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それは蔑視か多様性か。捉え方を間違えない大切さ。

昨今、東京五輪のお偉いさんが引きずり降ろされてしまった件で、個人的に
「このニュース捉え間違えたら結構この先も同じこと繰り返すか、生産性が激落ちするんじゃないのか?」
と思ったので考察殴り書きしてみました。

仮説、「女性がたくさん入っている委員会は時間がかかる」に関しては、
過去の委員会議事録データから女性の割合と会議時間の相関について正であるか検証し、正であれば
発言が信頼度の高い"仮説"として取り扱っても良いと思いますが、逆もまた然り。

仮に女性が委員会に参加したことで会議時間が超過しそれが、生産性を下げるコストにしかならないのであれば、それは管理する者が適正な人員調整を入れるべきではある、ということであり
これは女性蔑視ではなくむしろダイバーシティの正しい姿なのかと思います。

もちろんその逆で、男性が行うによってコストになってしまっているケースもたくさんありそれも調整すべき、ということ。



「女性蔑視するな!均等に扱え!」
という切り取り方をすると、寧ろ多様性が欠如した(性別という長所を無視した)表現になってしまうリスクがあり、観察者により不要な考察を強いることになるので良くないのでは、というのが私の考察です。

まあメディアはそんな思考過程があって報道した訳ではないかもしれないですが、根拠を提示すれば仮説を真実まで繰り上げることは出来たかも知れないですね。

論点がずれると今回の一件すらもムダにしてしまうことになるので是非これからも考え直していこうと思います。