5.27 佐世保港クルーズ
今日5.27は日露戦争完勝記念日らしく、戦前まではこの日を海軍記念日とし海軍が置かれた街々では歌とダンスとおいしいお料理的なお祝いを大々的にしていたそうです。そんな日のヒトヒトサンマル11:30発艦の佐世保港クルーズ。
天気も良く穏やかな凪の上を高速船で回遊してきました。佐世保にいながらその港へは一度も出たことがない理由は、港には機密事項を含む海自や米軍の艦艇が置かれてるからです。でも数年前よりそれも観光資源にして売り出そうという規制緩和がなされたようで、前から一度行ってみようと思っていました。
きっちり1時間のクルーズは満員御礼です。土日の午前に一便づつなので、もっと増やしても客は集まるだろうにそれができない理由もあるのでしょうね。多分。
アメリカ最強とされる第七艦隊の一部が佐世保に配備されており、その中に強襲揚陸艦「アメリカ」って艦艇があり、それを近くで見たかったんですよね。名前が「アメリカ」って意味深なのですがね。
アメリカの「アメリカ」って名付けられるほどなので、第七艦隊エース級の艦なのでしようかね。見た目は空母(航空母艦)ですが実はそうではなく、強襲揚陸艦というその名の通り、海から敵地に入る場合の上陸作戦にこの艦が前線を切って入るそうです。
荒くれ者のメリケン海兵隊を満載したこの艦はステルス戦闘機や輸送機オスプレイなどが多く配備された最新鋭の強襲揚陸艦なのだとガイドさんの説明。沖縄ではなく佐世保なんですよね。第七艦隊にしろ「アメリカ」にしろ、海兵隊にしろ。です。
日本の掃海艇や神の盾イージス艦やその護衛艦もたくさん停泊していました。
その奥にはSSKという造船所があるのですが、ここは元の海軍工廠で多くの戦艦がここで造船されていました。戦艦武蔵の一部も佐世保で造られたようですね。
海側から市街地を見たことがなかったのでそれは新鮮な景色でしたね。弓張や烏帽子が横並びでその麓の市街地が一列に並ぶ景観がジオラマを見てるようで楽しい。
その名もアメリカ。海自の艦艇には近づいてくれるけど、米軍のは遠巻きに眺めるだけ。そんな佐世保港クルーズ。
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