体育祭の競技徹底解説!【台風の目編】

今回詳しくみていく体育祭の競技は台風の目。

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私の小学校・中学校では定番競技で、一見地味ですが結構ちゃんと作戦会議もして盛り上がっていた競技なのですが、皆さんご存知ですか?


ルール

4~5人で1組になり、長い棒を持って走る競技です。地域によっては「うずしお」や「ハリケーン」「タイフーン」などの呼び名があるようです。

①最低2チームでの対戦になります。
②試合開始の合図があるまで、棒から手を離した状態でスタートラインで待機します。
③スタートの合図があったら、最初の組は一斉に棒を持ち、走り始めます。
④コーンが1つの場合は、コーンを1~数回まわってから折り返し、次の組に棒を渡します。コーンが複数ある場合は、それぞれまわりながら走り、すべてのコーンをまわったら次の組に棒を渡します。(走り終わった後、棒を次の組に渡す前に、全員の足元をくぐらせるルールもあります!)
⑤最初にすべての組が走り終わったチームが勝利となります。


4つの必勝法

①メンバー選び

4人~5人がひとつのチームになります。1つの棒を持って走るのですから、とうぜん走者は足並みをそろえなければいけません。

この時に大切なのが、走る速さが同じくらいの人同士でチームを組むこと。

早い走者が勝手に自分のペースで走れば、他のメンバーはついてこられなくなってしまいます。50メートル走のタイムなどを参考にするといいかもしれませんね!

②棒をもつ順番と握り方

棒の両端を担当する走者をとくに慎重に選びましょう! これによって、コーナーを回るスピードが格段にアップします!

外側になる人は足が速い人を選びましょう。1番走距離が長くなるので、置いていかれないことが大切です。また、体重が軽いほうが遠心力を抑えられて有利になりますよ!

中心になる人は一番体重があって体格がいい人を選びましょう! 遠心力で外側に引っ張られそうになりますので……!

続いて握り方について。コーナーを曲がるときは、片方の手を棒の下側から握ったほうが回りやすくなります。綱引きの綱と同じ握り方ですね!

とくに、両端になる走者は遠心力の影響を1番受けるので、この握り方がオススメです! 直線時は、普通に上から握って、コーナーを曲がるときに綱引きの綱を握るように持ち替えるのがコツですよ♪

③コーナーは極力小回り

コーナーは、出来る限りコーンの近くを小回りに走るのが基本! 大周りするほど走る距離が長くなるので不利になってしまいます。

コーナーをまわるときはなるべくコーンの近くに固まって走りましょう。そうすることで走る距離が短くなり、小回りすることができます。

中心の人は足踏みする感覚で。決して走らず、コーナーでは常に引っ張るイメージを持つと、外側の人が走りやすくなります!

④感覚を詰めて棒をジャンプ

最後は次の走者にバトンタッチするときのコツです。待っている側も油断できないのがこの競技の醍醐味ですよ!

待っている生徒の前後の間隔もなるべく詰めておきましょう。足下をくぐらせる距離が短くなって有利になります。

棒は地面に置かず、手渡しのほうが受け渡しがしやすくなりますよ!

最後まで気を緩めずにいたいですね!



いかがでしたか?

単純なようで奥が深い競技、台風の目。

しっかり作戦を立てて練習を重ね、勝利を目指しましょうね!



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