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『あの人言い方はキツいけど、言ってることは間違ってないからなあ』
怒ってるわけじゃないよ、言い方がキツいだけで。
と、フォローされている人を、仕事していると見かけます。
し、私も気の知れたメンバーが、他の人に対して、少しキツめに話しているのをみた後に、
「あれは多分、怒ってるわけじゃなくて、元々話し方が淡々としてるねんな〜・・・」
とフォローしていることもあります。
・・・果たして、それでいいのかなあ、と。
ある程度、関係値の高まった仲、とか、前から一緒に仕事してた、とかなら分かりますが、
初めましての人とも仕事したり、未経験の人に教えたりすることもある中、
他の人から
言い方きついけど、あの人は元々ああいう人やし、気にすることないよ、大丈夫大丈夫。言ってること間違ってるわけじゃないし。
と擁護されたとて、
言われた側は、指摘されたこと以上に、
無駄に恐れ、を抱く場合もあるわけで。
その後、
これも言いたいけど、あの人ちょっと怖いしなあ・・・
とか考えてると、
それこそ円滑に仕事も進まなくなってしまう、
とか、
その人との意見の対立を意図的に避けようとしてしまったり、
とか。
めんどくせえなあ、と私は思うわけです。
というか、他人からそうやって擁護されてしまってる時点で、ダメなのでは?とも考えたりする。
忙しすぎることも、機嫌が悪いことも、
それは他人には関係ないので
一切それを出すな、とは言わないまでも、少しくらい人に余計な感情を生ませない、ことに配慮するべきだと思います。
・・・これが甘え、という世の中だったら、
みんな仕事に命かけてて偉いね、ということで
もうなんかいろいろ諦めたい。
感情的や性格的な部分を一切排除して割り切ると
仕事する上で必要なことは意見したり、訊く必要があって、でも、その中で相手の機嫌とかを伺う必要は全くないし明らかな暴言とかじゃなければ気にすることでもないからそんなどうでもいいこと考える前にさっさと仕事しろ。
となるわけですが、人間なので。そんなうまくできてないじゃないですか。
とにかく!効率!を追い求めるのももちろん分かりますし、私もどちらかといえば効率厨です。
馴れ合いがしたいわけではないのですが、結局のところ、それなり関係値が高い方が、何かとスムーズに進むわけで
あの人が詳しいけど、訊きにくいしなあ、と思われる人物よりかは、
言ってることも納得できて、怖くない人がいるだけで一気に業務も進めやすくなったり、それこそクライアントに提供できるサービスや物のクオリティも上がったりする気がします。
これでやっと、余計なことを考えずに、業務に集中する、ことができるようになりますしね。
そんな私も教えたり、マネジメントの立場で苦戦することもちらほら。それでも、わかりやすいです!って言って質問やアドバイスを聞いてくれる人がいてくれるのは、
フィードバックの言葉キツすぎたかなあと思ったときに、
「・・・まあ、こんな感じ!あとは気合いで!笑」
とさっぱりさせたり、ちょっと雑談挟んだりと、それなりに他人からの見え方に気を遣ってるから、だと思っていますし
私自身も、そういう人と仕事する時の方が、100%、いや120%の力で役に立ちたい!という気持ちが生まれたりするんですよね。