はるかれんの歩み
ミリシタの2020年4月の春フェスで天海春香&篠宮可憐のフェスSSRが出ましたね。そう、はるかれん(人によってははるかれとも呼ぶ)です。
古のP達には「その流れ、生きていたのか…」と驚嘆する勢力も多く(自分もその一人)、ミリシタ勢にはあまり馴染みのない組み合わせとも聞きました。(2018年1月のミリシタで限定春香&恒常可憐というガシャもありましたが、皆偶然だと思っていたことでしょう)
そのため懐古しながらはるかれんのこれまでを辿ってみようかと思います。
なお、筆者は四条貴音x篠宮可憐の民なのではるかれんについては専門外のため、抜けているイベ・ガシャ等ありましてもご容赦いただけますと幸いです。
2013年度
4月、つまりグリマス初期も初期の桜咲く!アイドルお花見ガシャでSR(春香)とR(可憐)とはいえ同時に排出されたガシャがありここを始まりとする説もありますが、私的にはSR3、HR6、R6という排出量の時代で、というのはまだ時期尚早かと思う次第。
同じカードでいうと、9月のイベント、大航海!アイドルパイレーツで亜美、歩のカードで映り込みが確認され、
10月の開催!アイドル学園文化祭での演劇ではオズの魔法使いで春香がドロシー、可憐が臆病なライオンを演じたり、
2014年1月の招福!アイドル干支レースでどんがらに巻き込まれたり、ムートン玉でまとめてやられてたりと共演が多いなと思わせてきてはいた。
ただ芽吹きはし、認知もされたもののよく一緒に出るな程度で決定打になったのはこの辺りのイベントではないと思う(特にパイレーツのはそういう面でキテいると言うかというと…とも思うため)。
ただ、ちゃんと観測してはいないのだが初年度で見ても屈指の共演(映り込み)数な気はする、気がするだけで確証はないが。
2014年度
というか4月のアイドルマスターズカップ4、通称IMC4
ここが諸々の大きな転機である。イベントの構図としては(初期のIMCはイベントストーリーがないため報酬カードやテキスト等からの推察になるが)天海春香&篠宮可憐vs高坂海美&大神環の図であり、結果から言えば軍配は海美&環のほうに上がった。ミリオンライブでは珍しい敗北の描写(環の背景程度ではあるが)があるのだが、ここではるかれんが花開いたと言える。
これは完全に空想の域ではあるが、それ以前の篠宮可憐であれば敗北などのショックで折れかねない危険さえあったと言っても過言ではないのだが、それを春香が留めたことにより"(受け止めてくれる)仲間がいること"で自分を奮い立たせられるようになったのではないかと思う。
可憐のカードテキスト、特に覚醒後からその辺りが伺える。ただ繰り返すがIMC初期の仕様上、イベントを通して負けた春香&可憐はおろか勝った海美&環のほうのセリフやテキスト等もイベント内にはないので上記6枚のカードとその分のカードテキストからそれぞれを結びつけた空想である。
ちなみにもちろん海美も環も蹴落としてくるような娘たちでないのは確かだが、ここで言う折れるというのは可憐の場合相手が誰であれ(自分のせいであの天海春香を負けさせてしまった)と考えかねないところすらあるので、その考えを受け止めて包み込む(たとえそれで負けたとしても)春香の存在が今後も大きく影響していく。
可憐自身の芯は強いものの、それだけだとフォローしきれないところを補強するという意味合いでも受け止めてくれる存在がいるというのがとても大きい。
可憐覚醒前(二人なら安心!)
『き、きっと…大丈夫です、プロデューサーさん…! 緊張はするけど、私、春香さんと一緒なら、頑張れますっ!
よ、よ~しっ……!』
可憐覚醒後(つないだ絆)
『プロデューサーさん! 私、楽しく歌えてます!
…春香さんの手を握ると、心の底から勇気がわいてきて…、これが私達の、絆なんだ…!』
環覚醒後(おてがら娘)
『たまき達、やったぞ~!
…あのね、たまき、はるかも可憐お姉ちゃんも、おやぶんも、み~んな大好き! だからコレは…みんなのキズナなんだぞ!』
その延長線上か、2015年1月〜3月にかけて展開されたプラチナスターライブ-FINALのARRIVE編で黒井社長が来襲してきたときも、一度は折れかかるもメンバーの助けで再生した。この時にはもう仲間の存在をプレッシャーではなくパワーに変えられるようになったと言える。
前のエレナと莉緒が引っ張り、後ろの貴音とロコが支える形がARRIVEの基盤だと考えているけど共依存してるといいなぁ(願望)
(あと黒井社長が来た一度目、二度目共に真っ先に可憐を庇いに前に出た百瀬莉緒さんの姉御肌大好きです)
そしてIMCで縁が深まった2014年8月27日、つまり可憐の誕生日には春香がお祝いに。
その後9月の夢いっぱい!アイドルゲームフェス2014では極道形式*のため、可憐が方々の話をする中で春香からIMCで結んでもらった(であろう)リボンをお守りに持っていると発言している。
* 極めよ!アイドル道から始まったイベント形式のこと。イベントに登場するのは上位、完走、達成x2の4人のみ。そのためこの4人に付いて深く掘り下げられ、イベント外の他のアイドルの名前もよく出てくる。
顕著だったのは2014年3月の大合奏!アイドルシンフォニーの時の瑞希。それぞれのアイドルのことに触れ、その数なんと計39人分出てきたとか。このイベント以降瑞希を気にかけるようになったPも多かったという。
規模を縮小した終盤は達成枠が1人に減りテキスト量も減りイベ外のアイドルに言及しなくなった。
ちなみにこのゲームフェスイベントは上位:風花、完走:亜利沙、達成:可憐&やよいであった。
2015〜2016年度
2014年度にとても濃密なはるかれんを精製したもののここからブーストはかからず控えめに。ここにマスターラッシュボタンはなかった()
まずは4月3日、春香の誕生日に可憐がお祝いに。ちなみに先の可憐の誕生日のときよりテキスト量が少ないと思われるが、グリマスの誕生日祝いのアイドルは3人来て、3人目が一番テキスト量が多い。可憐のときの春香が3人目、今回の可憐は2人目である(1人目と2人目は同程度のテキスト量)。
それと誕生日演出の1周の始まりは1月でも4月でも開始当初の2/27でもなく6/23の律子の誕生日が基準である。そのためこの春香誕も厳密には前年度部分に組み込みt(ry
4月の麗らか♪スプリングパレードガシャで初めてガシャ産19コスが出た時の春香の隣に可憐がいたのでまだはるかれんの熱は冷めない…と思ったものの、2015年はここで供給が途切れる。
2016年4月のもっと!輝け!アイドル強化合宿では可憐が滝行してる姿がレアドロ枠でカード化されそのえっ…せくしぃさで界隈で話題になった(主にGREE規約的な意味で)。
ちなみに合宿の茜ちゃんの覚醒後ではこのみさん&莉緒、歩&真、可奈&志保、瑞希&美也、麗花さんの隣はジュ…いやボトムスの色合い黄色ってことは奈緒か…?といったカプとして名高い(?)面々が一緒にいるので可憐の向かいの右手だけ出演は春香ではないかと思っているのだけれど有識者の意見が欲しいところ。
6月のレイニーパーティガシャでは春香、響、翼、美奈子を招いた(たぶん)篠宮家でのホームパーティ。
ここで可憐覚醒後の部屋(覚醒前のキッチンも含みつつ)を見て「客間にしても一般家庭のそれか?」と篠宮可憐もしや実はそこそこな(伊織や星梨花クラスまではいかない)お嬢様説が生まれたりするのだが、それはまた別のお話。
2017年(ミリシタ)〜
ミリシタでは冒頭でも触れた、2018年1月のめざすは女子力UP!ガシャでの登場くらいで特にそんな要素はなく、時は流れていった。
そうして迎えた2020年3月末、運命のフェスを迎えることになる。
まさしく青天の霹靂。これまでフェスは鉄板の組み合わせで来ていたため(今思うとエミせりってそこまで鉄板なんかなとはなるけど)、美希はフェアリーで来てたから春香は千早とはるちはフェスでほぼ確でしょという風潮であったことと思う。
正直筆者としてもその前提だったため、いずれ来たるかもしれない可憐のフェス限については「「春香以外で」「まだフェス限出てなくて」「フェス組めそうな関係性の」『別属性』のアイドル」を模索していたがとても難儀であった。
単純にフェス条件満たすなら:春香(でもはるちはフェスだろうし×)
フェス限出ててもいいなら:恵美(でもさすがに当面フェス限2枚目は非現実的だし×)(同じ理由ではるちはフェス後の春香も×)
同属性フェスがイケるなら:風花(同属性ならゆきまことかみななおとかぷっぷかプリンもイケるよねって△)
と思考回路がぐるぐるしていたのでまさかのチョイスであった。
逆に千早どうすんねんという見方もあるが、別属性で行くなら亜利沙とカメラフェスなどどうでしょう。同属性が解禁されたならジュリアとジュリちはフェスも見たいですが。
最後に
まとめてて改めて思ったのですが、4月率が異様に高くないでしょうか。直近のフェスも始まりこそ3月末ですが、4月まで跨いでますし。
13年4月のお花見ガシャ(ここをカウントするかはさておき)、14年4月のIMC4、15年4月のスプリングパレードガシャ、16年4月の強化合宿と。
これはもう4月といえばはるかれん、と言っても過言ではないのでしょうか()
そして今回のフェス衣装も、どことなくIMC時代の衣装の意匠(激ウマギャグ)を感じるテイストかつ、IMCの時の可憐のカード名は「つないだ絆」で今回のフェスの春香のカード名は「つながる笑顔」。今回のカード名に"繋がる"と漢字を使わず平仮名なのはよもや…?と勘繰りたくもなるが意図を含んだか否かの真相は運営のみぞ知るところ。
ただ、今後も多少なりともあの頃の流れを汲んでくるのだろうかと思うと、もしかしたら今後のフェスでも古の記憶が刺激されるような組み合わせが採用されるのかもしれない。
各々今尚フェス限談義は活発でありましょうが、
「いくももフェスに環が居なかったのは海美とうみたまフェスやるためだったんだよ!」とか、「ASシアターなフェスが解禁されたらあゆまこフェスとか来るだろうが!」とかフェスの組み合わせ考える幅が恐ろしいことになりますね。
あとフェスで言うと美也がどっちに付くか、という思いもある。まつり&朋花に付けばマイペースユニットフェスになるし、紗代子&瑞希に付けばアルティメットクイーンフェスになる。面白いことになんとどちらも綺麗に3属性。はるちはと信号機にするかひびたかとフェアリーにするかで揺れ動く美希みたいなポジションですな〜
ということで話が脱線しましたが、はるかれんについてでした。
古の記憶に触れるたびもっとちゃんとイベント走ればよかったという後悔が生じますが、後悔先に立たずということでこれからもひっそりと見守り続けたいと思います。
あとなんで貴音x可憐の民がそんなにはるかれん語ってるのと問われると、はるかれんは篠宮可憐を知っていく上で必ずと言っていいほど当たるので、語る上での根幹・必修科目に等しいレベルに感じているためという感じです。(※あくまで個人の感想であり、必ずしも他者に求めるハードルではありません)
余談・おまけ:AS組との絡み
春香相手もこれだけあるのだけれど、可憐は他のAS組との絡みも多く、シアター組相手よりAS組相手に絡んでるほうが多いのではないかと錯覚するほど。
千早:初期は特に絡みがあったわけでもなかったが後期になると急に濃密になった。春香の次は千早がターゲットですかとか言わない
2016年9月の繋げ!アイドルトライアスロンではスイム・瑞希(達成HR)、バイク・可憐(完走SR)、ラン・千早(上位SR)のチームを組み、
2017年4月のごきげんよう♪ミリオン女学園では3年生・可憐(レアドロHR)、2年生・千早(上位SR)、1年生・昴(完走SR)のジャスミン姉妹に。4月ははるかれんの月とか言いつつこちらにも手が()
律子:2015年発売のLTDでG♡F歌ってるし結構な絡みがあるんやろ?と思った貴方へ
初めての映り込みは2017年6月のイベント、女子力UP!エンジョイホリデー♪。絡みらしい絡みは後述の2016年8月のGet to the top!サマースポーツフェスのオフショットで真美と一緒に絡んだくらい(LTDのドラマパートでさえ会話もロクにない)
あずさ:LTPで同ユニットではあるがゲーム内だと目立った絡みはほとんどない(律子ほどではないが正直どっこいどっこい)。一緒に写っているカードはあるが特に互いに言及されてるわけでもない。
響:レイニーパーティもそうだがボウリング行ったり2016年8月のサマースポーツフェスで卓球ダブルス組んだり地味に割と一緒に出る。
美希:PSL-FINALのライバルリーダー。アンコール前の美希が可憐を認めた(?)瞬間好きなの。2015年度の可憐の誕生日にも来てくれている。
貴音:ARRIVEの仲間。ARRIVEがあったからか、それ以外は響のところのボウリングくらいで悲しいことに控えめ。
ええいもっと絡め!二人でKisSとか歌え!(私情50000%)
真:パッと思い浮かぶ映り込みはミリシタのSSR真の背景にいるところくらい。可憐の中の人は真くん真くん言っているが、可憐自体は絡みは少ない。
雪歩:属性が似てることもある(から敢えて離してるのかもだけれど)が、映り込みとしては無人島ジュリアのケミカルスープの後ろで一緒に驚いてるくらい。極道(雪歩はアイドルシンフォニー、可憐はゲームフェス)だと比較的早く名前は出てきたりはする。
亜美:2016年度の誕生日に亜美がお祝いに来てくれている。けれども"しのみやん"はどうなのってちょっと思ったり
真美:2016年8月のGet to the top!サマースポーツフェスのオフショットで律子と共に登場。
だからしのみやんはどうなn(ry
やよい:ゲームフェス2014で共演。イベ形式的に極道で絡むと一気にポイント貯まる気がします(なんのポイントだ)
伊織:LTDドラマパートで少し呆れるところがあったくらい(それでもドラマパート内で律子より絡んでたレベル)。なお伊織だけは映り込み確認できませんでした…。
ということでAS編でした。集計範囲は映り込みだけなので、極道やらチョコイベやらのテキスト総浚いしたらそれぞれもっと出てくるはず(だいたい同エリアの誰かしらの話題は出るので)。
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