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社会貢献でお金が増える?

投資とは何か。

ひと言で言うと「他力本願でお金を増やす行為」です。

ここでいう他力とは人であったり、株であったり、
そして時にはウイスキーであったりします。


他人が生み出した価値に便乗して相乗りできる仕組みこそが
人類最大の発明のひとつでもある「投資」です。

「価値を生み出す能力のある人」「すでに価値を生み出している会社」
「みんなが喜ぶ仕組み」 などに自分のお金を投資をすることで、
その恩恵にあずかることができます。


例えば、お気に入りのレストランがあるとします。

そのレストランは地元の人からも美味しいと評判で、常に客足が途絶えません。


もしあなたがひとりの消費者にすぎない場合、
そのお店で美味しい食事をして、お会計を払ってお店の売上に貢献し、
満腹になって満足して、家に帰っておしまいです。


しかし、もしあなたがそのレストランに投資をしているとしたら、
見える景色は全く変わります。

レストランを経営している会社の株を持っているため、 

あなたはそのレストランの利益の一部をもらうことができるのです。

何もしなくても、その会社の経営者が経営方針を考え、
シェフが美味しい料理を作り、スタッフが料理やお酒をサーブしてくれる。

その会社に関わる全ての人たちが、
あなたの代わりに働いて価値を生み出し、お金を稼いでくれるのです。


これが「株式投資」です。


自分の能力には限界がありますが、高い能力を持つ人が経営する会社に
投資をすることで、その人の能力を借りて価値を生み出すことができます。

自分の時間にも限界がありますが、優秀な従業員がいる会社に投資をすることで、
彼らの時間を間接的に使うことができます。

他者の能力や時間を使って価値を生み出し、その価値がもたらす利益の一部をもらう。

まさに投資とは「他者に便乗」することにほかならないのです。


世の中で流行っている商品、サービスを見つけて、それに便乗する。

そう考えれば投資というのはそんなに難しいものではありません。


ひとつだけ気をつけなければいけない点としては、
レストランには流行り廃りがあるということです。

もしあなたが投資したレストランのシェフが変わって料理の味が落ちたとしたら、
今までそのレストランに来ていたお客さんは段々と来なくなってしまうかもしれません。 

そうするとお店の売上が減り、利益も減り、
やがてはあなたがもらえる利益もなくなってしまうでしょう。

そんなときは、他の流行っているレストランを探すときです。


このように「今の世の中に価値を提供しているもの」を見つけ、
お金をそこに移動し続ける一連の行為が投資であると言えます。

理想の人生に近道を。

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