プロフェッショナルは有能であることを求められる。仕事にアマチュアさを持ち込むことで、新しい何かを得られるという感じなのだろう。
アンラーニング
アンラーニングとかも同じだ。そのための「無能ポジション」なんだろうな。
創造的無能、形容矛盾表現は、いろいろ思いつく
計画的偶発性、とか、形容矛盾の表現は着想が生まれるのでよいですね。
今回は以上です。
最近はscrapboxでいろいろメモしてます。
こういう生煮えのものをストックしている感じで面白いです。
誰かが書いてたけど、サポートしてもらったらそのお金をだれか別の人のサポートに回すと書いていて、それいいなとおもったのでやります!