銀河フェニックス物語<少年編> 第一話(9) 大きなネズミは小さなネズミ
アーサーは試しにレイターの前で「緋の回状」とつぶやいてみた。
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「なっ!」
思ったとおりだ。レイターはビクッと顔色を変えて固まった。
わかりやす過ぎる。
「一体君は何をしたんだい?」
「何をって、な、何がだよ」
「どうして君に十億リルの懸賞金がかけられているんだ」
レイターが警戒した様子で僕の目