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銀河フェニックス物語 <ハイスクール編> 第三話「秘密の音楽室」 第四話「家出してから帰ります」のこと
・<出会い編>第一話からの連載をまとめたマガジン
・<ハイスクール編>マガジン
2020年1月1日から、銀河フェニックス物語<出会い編>の連載がスタート。一年間毎日更新しました。
21年1月1日からは、<ハイスクール編>第一話「転校生は将軍家?!」が始まり、第二話「花咲く理論武装」まできました。
普通であれば第二話の後は、第三話へ進むわけですが、連載は第三話と第四話を飛ばして、第五話「掃き溜めに姫君」へ飛ぶことにしました。
その理由は後ほど述べるとして、<ハイスクール編>第一話から簡単に振り返りながら、第三話と第四話のさわりについてお伝えしましょう。
第一話「転校生は将軍家?!」
将軍家に引き取られた少年が、月の公立ハイスクールへ転校してきました。転校生レイター・フェニックスの日常と騒動を、隣の席のロッキーがおっかなびっくり語ります。
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第二話「花咲く理論武装」
将軍家のお嬢さまフローラは『月の御屋敷』の庭園を管理しています。ある日、居候のレイターが苗を植えるのを手伝ったことをきっかけに、レイターの部屋へ初めて足を踏み入れました。散らかり放題の部屋に驚くフローラでしたが・・・。
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第三話「秘密の音楽室」
レイターが暮らす『月の御屋敷』にはピアノがありません。運指練習をしたいと考えたレイターは、ロッキーに学校の音楽室を案内してもらいます。
音楽の女性教師は、ピアノを弾くことを許可する代わりにレイターに難曲を弾くよう命じました。
母の遺言で人前でピアノ曲を弾かないレイターは、ある行動に出ます。
さらに、レイターはロッキーと一儲けすることをたくらんで・・・。
という、第三話は<出会い編>第二十三話「気まぐれな音楽の女神」とつながる音楽モノのお話です。
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第四話「家出してから帰ります」
レイターと夜遊びをしていたロッキーは、夜中十二時の門限を過ぎて帰宅したことから、母親にお小遣いを減らされてしまいます。
ロッキーは、朝帰りをとがめる人もいない自由気ままなレイターがうらやましくてたまりません。
そんなロッキーにレイターが家出を持ち掛け、二人で家を出ることに。
家出に気付いた、ロッキーの両親は月の御屋敷を訪れ、将軍に猛抗議しました。困った将軍は、息子のアーサーに二人を探すよう命じます。
レイターとロッキーが向かった先は、レイターが転校前に通っていた超難関校のセントクーリエ。治外法権で警察も入れないそこでは、学園祭が開催されていました。
二人の行き先を突き止めた天才少年のアーサーが、名門セントクーリエに乗り込みます。
という第四話「家出してから帰ります」は盛りだくさんで、連載がちょっと長くかかりそうです。
わたしの中では、レイターとフローラの恋物語をお伝えしたら、近く<出会い編>へ戻りたい、という思いがありまして、第三話と第四話はハイスクール編の本連載までお預けするという判断にしました。
でも、いきなり第二話のあとに第五話というのも不自然なので、このような記事でつながせていただくことにしたわけです。
第二話「花咲く理論武装」はアーサーが妹のフローラを心配するところで終わりました。第五話「掃き溜めに姫君」ではロッキーがレイターとフローラの二人を見つめます。
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第五話「掃き溜めに姫君」
学校帰り、ロッキーはレイターに連れられて、月の御屋敷を訪れた。
お屋敷の横はいつも通っている。だけど、門の中に入るのは初めてだった。
「すっげ~、広いんだな」
オレは感嘆の声を上げた。さすがは名門将軍家だ。
「ああ、困ったもんだ」
「困る?」
続きは、明日からの連載でどうぞ。
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