体育祭の競技徹底解説!【棒倒し編】

スポーツの秋🏃‍♀️

ということで、体育祭や運動会の競技について深掘りしていくこの企画。

前回はムカデ競走について深掘りしていきました。

私個人的には、このムカデ競走がどのくらいの知名度なのかというのが気になるところではありますが……。笑


まあそれは置いておいて、今回は【棒倒し】について解説したいと思います!

棒倒しと聞いて、「あー! あの競技ね。」とピンとくるものでしょうか?

中学時代はこの競技が取り入れられていて、男子たちの騎馬戦の次に派手で危ない競技っていう認識でした。笑


ルール

棒は約3〜5m、よじ登れるくらいの強度を持つ丸太状の木柱を使用することが多いです。また、立てて支えるためのロープを数本取り付けられている場合があります。

1チームに対し1本(複数割り当てられる場合もあるそう。)を決められた位置に立て、防御メンバーの一部が取り囲んで安定させます。攻撃メンバーは競技場内を移動して、相手チームの棒を倒しにかかります。棒が倒された場合、その棒を守るチームは負け。1チームに複数の棒が割り当てられている場合は、その棒を守っている競技者は脱落となります。

棒が倒されたと判定される基準としては、以下のような基準が使用されることが多いようです。

・棒が物理的に倒れた場合、あるいは決められた角度以上に傾いた場合
・棒の地面に接するべき部分のすべてが地面から離れた場合
・棒の地面に接するべき部分の一部が地面から離れた場合
・棒の先端に取り付けられた旗などを奪われた場合

1番分かりやすい基準は1番上のものですかね。

小学生が行うときは、安全面を考えて1番下の基準を用いることもあるようです。


防衛大学校学園祭の目玉!

画像1

横須賀に校舎を構える防衛大学校の学園祭は、この棒倒しが目玉なのだとか。

学生の闘争心を育成するために古くから続いている競技で、なんと、150人VS150人という規模で行われるのだそう! 寝食をともにする仲間達との戦い……物凄く熱いものがみられそうですよね!


海外の反応

あの有名なニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は、「日本でもっともワイルドな競技、棒倒しの組織されたカオス」という見出しで、東京のある有名私立高校で伝統となっている棒倒しの様子を伝えています。大人数が入り乱れて激しい攻防を繰り広げる棒倒しは、初めて見る人には集団のカオスに見えるのだとか。笑

CNNは、戦略性のある競技として棒倒しを紹介しています。CNNの記者は棒倒しの試合を見ながら、「ラグビーであり、アメフトであり、レスリングであり、相撲でもある、クレイジーで独特のものだ。こんなのは見たことがない」と述べています。


日本の棒倒しの映像をみた海外の方の反応がなんだか物凄くステキなので、よかったら見てみてください。笑


実は映画がある!?

棒倒しをテーマにした映画があることをご存知ですか? 私は全く知りませんでした!笑

映画『棒たおし!』は、2003年に公開された日本映画。

普通の高校生の高山次雄はある日、いたずらでポールに登った姿を久永勇に見られてしまう。棒倒しの才能があると言われ、競技に出る羽目になるが・・・・・。

というあらすじで、競技の棒倒しに青春を掛ける高校生たちの姿を描いた青春映画なのだそうです。90分ほどでさらりと見られるので、気になる方はぜひ、見てみてくださいね!


いかがでしたか?

まさに男同士のぶつかり合いである棒倒し。怪我には十分気をつけて、今後もこの競技が続いていけばいいなぁと思います。


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