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現代4コマ振り返り・作品セルフ解説(8/15〜8/25)

備忘録記事を書くのも2回目。
アカウント初めてからもう20日以上も経つのが正直信じられない。

「信じられない」というのは、思ったより短いという意味でも、思ったより長いという意味でもある。
体感で言えばあっという間だが、細かく思い出していくと充実しているように感じる、といったところか。

自分で言うのもアレだが、正直、前回ほどの読み応えはないと思う。
なんせ「初めて作った作品」も、前回みたくめちゃくちゃ伸びた作品もないのだから。

「あなたは枠の外にいて、」81いいねまで行ったのでまだいいねしてない人はいいね押してくれ…100いいね行って公式にRTされたい…。

まあ元々の動機は備忘録だし、読み物としての面白さはあくまで副次的なやつだからいいか!

8/15 「恋愛ゲーの選択肢」


鈴芽もず√ イベントスチル「恋雀と踊り明かして」

8/14は備忘録記事の執筆とかのあれこれで作品を上げられていなかったので、作品投稿は一日開く形になった。

元々「RPGとかノベルゲームの選択肢」を元ネタで何か作ろうとしていたところ、そういえば恋愛ゲームのパロディ的な投稿を作ったことを思い出し、それを元に作品化した一作。

元ツイートで「友人枠」としていたコマ人間を立ち絵として表示し、彼(「彼」でいいのか…?)から情報を聞き出す画面のイメージは作り始めてすぐに浮かんだ。

で、肝心の選択肢4つをどうするかと悩んだ結果、元投稿を書く上で「部員」としてイメージしていた「VirtuNym」のキャラクターたちから選出することに。

VirtuNym(ヴァーチュニム)というのは「仮想空間に存在する 『もう一人の自分』というコンセプトを持つデジタルアイデンティティ」らしいのだが…正直説明が難しいので概念提唱者のいとととさんが書いたnoteとか読んでくれ、うん。

とりあえず「主に現代4コマ作家の擬人化というかアバターみたいなやつ」と超ざっくり解釈してくれたら今はそれで構わない。

で、VirtuNymからどの子を選ぶか考えた結果、「元投稿で『幼馴染』と設定した4コマ子」「現代4コマの創始者であるいとととさんが元である伊兎とと」「学級委員長キャラ=学生だから人ノ生」の3人に加え、「一番好きなので鈴芽もず」を入れようとしていた。

ただ作っていくうちに「これコマ人間を口説いてる方が面白いな」と気づき四つめの選択肢は「君」になった。

鈴芽もずへの愛もどこかで作品に昇華したい…もずもずしてきた…。

8/16 「窓に綴った思い」


ザァァァァァァ…

結構自信作で、正直もっと伸びると思ってた一作。

今になって見返せば絵がシンプルだし、「貴方は枠の外にいて、」ほど「4コマ」から外しに行ったりしてないので、まあ仕方がない。

いまいち時間経過が分かりにくいのが我ながら欠点だなと思っている。外の景色をもう少し弄ってもよかったな。いつかリベンジしたい。

8/17 「障子越しのせいで、23コマに」 / 「残念、5コマでした〜!」


超忍法・影の舞!


現代4コマ、次作もお楽しみに

連作。シンプル寄りの作品に憧れがあるので、「〇〇のせいで、●コマに」の系譜の作品を作ってみたかった。

障子越しに影だけ見える演出は「忍風戦隊ハリケンジャー」より必殺技の「超忍法・影の舞」から着想を得たもの。あれカッコ良すぎない?(厳密には私が見たのは海賊戦隊ゴーカイジャーなのだが、ここの説明は興味ある人少ないと思うので省略)

「残念〜」の方は一作目を作っている最中に思いついたアイディアなのだが、一作目のタイトルで「"4コマが"23コマになった」とは言ってないのを地味な伏線にしている。

特に言及してなかったが、オモコロチャンネルの「終了画面選手権」より「なにがあるのうた」のパロディにもなっている。障子でシルエットといえばやはりこれだろう。

8/18 「こことは別の世界、Earth-20240912からやってきた、その世界における"4コマ"」


「4コマだよ、僕の世界ではね」

「4コマでないものを4コマだと言い張る」系譜の作品。
どうやって5コマを「4コマ」ということにしようか考えた結果、「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース」というゲームで「この世界では"寿司"はスポーツとして定義されている」というトンデモ理論が出てきたのを思い出し、「その世界ではこれが5コマである」と言い張ることにした。

ポータルのデザインが「ドクター・ストレンジ」のもので、背景が夜の路地なのは「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」で「アメイジング・スパイダーマン」のピーター・パーカーが訪れるシーンのオマージュ。

こことは別の世界こと"Earth-20240912"はMARVEL作品におけるマルチバースの表記方法に乗っ取ったもので、名前の後ろの数字は「現代4コマ宣言」が行われた日の日付にそれぞれ1を足したもの。

それにしても作品制作のインプットが変すぎる、なんで「そろ寿死」と「スパイダーマン」なんだよ。

8/19 「純粋4コマ主義 タペストリー 【#現代4コマ】 いととと (略)」 


ファンアートが勝手に使われているタイプのやつ

多分私の作品史上ぶっちぎりで元ネタが伝わりにくいやつ。

Amazonで主にアニメ作品のファンアートを無断で使ったタペストリーがめちゃくちゃ販売されているので、その手の商品のパロディになっている。

こういうやつ

実はしばらく寝かせていただけで、この作品自体は活動始めて間もない時期に制作していた。
何で当時の自分が「Amazonの無断販売タペストリー」に手応えを感じていたのか本当に分からない。

画像そのものじゃなくタイトルでボケる方向性の作品を作りたかったのだろうか。

8/20 「任天堂も現代4コマを応援しています」 / 「いとととの再利用の4コマ」


現代4コマミュージアム、京都に開設

ニンテンドーミュージアムダイレクトの、「任天」の文字が額に飾ってあるシーンに純粋4コマをコラージュした作品。
一応、額の中に収まっていた「任天」の文字と背景色を合わせている。

それ以上でもそれ以下でもない、本当に勢いで作った作品。


誰やねん

いとととさんが4度目の「誰やねん」でバズっていたから作った作品。
「ダブルフレーズ」をいじる流れができていたので「クアドラブルポスト」として紹介した。

「誰やねん」を4回も投稿してる事実と、2回目は特に伸びていない事が面白すぎたので、それを知って欲しくて作った作品。

これも特に工夫がない。

8/21 「うまトマの7コマ」/ 「Num-3、なんか海外のインディーゲームに出てきそうなキャラデザだなと」


あまりにも美味い

春とヒコーキの土岡さんが一推ししている事でおなじみのうまトマの、パッケージに描いてあった7コマ。

今が期間だと聞いて初めて食べたが、あまりにも美味しかった。
一口目の、最初に舌に触れた瞬間から放たれる一撃。
その旨味を確実に支える白米とトマトの酸味が、次の、そのまた次の一口を誘う。

フランス料理とかのような奥ゆかしい旨味とはむしろ真逆な、とにかく重い一撃を叩き込み、強い後味を残していくタイプの美味しさだった。

ところでこれ、何のためのにラベルに書いてあるんでしょうね。
特殊な指示があった場合に印つけたりするチェックボックスなのかな。


*ウェルカム エビバデ!

現代4コマ作家・なむさんのVirtuNymこと「Num-3」が、海外のインディーゲームとかカートゥーン作品に出てきそうなキャラデザで、かなり好みだったので作ったファンアート。

UNDERTALE風にしたのは、一輪駆動のフォルムにどことなくUNDERTALEのキャラクターである「メタトン」っぽさを感じたから。純粋に自分の好きなゲームだから、というのもあるが。

普通に作っただけだと4コマ要素が足りないことに気づき、背景と"コマ"ンド、名前を4コマにしている。これ、現代4コマでいいのだろうか。

地味なこだわりポイントとして、一応フォントとか解像度は原作のそれに合わせてある。

8/22 「見たものを感動させる4コマ」


勝手に思わすな

黒い画面の反射で映る顔を利用して作った4コマ。

反射の顔を生かした作品を作りたいというアイディアは前からあり、一度作品を作ったりもした。(没にしたが)

没作品「We will rock "you"」
没理由:黒い部分が小さすぎて顔が反射しない

で、思い切って黒い画面を最大限まで広げ、それで何かできないか考えた結果、「画面の中心に鑑賞者の顔が写るなら、横に吹き出しを置けば鑑賞者が喋っているかのように見せられる」ことに気づき、それをそのまま作品にした。

いつか鏡を使って「実物」を作りたい。

8/23 「全部のコマのメーカーがバラバラ」

いとととさんによる純粋4コマのフォーマットを眺めているときに思い浮かんだ作品。

4コマのフォーマット、すなわちコマ枠のサイズは結構人によって異なるな、という気づきを「4つの枠のスタイルが全て違う」という形で表現してみた。

このネタをやるからには実際に他の人が使っている4コマの枠を使いたいと思い、いろんな方の作った純粋4コマからコマ枠をコピーして4つ組み合わせた。

こうしてみると千差万別。いとととフォーマットの縦の長さが際立つ。

8/24 「JR×現代4コマ コラボキャンペーン① "コマ"込駅を現4作家がジャック!?」


ほぼ不可能に近いけど、いつか実現してほしい

「コマ」からの連想で「駒込」を思い浮かべた時、「京急蒲田駅」がタコハイのコラボで「京急蒲タコハイ駅」になっていたことを思い出し、架空のコラボをでっち上げようと決めて作った作品。

「JR×現代4コマコラボ」の「そんなわけないだろ感」のインパクトと妙に丁寧な画像の組み合わせが個人的に好み。


jreast.co.jp/4koma ←あり得ないリンクすぎる

看板の方の駅貼りポスターっぽさをイメージして作った嘘のティザービジュアルもある。ちなみにQRコードの飛び先はWikipediaの「嘘」の項目。

8/25 「バンダイが出してるカード読み取り式の玩具の識別部」

あなたのカード読み取り式玩具はどこから?
私はディケイド

割と初期に作って温めていた作品。
バンダイが出しているカード読み取り式玩具は、多くの場合独特のバーコードを読み取り部に用いている。

古くは「仮面ライダー剣」のラウズカードに始まり、「仮面ライダーディケイド」のライダーカード、「大怪獣バトル」の怪獣バトルカード、「天装戦隊ゴセイジャー」のゴセイカード、「ウルトラマンデッカー」のウルトラディメンションカード、そして「仮面ライダーガッチャード」のケミーカードと、何年も使われている由緒正しい(?)規格なのだ。

とにかく、そのバーコードがこのような形状をしているという、どこかしらでバンダイのカード読み取り玩具に触れていないとわからないあるあるネタだ。

実はこの日は、玩具がカード読み取り式だった「仮面ライダーガッチャード」の最終回だったので、そのタイミングに合わせて投稿している。

後書き

前回の記事、「現代4コマの投稿を始めてから、『貴方は枠の外にいて、』で良い評価をいただくまで」の期間のまとめだから綺麗に収まりすぎ!!
今回なんて最後に趣味の話して終わったようなもんだぞ、良い加減にしろ。

というか、そもそもあのクオリティを毎回出せるわけがない。無理だ。

この10日間、手応え感じてた作品が伸びなかったり、微妙だなと思ってた作品がそれなりにウケたり色々あって、改めて実感した。

手応えも反響もあった「貴方は枠の外にいて」はミラクルだ。

もちろんあの作品は自分でも上出来だと思っているけど、じゃあ次またあのクオリティが出せるかと聞かれたら首を縦に振ることはできない。

私の当面の目標は、あの作品を超える、それが無理でもせめて並ぶくらいの作品を出すことになりそうだ。


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