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RTA in Japan Summer 2024に「ゼルダの伝説4つの剣+ Any%」で出場したお話(本番のプレイ以外の内容)

 この記事は2024年8月9日(金)から8月15日(木)にかけて東京都新宿区は四ツ谷で開催されたRTA in Japan Summer 2024(以下、「RiJS2024」と言います。)にゼルダの伝説4つの剣+(以下、「4剣+」と言います。)というゲームで出場した際の記録です。個人的に行動履歴を残すのは結構好きなので、記事を書くこととしました。
 この記事では本番のプレイ自体の内容は書きません。それについては詳細を別記事で書く予定です。また、RiJS2024に直接関係の無いことも記録のため記載していますので、注意してください。


1.出場に至るまで

 最終的に、RiJS2024には4剣+ Any%のみを申請しました。実はゼルダの伝説ふしぎの木の実の100%でも申請していたのですが、締切の寸前になって取り消しました。ESTが9時間30分であること、40分ほど集中しながら宝箱を開け続ける区間があること等により、仮にこれが通ったとしても本当にやるのかが疑問に思えたためです。

 これにより4剣+一本での申請に。6月23日の当落発表をもって当選し、とても嬉しかったです。2021年末以来約3年ぶりの参加、また初のオフライン参加となりました。

2.本番までの期間

 6月23日の当落発表からRiJS2024開催までの間、まあ当然ですが練習しました。自己ベストは2時間6分33秒から2時間2分33秒まで縮まりました。Speedrun.com上では4位から2位になりました。

 4剣+には2014年からずっとWRを保持しているバケモノがおり、その人に勝つのは確実に不可能だとわかっていたので、実質登れるところまで登り詰めたと言える結果です。ちなみにどのくらいバケモノかというと、2位の自分のSoB(いわゆる理論値)をもってしても3分以上負けてるレベルです。

3.8月11日

 遠方からの参加になるので日程は絞りました。4剣+は8月12日の20時33分からの予定であったため、予定が後ろ倒しになる可能性も考慮すると、12日に帰ることはできないことから、12日と13日は東京滞在が確定しました。さらに、12日に新幹線で東京へ向かい、その日にプレイするのも疲れそうだしという理由で11日を移動日とし、11日~13日に参加することとしました。

 とは言え11日の朝イチから会場で何かすることもないと思い、11日は移動のちに関東を観光し、その後に会場に向かうこととしました。

 趣味の1つにいわゆるアニメの聖地巡礼があるので、これを機に関東の聖地をめぐることとしました。いくらか候補はありましたが、「ぼっち・ざ・ろっく」という作品の聖地のある横浜市の金沢八景駅周辺に行くことにしました。聖地を巡った後、金沢文庫や伊藤博文金沢別邸などちょっと文化的な場所を見たいなとも考えていました。

 新幹線を新横浜駅で下車し、JR横浜線で横浜駅へ。京急に乗り換え、京急本線で金沢八景駅へ。新横浜駅って不便な所にあるなあとか、京急ってなんか名古屋の私鉄の名鉄と雰囲気が似てるなとか、いろいろ西日本とは違う空気感を感じながら移動していましたが、いかんせん暑すぎてあまり覚えていません。

金沢八景駅前
琵琶島神社(横浜市金沢区瀬戸2)

 金沢八景周辺は主にぼっち・ざ・ろっく第6話の聖地となっています。酷暑という難点を無視すれば、海風が吹く気持ちの良い場所でした。

 その後、あまりに暑すぎたのでもう伊藤博文だのどうでもよくなってきたので、すぐ近くのイオンで少し涼んでからRiJS2024の会場へ向かうこととしました。

 金沢八景駅から京急本線で品川駅へ。その後山手線へ乗り換えて品川駅から神田駅へ行き、中央線で四ツ谷駅へ。遠征民からすると以前の開催地の秋葉原ハンドレットスクエアクラブの方が鉄道でのアクセスは楽だったなあという気持ちが少しありましたが、四ツ谷駅から会場のnote placeまでの距離が非常に近かったため、そんな気持ちは消し飛びました。暑かったのでマジで助かりました。

麹町ビルディング共用部の展示
ネームプレートをもらいました。ドット絵いいよね。

 到着時にはボクらの太陽がプレイされていました。見届けてから奥の練習スペースに移動し、8番出口やスーパー野田ゲーWORLDでの歓声を聞きながら4剣+の練習をしてました。
 その後、一旦ホテルへ。歩いて10分程度の距離のホテルです。チェックインを済ませ軽くシャワーを浴び、「ロックマンXコマンドミッション」と言うゲームが開始する前に会場に到着できるよう、ホテルを出ました。このゲームのプレイヤーはんがおさんに挨拶に行くためです。
 はんがおさんは過去に4剣+も走られていて、彼が作成した解説動画を参考に練習していたので、軽い挨拶とお礼を言えたらと思っていました。はんがおさんのプレイ終了後に話しかけました。とても気さくな方でした。

 その後、移動と暑さで疲れていたこともあり、すぐにホテルに戻り休みました。そういえば晩御飯は食べてなかった気がする。

4.8月12日

 午前5時ごろに起床しました。朝食付きのホテルだったため、6時30分ごろに朝食を食べ、少し部屋でゆっくりしてから会場へ向かいました。

バイキング形式の食事はセンスが求められる。

 午前中は会場で過ごしました。ラウンジで内藤九段将棋秘伝のTAに挑戦したり、無敵時間さんのグッズを購入したり、国境なき医師団の展示を見たり、普通に観戦したり。ちなみに内藤九段将棋秘伝のTAは36秒台とかでした。記録一覧には書いていません。

 RTA走者のいわびさんが会場に来られた的なことをツイートしていたのでお会いしました。その後同じく走者のゆーでーさん、つりゃさんとのお昼ご飯に便乗させてもらいました。しゃぶしゃぶ。
 ちなみにこのお昼ご飯の前にいわびさんにトワプリ少し教えてもらいました。なんとなく理論派RTA走者のイメージがあるのですが、こういう人は教えるのもやはり上手い。

 お昼ご飯の後はラウンジで4剣+の練習をのんびりとしていました。別に緊張もしていなかったのですが、配信の待機画面に4剣+のタイトルが映るとにわかに緊張してきました。それでもまだカチコチになるというわけではありませんでした。

 次第に、解説をお願いしていたリクマさんとオリマーさんが会場に到着しました。奥の練習スペースでリクマさんと喋りながら1時間ほど練習し、最終調整。若干の緊張感の高まりを感じつつも、まあ程よいレベルだったと思います。この段階では。

 軽い体操や指の柔軟をしたり、ラウンジ等でお会いした方々(niedleさん、Cmaさん、Nakaさん、ミクロンさんたち)うちに気が付いたら本番寸前でした。練習スペースを出てから本番の席に着くまで小一時間ほどあったはずですが、あまり記憶にありません。どうやら加速度的に緊張感が高まっていっていたようです。

プレイする席からの景色

 本番のことはその詳細を別記事に書くつもりです。動画はYoutubeにアップされたら載せます。

 本番終了後はゼルダ勢で記念に写真を撮りました。写真が苦手で、こんな時どういう顔をしていいかわからないの状態になるのですが、まあこんな機会もなかなかないだろうと思い、撮影しました。その後はもう遅い時間ということもあり解散しました。ホテルまでの帰路、オリマーさんとリクマさんと晩御飯を食べようとしていましたが、いかんせん23時を過ぎておりあまり開いている店がなかったため、目に入った松屋に入りました。味噌汁がデフォでついてくるのすき。

5.8月13日

 6時半ごろに起床し朝食を食べました。12日が和朝食だったので今日は洋風に。

バイキング形式の朝食ではセンスが求められる。

 7時半ごろに会場に到着しました。のんびり観戦したりして、niedleさんのブラストドーザーまでは会場にいるつもりだったのですが、ちょっと諸事情により10時前に会場を離脱し、帰路につきました。

 実は今回、蒙古タンメン中本か、東日本特有のいわゆる「蒸す」うなぎを食べるというのを目標にしていました。12日にいわびさんたちとお昼ご飯を食べた際に、しゃぶしゃぶのだしをちょっと辛いのにしてみたんですが、この辛さが辛いのが得意ではない自分の許容範囲の上限くらいでした。中本に詳しい(と、思う)ゆーでーさんの話を聞くうちにとてもじゃないが食べられないと思い始め、中本は諦めてうなぎを食べる方にシフトしていったのですが、諸事情により早めに帰ったことからそれすら叶わなくなりました。また今後東日本に行くことがあれば食べたい。

 その帰りにふと前を通った「生パスタ専門店 麦と卵」という店に入ってお昼を食べました。人生で食べたパスタの中で一番おいしかった。東京にいたら食費が嵩み、デブが加速しそうだなと感じました。

ぐうの音も出ないほど美味しかった。

6.その他

 13日早朝にラウンジでボランティアスタッフさんが話しているのが聞こえてきました。ラウンジに設置されている椅子について、損傷したひじおきを見ながら、椅子やひじ置きの高さの調整次第ではそれが机の天板下の金具とこすれ損傷してしまう可能性がある旨の情報共有と、人の少ないうちに設置されている椅子とひじ置きの高さを下げようと話しているようでした。また、椅子はnote placeに設置されたものであるため、賠償云々になるかも的な話もしていた気がします。別のボランティアスタッフさんがラウンジのゴミらしきものを拾うシーンも目撃しました。
 なんとなくRTAイベントの運営というと、機材・配信周りに焦点があたりがちですが、こういう会場の運営・管理のスタッフの方々の努力もあってイベントが成り立っているという当たり前のことを実感しました。

 以下、今回のRiJS2024に関連する適当な写真

呪物リュック。一番上の右側のムジュラの目が取れている。
無敵時間さんのミニチュア。かわいい。
持って行ったコントローラーケース。さすがに好き。
道中のお供。
プラスチックスプーン折れてお姉さんに新しいのもう一個もらいました。

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