不安を感じているのに行動しないことを見下す風潮について
『不安を感じるのは努力をしていないから』
そんな言葉をネットで最近よく目にする。
言っている方が目立っているからこそ、たしかにそれを信じたくなるのかもしれない。
ただ行動しない、すぐ理由をつける。と誰かを見下す人がいることに心が痛む。自分を特別だと思うのか、理由をつけるなんて、普通の人と押し込めるのはなぜなのか。
私は思う。
不安を感じることは、スタートである。
不安だからこそ、動き出そうとする原動力だったり
不安だからこそ、道があっているか模索する。
そのことは間違いではない。むしろ不安を感じるのは自分の無知に気がつくことができた証であると思う。
不安があるのに、スタートに行動をしないことを否定しているのだ。
そんな意見もあるかもしれない。
ただ、そもそもその心のうちも経験も誰も同じではない
理解できないのに自分と同じ状況だと、誤解して
家庭環境も職場も違うのに同じだと誤解して。
自分も同じであったけれど自分は抜け出したのだと誇り、人を見下して否定する人はまだそのことを知らない無知なんだろう。
アホだとか馬鹿だとか、罵り言葉を使っていないからと、無意識的に見下してはいないだろうか。
誰も下ではない。このすぐに情報が行き渡る世の中明日誰にスポットライトが当たって誰が輝くかなんて未知数である。
逆に、上だと誇っていた人がいつ批判の渦に巻き込まれるかも分からないように。
知らないことばかりだからこそ、受け入れることができる、理解ができる人になりたいと思う。
今日もご覧くださってありがとうございました!