見出し画像

出発失敗 プエルトモントで足踏み

【アウステラル街道単発自転車旅日記③】

2024年10月7日。

アウステラル街道出発の街プエルトモントに来て3日目遂に出発。

と、思っていたんですが色々懸念事項があり出発断念しました。

初っ端から足踏みしています。(明日こそは…)

前日にちょっと焦りだす

出発を断念した理由はいくつかあって、まぁなんというか、お金とレインコートが心配になったからです。

前日の夜に荷物を整理していると、「あれ、サンティアゴで買った200円のレインコートがない..」ってなってしまいました。

「レインコートなんて次の街で買えばいいや」なんて呑気なこと思ってたけど、いろいろネット情報を見ていると「もしかしたら、手に入らないかも…」と不安になってきたのです。

しかも、元々持っていたレインコートは値段相応のもので天気がすこぶる悪い10月のアウステラル街道では、ちと不安だったのも事実。もしもの時は、ビニール袋でも被ればいいとか思ってしまった自分もいたけど…

(マダガスカル原付き旅でもさんざん雨に振られてレインコートの重要性を感じてたのにすっかり忘れてました…)

なので、「この際、新しいの買っちゃおっか。ちゃんとしたやつを!!」をと思って次の日の出発を諦めたのです。

あと、現金も無いわけではなかったけどこの先はほとんどカードを使えないみたいな情報も見たのでしっかり準備してから行きたかったというのもあります。日曜日でいろいろお店しまってたし…

(まぁ、要するに準備不足ってやつですね)

この準備不足に気づいたときには、既に夜だったので仕方ないやーと開き直るしかありませんな。

(本当は寝bbbbousita….)

宿移動でいきなりの悲劇

ということで、居心地の良かった宿をチェックアウトして街の中心の宿に移動することにしました。

2日間泊まっていたところも優しいセニョーラオーナーが居て良かったけど、如何せんめっちゃ坂の上に合って不便だったので移動です。
(Booking.comでは17,000ペソだったのになぜか15,000ペソで泊めてくれてた)

次の宿は街中にありチャリンコで15分程の距離で、2日ぶりに荷物を荷代にぐるぐるまきにして移動します。

順調に進んでると思ってたのに、半分ほどのところに差し掛かったところ悲劇が…

「なんか、後ろの荷物がゆらゆらするなー。」と思って見てみると荷代の左側の接続部が重さに耐えきれずぶっ壊れてました。

ゆーちゃりさんに貰った結束バンドで応急処置

(くそ、この雑魚荷代が!!)と罵りたくなりましたが、バックパックを括り付けて必要以上に重くしている僕が完全に悪いと思い直し応急処置を施しました。

(後ろに荷物乗せすぎてごめんよ…チャリンコよ…)

ゆーちゃりさんが「これどこかで役に立つから」とくれた結束バンドで荷代と本体をぐっと締めます。

こんなに早く役に立つとは….ありがたい限りです。本当に。

とりあえず、バックパックを背負いながらチャリンコを漕いで宿到着。

宿についてから、結束バンドの上からガムテープでぐるぐる巻きにします。

今の僕にはこれくらいの修理しかできないので、「もう、取れないでくれよ」と願うばかりです。

仕方なく10分ほどバックパックを背負いながら自転車を漕いだけど、腰が痛くなってきたので荷代に括り付けられなかったら終わりです。もう、荷代君に頑張ってもらうしかありません。

そういえば、僕は何かと出鼻をくじかられるタイプなのを思い出し「今回もやっぱりか…」という感じでした。

高校入学は初日からインフルエンザで1週間休むし、入社前の顔合わせではバスがなぜか欠便になって大遅刻をカマスし、この旅最初の国エジプトに着いた途端体調崩して1週間宿に籠もることになったし、南米最初の国ブラジルの空港でいきなりクレジットカードスキミングされるし…

まだまだあるけど書いてたら悲しくなるので、この辺にしておきますましょう。「まぁ、いつものことか」と開き直るしかないですな。

チキンにハマっている今日このごろ

昼飯のチキン

ビーニャデルマルの汐美荘でのんびりしている時にネットフリックスで、「韓国のチキン文化」みたいなドキュメンタリーを観て以来、チキンに激ハマりしていてチキン屋を見るとつい入ってしまう今日このごろです。

このあたりだとチキンの事を「Polo」と呼んでいて、いたるところに鶏のイラストが書かれた看板があり、今日もつい飛び込んでしまいました。

この写真のチキン(4つ入り)で、2,900ペソ(450円くらい)。もうめちゃくちゃ美味しくて、あと4ピース程頼もうと思ったけどレインコートを買うのを思い出して辞めておきました。

(こんなことしているから、出発が遅れるんですね。)

レインコートゲット

上下で29,000ペソ(4,000円くらい)

プエルトモントにはめちゃくちゃでかいショッピングセンターがあり、その中にあるDecathlonっていうゼビオみたいなところでレインコートをゲットしました。

上下で29,000ペソ(4,000円)くらいです。ちょっと高いなと思いつつも、ちゃんとしたアウトドアショップで買うと1万円以上するのでこれくらいで手に入るなら嬉しい限りです。

途中、チャイナマーケットの200円くらいのやつを試着してみたのですが「ボタンが閉まらないやんけ。」「買う前から穴が開いてるやんけ。」という感じだったのでちゃんとした新しいの買えて本当に良かったです。

あと、10月のアウステラル街道は月の半分は雨のようで「雨が振っているから走らないでおこう」というのは全日は難しいと思うのでやっぱりある程度しっかりしたレインコートを買ったほうがいいかなと。

(そのために、1日出発伸ばしたんだしね。)

ドミトリーの交流

新しい宿で久しぶりにドミトリーに宿泊です。

6人部屋に先客が1人いて、チリ人の彼はオーストラリ、インドネシアに行って南米を旅しているようで久しぶりに旅人と話をして新鮮でした。

あと、いきなり他の部屋のスペイン人のおっちゃんが入ってきて「チャリンコのサイドバックをどこで買った?」とかいろいろ質問攻めにあいました。

話を聞いていると、どうやらそのおっちゃんもアウステラル街道をチャリンコで走りたくてプエルトモントでチャリンコと備品を探しているとのこと。

まさか、同じ宿で単発チャリダー予定の人と会うなんて思ってなかったし、この時期にアウステラル街道を走ろうとしている人がいるなんてびっくりでした。

多分年齢も40代後半で、勇気を貰える出会いという感じです。最近ドミトリーに泊まらなすぎてて「いやだなー。」とか思ってましたがたまにはいいもんですね。

(出発遅らせて良かった…明日こそは出発しよう…おっちゃんまたどこかで。)

プエルトモント情報まとめ

■2泊した宿
casa habitación Roxana
20ドル→1泊/個室(多分全室個室)
階段の途中にある
街から割と離れている(市場には近い)
オーナー優しい(おばあちゃん)
朝食なし
オーナー家族と共有キッチンあり。(リビングにあるから使いにくい)
お風呂トイレ綺麗

■移動した宿
Islanet Hostel & Bar
19ドル→1泊/ドミ
大きなショッピングセンターの前にある
階段を登った高台にある
朝食付き
キッチンあり
オーナー優しい

※この2つが最安の宿なので、やっぱりプエルトモントは宿代が高くつく

■大きなショッピングモール

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?