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銀河フェニックス物語

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舞台は宇宙。恋あり、笑いあり、アクションありのハードボイルド小説「銀河フェニックス物語」の連載マガジンです。最新話をすぐ読めます。
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2021年9月の記事一覧

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(11)

戦艦アレクサンドリア号に帰還したレイターは「ハミルトンがハゲタカ大尉を撃墜した」と泣きな…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(10)

ハミルトンは息子のように感じてしまうレイターから距離を置くようにしてきた。 ・銀河フェニ…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(9)

会社を首になり、有罪判決が出たハミルトンの周りには誰もいなくなった。 ・銀河フェニックス…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(8)

一流パイロットだったハミルトンは、自分の何がいけなかったのかと思い返していた。 ・銀河フ…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(7)

ハミルトンは大手航空会社の一流パイロットだった。 ・銀河フェニックス物語 総目次 ・【自由…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(6)

ハミルトンは「死んだらおしまいなんだよ。ゲームじゃないんだ戦闘は」とアーサーに伝えた。 …

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(5)

敵であるハゲタカ大尉の航行ログは美しい軌跡を描いていた。 ・銀河フェニックス物語 総目次 ・【自由自在に宙を飛ぶ】(1)(2)(3)(4)  レイターはモニターの前でブツブツとつぶやきだした。 「右六十三度旋回しながら、補助噴射。機体傾けたまま、発射…」  自分が作った航行ログを見ながらハゲタカ大尉の操縦をトレースしている。 「つぶやくのを止めてくれと言っただろう」 「あ、悪りぃ」  珍しくこいつが私に謝った。無意識のうちに口にしていたようだ。 「お前、これまでもそ

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(4)

レイターは敵のハゲタカ大尉が操縦する戦闘機の映像を初めて見た。 ・銀河フェニックス物語 …

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(3)

アーサーの相談を受けて、アレック艦長はレイターに航行ログを見せることを許可した。 ・銀河…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(2)

レイターは”逃げのハミルトン”を捕まえることができなかった。 ・銀河フェニックス物語 総…

銀河フェニックス物語<少年編> 自由自在に宙を飛ぶ(1)

14歳のレイターとアーサーが、戦艦アレクサンドリア号に乗っていた時の物語です ・銀河フェニ…

銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十話(最終回) さよならは別れの言葉

S1レースの最終戦から一週間が経っていた。 ・銀河フェニックス物語 総目次 ・第四十話(1…

銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十話(9) さよならは別れの言葉

エースによるとレイターはもうS1には乗らないという。 ・銀河フェニックス物語 総目次 ・第…

銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十話(8) さよならは別れの言葉

ティリーはレイターと連絡を取るようエース専務から指示された。 ・銀河フェニックス物語 総目次 ・第四十話(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7) 「失礼します」  エースの部屋を出て、入り口脇にある自分の机に座った。  これは専務からの業務命令だ。  わたしはレイターに連絡を取らなくてはならない。  どうしよう、とにかくフェニックス号に架けるしかない。  多分レイター本人は出ない。そうしたらホストコンピューターのマザーに頼み込むしかない。  それにしてもレイターがう