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年始だから振り返ってみる 48ノ月の壁新聞
48ノ月(ヨハノツキ)です。新しい年をいかがお過ごしですか?
のどが痛いという家族が体温を測ったら37.4度。
コロナ前なら「寝てればいいや」程度のことで、大騒ぎしています。
noteで創作を続けた3年を振り返ってみると、連載を始めた当初、コロナはまだわたしたちの生活に影響を与えていませんでした。
それが、徐々に世界中を覆い、行動範囲が狭まって息苦しくなりました。
ステイホームで外出できない時間を創作に充てて、想像の世界で銀河を旅していました。ちょうど1年前まで毎日投稿が日課でしたね。
通常生活に戻りつつある現在は週一回の連載です。このぐらいのペースでこれからもお付き合いいただければと思います。
さて、この一年で大きく変わったこと。
「銀河フェニックス物語」は戦争のお話です。
銀河連邦と隣の銀河のアリオロン同盟の覇権争いで、辺境の星系が戦地となっており、中心部ではレイターたち特命諜報部員が情報戦を繰り広げています。
「ティリーが軍隊を快く思っていないことは知っているわ。でも、アーサーはどうやったらこの戦争が終わらせられるかをずっと考えている。そして、どうしたら双方が最低限の被害で事態を収拾できるかを基本に作戦を練っている。そして、それを実現するためにレイターが動いている」
レイターの名前を聞くと心が震えた。
「何年かかるかわからないけれど、この戦争は終わる。将軍に言わせるとそのために無愛想な息子とバカ息子が頑張っているんですって」
どうして戦争って簡単に終わらないのでしょうかね。
去年1月から、戦地へ向かう<少年編>をスタートさせたら、2月にリアルな世界で戦争が起こりました。
こういう時代だから書くべきだ。と思う一方で、指が重たくなりました。
現実の戦争が終わるまで<少年編>は一旦保留にしよう、と5月からはほのぼの<恋愛編>を連載。
レイターとティリーの二人にドライブさせたり、テニスさせたりして少女マンガの世界を楽しんでいたのですけれど、レイターの任務は戦争と直結していて、またまた悩ましいところへと近づいていきました。
10月はクリエイターフェスのお題に挑戦しショートショートを16本量産。大変でしたが充実した一か月でした。
11月に入っても戦争は続いていました。終わる気配がありません。結局、<少年編>へ戻ってきました。
簡単に争いは止まらない。わたしが描いているのは絵空事かもしれない。でも、表現は自由だ。
備忘録として3年間の話数を少年時代から順に時系列でまとめてみました。
<少年編> 12話
<ハイスクール編> 8話
<裏将軍編> 4話
<会社員編> 1話
<フリーランス編> (未着手)
<出会い編> 43話(完結)
<恋愛編> 7話
<番外編> 17話(ショートショート含む)
計92話。あっちの世界もこっちの世界も、恒久的な平和が訪れることを願いながら、これからも「銀河フェニックス物語」の創作を続けるとします。
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