ごちゃごちゃ言わんと誰が一番キショいか決めたらええんや

芸能人でも作家でも別に何でもいいんだけど、もし自分が大勢の人様の目につくような場に出たとしたら、俺でもファン付くんかなってことを想像する。コイツ人気あんのかな〜みたいな奴でも支持者はいるからたぶん数人はファンが付くだろう。ただそれは、俺のことを心からいいな!って思う真のファンなのか、テレビに出てるからとか最近本書いたとかそんな理由でファンなのかどうかは分からない。だけど大体はみんな肩書き目当てなんだろう。実際どんな人かとか知らんし。人気ないけど流行りのグループの一員なんだってとかせいぜいそんなもん。どんなにカッコつけたって、住む世界が違ったって、誰でも人は消費されるだけ。何か価値を生み出してるなんて嘘。他人のクソ食ってクソして、そのクソを他人が食ってまたクソするループ。かなりエコで好感が持てる。

文章が書けなくなった時の自分が一番健康。
今は割と絞り出して書いてるのですごく気分がいい。納豆のコクを信じられないくらい感じられる。気分が良くない時はただ臭え豆。気分が良くない時は体が重いとか脳みそがどうとか以上に嗅覚がおかしくなる気がする。電車がやたら湿っぽい、晴れた日は焦げくさい、本屋行ってもクソしたくならない。今思い出せるのはそれくらいなんで、俺は今すごく体調がいい。

悩んでも仕方がないことはやはりある。どんなに頑張っても最低この日までは終わらないよってこととか。これがもう嫌いで嫌いで、さっさとやるから早く終わった奴から帰れるようにしてくれよってずっと思ってきたけど、もうそう決まってる以上は諦めるしかないってのがようやく分かってきた。時間まで寝るとか、落書きするとか、別解考えてみるとか無理矢理にでも楽しもうとしないとダメで、みんなはすでにこれを実践してたらしい。すごい。いちいち何でこれはこうじゃないの?って気になるのは個性でもなんでもなく、所詮は我がに箔つける用のボランティア。やらんでもいいこと無理やりやって、この悩みは自分だけのものですなんて今思えばアホほど馬鹿げてる。一旦は思考停止して迎合してみて、城入ったらめちゃくちゃやってやればいい。この歳まで生きてきてファンもいない奴の個性なんかたかが知れてるし、元々無くなるほどのものでもない。俺もそのうちの一人。たまには何にも考えず寝巻きで近所をふらつこう。

あと余談だけど、パンピーが日々生きてる中で獲得できるファンって何すか?友達も恋人もファンじゃないし(ファンだとしたら恥ずかしい)、かといってコミュニティの誰かの首根っこ掴んで推し!とか言ってる奴はブリバリでキモいし、結局答えは分からない。人のことを褒めれば褒められるようになるのかしら?褒めてくれたらファンとかそこまで短絡的ではないけど。ちなみに褒められるためだけに生きてる奴は手がつけられない。なんか頑張ってください。知らん先輩に色紙書くくらいのノリで接する。ただ褒め上手は可愛がられるのでなっといて損はない。俺も下半期目指すはさしすせその男。いや〜、無理。


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