Why Not!
昨日からのカリプソ続きです。
ミッシェル・カミロさんの代表作の一つ。
キメキメのフレーズを切れ味良く演奏するのはニューヨークのミュージシャン。
演者の両端、結構距離があると思うのですが、なんでこんなにピッタリ合うのでしょうか。
音符のないところに音が無い。
当たり前なんですけど、自分がやってみると本当に難しいです。
ベースは、私の固定記事Cantabile他、頻出ベーシストのアンソニージャクソンさん。
渋い顔で演奏するイメージですが、ここではとても楽しそうです。
アンソニージャクソンさんの前でサックスを構えるのは、ルー・マリー二さん。
映画「ブルース・ブラザーズ」アレサ・フランクリンさんの歌う「Think」の後ろで、カウンターに飛び乗ってサックス吹いていた方です。
他にもジャズ・フュージョンのアルバムで名前を見かける方ばかり参加され、とても素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
ところで、活字でWhy Not!と書いてあるとどのような意味に捉えるのが一般的なのでしょうね。
私は、場所は覚えていないのですが、海外で出会った現地コーディネーターさんの助手の方を思い出します。
何を頼んでも「Why Not!」で返してくるのですよね。
ということで、私の脳内翻訳は「はい、よろこんで!」という居酒屋的な和訳になります。
もっとブルース的な解釈だと、ニヤッと笑って「まあ、いいか」なんて和訳もあるかもしれませんね。
カミロさんとバンドの「Why Not!」は、どういう解釈で演奏されているのでしょうね。
私は、きっと各人それぞれ自由かなと想像しています。