あしたのジョー
今回もボクシング続きで🥊
いやー、色々と忙しかったり、キツかったり、メンタルぼっこぼっこでしたわ。。。
仕事もできない、結婚もできない、生きる意味もない、人間失格、芝失格です。
そんな生きる価値のない俺にも明日はやってくるということで、今作はこちら↓
原作を読んでなくて、明日のジョーのキャラクターぐらいしか知らない俺にとっては、楽しめました🥊
というか、そもそもなんだけど、俺はボクサーという人達を特別リスペクトしてます。
プロアスリートという職業だけで尊敬に値するけど、その中でもボクサーは特別だと思う。
だって基本的には、世界王者にならないと、ボクシングだけでメシが食えない世界なんだから。
日本王者になったとて、あるいは、東太平洋(OPBF)王者になったとて、朝は新聞配達→昼はトレーニング→夜は居酒屋でバイト、オフの日は一日パチンコ屋でバイトなんてボクサーはザラにいる。
そんな稼ぎも少ない激しい競争世界の中で、己の拳一つでのし上がる世界が、ボクシング。
昔のボクサーと今のボクサーは気質が違うとは言われているけど、この厳しい環境は今も変わりはない。
ただ、時代が時代だけに、例えばガッツ石松さんや、具志堅用高さん達の時代は、ハングリー精神がなきゃ、相手をぶち殺してでも自分が金と名誉を手に入れるんだという気持ちが無ければ、特にダメだったのも事実。
この明日のジョーの時代設定は、1960年代と推測されているので、まだ戦後の名残りがあり、日本が復興しつつも、ドヤ街で住む人達は明日の生活もままならないというような感じだ。
だからこそ、この時代にプロボクサーで飯を食うなど、喧嘩自慢から世界一になってやるという気概で志す。
そんな設定を今の世を生きる現代人が演じることができるのか?
違和感なく飢えた感じを出せるのか?
俺は見事にこの映画のキャスト陣は出してたと思う。
矢吹ジョーを演じた山下智久氏
当時、ジャニーズ、俳優業、ソロ活動で、大人気で多忙だったにも関わらず、山下智久氏のこの肉体作りは血の滲む努力であることは、筋トレ好きの俺だからよくわかる。
そして何よりこのお方です
力石徹を演じた伊勢谷友介氏
この肉体美を見て何も感じないのなら、男を辞めた方が良い。
本作の撮影のため、山下智久氏、伊勢谷友介氏が、想像以上の激しいトレーニングに励んだという。
そのトレーニングメニューの内容は、当時の現役WBA世界スーパーフェザー級王者、内山高志選手(←個人的に大好きなボクサーです)が「(自分がやっていた腹筋と)同じメニューをやらせているんですか!! 大丈夫なんですか? 俳優さんとは思えない!」と驚いていたほどだったという。
実際、3か月以上にも及ぶトレーニングの末、山下は62キロから53.5キロへ、伊勢谷は67キロから57キロへ、体脂肪率も14パーセントから5パーセント、15パーセントから3、4パーセントという驚異の減量に成功させた。
よもや、よもやです。
採点:3.9 / 5.0
芝失格、あしたのジョー合格!!
基本的に俺は実写化の映画に対してさほど嫌悪感がないのかもしれません。
むしろ好きな作品が実写化されることに喜びすら感じます。
そういう意味では、あしたのジョーの原作をあまり知らないので、原作との比較はできません。
でもシンプルにこの映画の為に努力された山下智久氏と伊勢谷友介氏には最大のエールを届けたいです。
いや人間界の中でも最高峰の御二方に、人間失格からのエールなんていらねぇわ!!!!
うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ!!
歌う前に、スべる前にここらで終わります。
ほなほな、ほなほな。