片付けれないワシが片付け得意になった経緯①
年末ですね。みなさん大掃除しました?
ワシ、今年は引っ越しが半年前だったこともあって、大断捨離も完了していたし家自体もあまり汚れてないので簡単にすませました。
普段と変わらん感じ。(上記写真は掃除後の我が家)
昔は片付け大っ嫌いというかできないと思い込んでた(笑)
そんな思い込みをおそらく43年は抱えてたと思うが、6年ほど前から家が散らかりづらくなった。散らかしても5分で片付く程度に収まるようになった。
だからって別に、散らかすのを我慢しているわけではない。
散らかる時は散らかるが、スグに片付くから散らかってる感じがしないし、普段から片付いて気分良いお陰で、散らかったときの気分悪さには我慢できなくなっているからだとも思う。
片付けれないって事は、全てにおいて散らしっぱなしになりがちだと自分の人生で思う。
モノを捨てれないってのは、全てにおいて不要になったモノ事や人間関係までズルズルいってしまって、結果、自分を苦しめる元になるし、誰得にもならんなと今では思う。
片付けられない・モノを捨てれないのがダメとか悪いとかは思わない。
(自分もそうだったし)
片付けられないのは、「片付け方を知らないだけ」だと自分の人生で思うのだ。
それに、片付けれるなら・不要なモノはさっさと捨てれるなら、そうあった方が人生の快適さにも計り知れず影響しているなと、実感している。
掃除や片付けの価値観が一変し、片付けられない人というセルフイメージだったワシが、家がいつも片付いてる人というもんに変わった経緯を書いてみたいと思う。
実は片付けについてはワシの人生遍歴にも触れるくらい長い話なので(笑)記事を分けます。よろしかったらおつきあいを。
ちなこの①の続きの②は下記で。(文末にもリンクあり)
当記事の目次は下記ッス。
◆子供の頃から6年前の43年間「片付けられない散らかし魔」
子供の頃から出したものは出しっぱなしだし、それで行方不明になるモノ数知れず。オカンにいつも「散らかし魔」「出したら出しっぱなし!」とよく文句を言われてた。
が、別に死ぬわけでも無いし、無くなったら買えばいいやん?と考える子供だったのでオカンの嘆きはワシにとっては馬耳東風(笑)
気にはしないが、こういう事がずっとあったので自分の中で自然と「自分は片付けられない散らかし魔」というセルフイメージが定着していったんだろなと今では思う(笑)
高校を出てから一人暮らしをはじめてもソレは変わらず。
自分的には自分の城を持てば少しは片付けるんじゃね?なんて淡い期待を抱いたが、甘かった(笑)相変わらず散らかし放題(笑)
さすがにちょっと嫌になったが、あまり家に居ない事もあり、散らかったモノを片付けるわけでもなく、部屋の隅に寄せて空間を作るという愚行をやってしのいでた(ほんとバカw)
片付けよう!と思う事もあったが、片付けが慣れないヤツは、片付けるのではなく「しまい込む」ので、片付けたが最後、しまい込んだブツは行方不明になる(笑)引っ越しの時に「こんなところにあったー!」って思う事はザラだw(そのときにはもう不要品w)
で、一人暮らしして少しして、男と住むようになった。
そしたら奥さん、奇跡は起こるわよ(笑)
一緒に住んでた男どもは全員自分から片付けるタイプが多く、ワシが掃除や片付けしなくても文句言われた記憶が無い(笑)
ワシが聞いてなかっただけかもだが、あの散らかしっぷりならオカンのように嫌み言われたりヤイヤイ言われたら、多分ワシはブチ切れている。
が、そんな記憶は一度も無かったから言われてないんだと思う。
会社も自分のデスクはカオス。書類が山のように積まれそれでもどの書類がどこら辺の階層にあるか把握してた(笑)(レイヤーか)
なので、別段困ることもなかった(笑)
無くしたら困るものは、最初から逆に目に付くところに置いて、無くさないようにしていたから困る事も無く。
結婚すると、「片付けられない私」に変なスイッチが入った。
「家が汚い嫁はダメ」って思うようになった。
どこから仕入れた情報やねん?
それでも片付けは苦手だ。片付けたが最後、ブツは行方不明になる。
さらに、当時は仕事の忙しさで家事を逃げていたヤツだったので(笑)なんとかしなければ!と思ってひらめいた(笑)
オカンに週1回、家を掃除しにきてもらってた。週1でピカピカに磨いておけばそこから散らかってもまた翌週片付ければ良い的な(笑)
オカンもワシと週1回会えるし、オカンも楽しそうだったので一石二鳥である(救いようないなw)
苦手はスグ外注する発想は、デザイン業で培われた(笑)
元旦那は、ワシが散らかし魔だとは思ってなかったと推測(笑)
(他の男と同じように黙ってただけならマジ笑うわw)
そして、結婚して6年くらいで離婚して、ワシの「片付けられない人」を「片付けれる人」に変わるきっかけになった人間に出会うのである。
◆片付け方を知らなかっただけだったと知った衝撃
ワシはずっと「片付けられない人」だと思っていたが、実は「片付け方を知らない人」だったって分かった。
下記の記事に出てくる「泣きっ面に蜂」のような経験をしたメンズと関わるようになって、自分の片付けや掃除に対する無知さを知ることになる。
このメンズはとても神経質な面もあり、こと、片付けについては鬼だった(笑)
仕事道具とかめっちゃあるのに、きちんと区分けして整理されて、区分けからさらに取り出す・仕舞う計算までしてある合理的さ(笑)
家の中のモノも同じような感じなので、モノは多いし散らかってる時もあるんだが、仕舞うのももさっさとできるようになっているのだ。
で、ワシは当時、このメンズの家に行っては、帰る時によく片付けたり掃除したりしていた。
かいがいしい私アピールである(姑息w
だが、ヤツはそんな上っ面は通用しない。
こと片付けにおいては女子よりも圧倒的に女子力高めで、合理的なそういう部分に今までのヤツの彼女は全て根を上げ苦労したそうだ(笑)
そんな自他共に認める片付け魔でスーパー合理主義を名乗るヤツに、そんな上っ面は通用しない(笑)
ほぼ毎回、後日ヤツの家に行くと、前回のワシの片付け方のダメ出し指導が入る(笑)なにこの鍛錬w
ま、当時は指導とは思って無くて、単なる文句だと思ってたけど(愚の骨頂
けど、その指導内容の原理を聞くと、必ず理にかなっていた。片付け方が単に片付けるで終わってないのだ。美しいくらいに。
その後のまた出して使う時・仕舞う時までちゃんと視野に入れて、収納する場所まで計算にいれて片付けているのだ。
片付けが得意な人には当たり前の話かもしれないが、元々40年以上「片付けられない人」だと思い込んでいたワシは、マジで目から鱗なアイデアをたくさんもらった。
「片付ける=しまい込む」ではなく「片付ける=出してまたしまう事を視野に入れること」ってのを知って、ワシは片付けられない人じゃなく、単に、片付け方を知らなかったんだとびっくりした。
ちなみに、このときの指導内容は、ほぼほぼ、今のワシの片付け方の基礎になっている。けど、当時はまだ違った。
得た知識は、実践しないと意味がない。
ワシはそうやって口うるさく学んだ事も、当時は自分には全く活かしてなかった(笑)ヤツの家に行ったときに、ヤツの家だけそうしていた。
文句言われないように、が勝っていた(今のワシでは考えられんなw)
するとまた、そういう本気のヤツには見抜かれる(笑)
「お前どうせ、オレんちだけで片付けやってるやろ??」
おーう、耳が痛い(笑)実際そうだったが、それを言い訳するのに当時は必死だったな(救いよう無いバカw
言い訳して、今度は、その言い訳する姿勢にダメ出しくらうという撃沈ループである(笑うしかないw
今では、ヤツが何故見抜いたかはわかる。
上っ面でやってたって、細かいところでぼろが出るものなのだ。自分の身についている事や当たり前に得意な事を上っ面でされたところで、ペラッペラにしか見えないのだ。日々の鍛錬が無いとはそういうものなのだ。
けど、当時のワシはメンタル系なんぞ知らんし、そんな事を知る由もなく「何でこいつ、そういうところだけ察しがええねん!」とプンスコしていたものだ(もう誰かこのバカ止めてw)
自分が身についてない事を、さも身についたように張り切ってやろうとして、それを見抜かれて言い訳するというペラペラ部分を指摘されて怒ってたって、ただの八つ当たりやん(笑)
で、自分に活かさないまま2年ほど過ぎて、ワシがメンタル系の世界に飛び込みだして、そこから、「片付けるの嫌い」から「片付けておきたい」に変わる事が起こった(というか自ら起こした)
◆片付けめんどくさい⇒片付けたい!に変わった出来事
ワシがメンタル系の世界で学びだして、一つの自分なりの幸せポイントとして当時見えた事に「何でも徹底的にやってみる」というのがある。
たとえそれで失敗しても成功しても、とにかく気が済むまで徹底的にやれば、次の境地が自然と見えてくる、というもの。これは未だ揺るぎない。
今から書く事も揺るぎないものにさせてくれた出来事の一つになっている。
当時は、フリーでは食えなかったので広告代理店に勤めていた。
まだ勤めだして1年ほどしかたってなくて、慣れない雰囲気も手伝い、自宅なんぞもう、散らかし放題である(笑)
で、さすがにちょっと散らかりすぎて(脱いだ服とかそのままだし)、嫌気が差してきてきて、また、自分の片付けられない性分を責め始めた。
どうせ一人暮らしである。いわゆる汚部屋になろうが構わないハズなのに、何で同じ事を繰り返してるだろう?と思った。
片付け(風味)⇒しばらくモノをなるべく出さない・散らかさないように我慢⇒気が緩んだり忙しくなるとまた出しっぱなし⇒モノを押し入れに適当に押し込み(コレが片付けと思ってたw)行方不明⇒無いと困るものは買わなきゃしょうがないので散財⇒自己嫌悪
これをずっと繰り返してるぞ、と、思った。
前の章のメンズに学んだ事も当時は学びとおもってねーし微塵も活かしてない(笑)
そのときに、ふと、
「このまま部屋を散らかしっぱなしにしたらどうなるんだろう?」
って思った。
うはー、ワクワクする反面、めっちゃ怖い(笑)
本当に汚部屋と化したら一人で片付けるって多分時間的に無理ゲー。
そのまま汚部屋主へとまっしぐら案件だ(笑)
けど、思い立ったらやってみたい!しかなかったので、そこから、もう、住みたいように住み、散らかし放題になった。
引き出しとか押し入れとか、出しっぱなし過ぎて変にスペース空いてきたり(笑)、洗濯物や洗い物は山のようになり、食器に至っては、ついに紙皿とプラコップを100均で買うしまつ(笑)服はそのへんに落ちてる服を着回して、脱いだ服の跡をたどるとその日服脱いだ後何してたかが分かるくらいに(笑)
そんな生活が1週間ほど続いた時、事件は起こった(笑)
当時は仕事もマックスに忙しかったので、そんな散らかりMAXな部屋でも気にならなかったのだが、その仕事がようやく片付いて帰宅した時。
ドアをあけて電気をつけると、家の中が信じられないくらいに荒れている。
もう今までみたことないくらい、モノが散乱しぐちゃぐちゃなのだ。
「空き巣入った!」「ケーサツ呼ばないと!」
ってガチで一瞬、思った(もうバカ過ぎてw
いやまて(笑)今朝、家を出た時もこうだったぞ(笑)とスグに我に返った(笑)
今までは余裕が無くてそれでもいれたのが、一段落ついて余裕出た時に我が部屋を見て我に返った瞬間(笑)
この時に初めて、自分の部屋をみて「片付けたい!」って思った。
部屋をここまで片付けたい!と感じたのはおそらく人生初(笑)
ここまで散らかった事はなかったからだけど。
てことは、今までは中途半端に散らかし、自分を責め、中途半端に片付け風味というしまい込みをして、何処に何があるか分からないからまた出す時に散らかして、自分を責めるをやっていたんだと思った。
で、今までのワシならここからサッサと片付けただろう。
けど、それではまた、今までの繰り返しだなと思ったので、今までと違う事ってどんなだろう?って考えた。(この視点はホント、メンタル系学んだお陰よw)
それは、今までなら考えられない事だった。
そこから加速度的に片付けと断捨離で自分を責める事が激減するのである。
長くなったので、続きは②でどうぞ。
最後までご静聴あざました(笑)
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(内容は適宜更新しています)
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