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【ULR】特製マイクロフォン・バー

これは5年以上前に作った、小型のマイクロフォンを取り付けるためのバーです。タテ軸は、トレッキングポールを転用しているので 1/4 の長さになり、トレッキングポールを照明用スタンドに取り付けることで3メートル以上の高さを確保できる仕様になっています。

3メートル長のマイクスタンドを運ぶのは重く大変ですが、折りたたみ式の照明用スタンドとトレッキングポールの組み合わせで、軽量化と短尺化を実現しています。

ヨコ軸は、ちくわの様に中が空洞のゴム製で、空洞にはカーボンのバーを入れています。強度を持たせ、異なる素材の組み合わせで固有の振動(共振)を防いでいます。このバーを書類クリップで挟み、3/8インチ径のネジで固定します。

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なぜ “高さ” が重要かというと、マイクロフォンが地面や床に近いと、地面からの反射を多く集音することになり、他方向からのエネルギーが相対的に弱まる傾向にあるからです。高さがあると地面からの反射は弱まり、全方向からの音がより均一になります。これが、空間の描写にはとても大切なんです。

また、土地や空間の形状によっては地面や壁面付近で気流が暴れますので、その暴れを避ける意味合いもあります。

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