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スティーヴガッド見てきました。

Spirit of Chick Corea Band
 featuring スティーヴ・ガッド、ミカ&リチャード・ストルツマン、塩谷哲、井上陽介。

本当に素晴らしかった。

皆んな素敵やったけど、なんかスティーヴガッドってオーラヤバいね。

そして言わずもがなドラムは本当に良かった。

色んなライブ見てきて色んなドラマー見てきたけど、今回初めて「これはお手上げだ」って思わされた感じする。
あれは俺が何十年ドラム叩いたからって身につけられる技術ではないって事はこの拙い感性でも理解できる。

特に何に感動したかって、とにかく音が綺麗やったこと。
その音楽にそのタイミングで必要な音がバシッと出てくるって感じ。
1枚のシンバルから本当に色んな音が出てくる。
スネアやタム、キックにしてもそう。
一音一音小さな音も全てが音楽的。緩急の付け方とか。
あの音楽はスティーヴガッドが居てこそ成り立ってるってのが本当によくわかる。

そしてあのグルーヴ感。
2拍4拍で顎をしゃくり上げるような動きが特徴的で、そのリズムの取り方に秘密があったりするんかなーと思った。
でも同じように叩いても絶対あの感じでらんよなー。なんなんだあれは。
小さな音量で叩いててもドラムがだらっとしてなくて、ばっちりグルーヴしてた。

そういや、
「スティーヴガッドは別にデカい音で叩いてるわけじゃないけど、タイミングが良すぎるが故にスパーン!と抜けて聞こえてくる」
って誰か言ってたな。

まさにそんな感じ。

まあこんなにスティーヴガッドのこと語ったけど、実はリチャードストルツマンのクラリネットに1番感動したっていう。
なんというかあまりに情緒的で美しかった。
初めて人の演奏見て泣きかけたよ。
泣いてないけどね。泣いてないよ。(T ^ T)

本当に素晴らしいステージでした。

夜行バスでのんびり帰ります。

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だいすけ
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