叱るは協調を得るに 必要なり
【竹田和平の一言】
叱るは協調を得るに 必要なり
されど 我心で叱れば
争心生じ 逆調を得るべし
いのちで叱ることこそ
信を生じ 協調を得るなり
いのちかけて 叱るべし
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「叱られた時、
この人は本当に自分のためを思ってくれているのか、
そうでないのかが、分かる。」
和平さんは、子供の頃に、学校の先生に叱られたことが、
忘れられなかったといいます。
「しょうももえもない坊や~!」
と、頭を両手で挟み、先生の胸にポンポンぶつけられました。
いつ終わるんだろうと、内心思っていたそうです。
ふと、顔をみあげてみると、
先生は涙を目に一杯ためて、自分を見ている。
「ああ、先生は、自分のことを心底思ってくれているんだな」
と、感じたそうです。
叱るのは誰でもが嫌なこと。
その代わりに、眞心をもって、話す。
すると、受け取った人は、相手の心が分かって嬉しくなるから。
和平さんに、教わった眞心です。