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コロナ罹患記録

先週頃コロナに罹ったので簡単なその記録。
文章の性質上、少々汚い内容も含みます。


発症から快復まで


2/3(金)
夕方頃、仕事中にやたらな喉の乾燥を感じる。いかにも喉から来る風邪のような症状。
折悪くこの日は業務が詰まっており、一時間ほど残業。緩やかに具合が悪くなり続け、途中から「もしかするとやばくなるかも」と思い薬などを買い帰宅。ただこのときは本当に「風邪かな?」としか思っていなかったため、特に飲食物などは購入せず。
帰宅後38度台の発熱。味覚・嗅覚には異常はなく、食欲もある。主な症状は喉の乾燥・発熱及びそれ由来のしんどさ・頭痛・全身に鈍く響くような痛み。
それらのせいで上手く寝付けず、しかし気持ち的には元気だったため居住自治体の発熱外来などを検索。この日から毎日喉ぬ~るマスクをして寝るが、原因は乾燥にはないためか、特に目覚ましい恩恵は感じられなかった。
主な症状:喉の乾燥・発熱・頭痛・関節痛

2/4(土)
上手く眠れないまま起床、昨夜同様の発熱。喉に乾燥は感じるものの咳などはあまり出ず、味覚・嗅覚も変わらず。
この時は発熱・関節痛・頭痛が一番つらかったため、インフルエンザを疑う。以前処方されたカロナールをちまちま飲んではいたがあまり効かない。この日は39度台をマーク。このときは氷を食べるのも身体の芯に響いてつらかった。この日から毎日龍角散ダイレクトを飲むようになる。飲むとちょっと楽に。
発熱外来に行くためには抗原検査をしなくてはいけないような気配があったため、自治体で配布している検査キットを申請。しかしこれは勘違いで、抗原検査をせずとも予約さえできれば発熱外来を受診出来るようだった。このへんの諸々は恐らく自治体による。
午後には予約した薬局に這って向かい、検査キットを入手。しかし検査が早すぎると陽性でも反応しないことがあるため、一応検査は夜に行って欲しいと言われる。
夜に抗原検査を実施、陰性。本格的にインフルエンザのような気がしてくる。なんだかんだ夜も更けてくると息切れしながら必死に素麺を茹でて食べる程度の元気を取り戻す。冷たくて美味しかった。
主な症状:喉の乾燥・発熱・頭痛・関節痛

2/5(日)
上手く眠れないまま起床、昨夜同様の発熱。味覚・嗅覚は相変わらず異常なし。鈍く響くような全身の痛みが薄らいできた代わりに咳が酷くなってくる。
ここで初めて「もしかするとコロナかも」という疑いが脳を過る。
近くのクリニックが毎朝九時からWEBで当日枠の発熱外来を解放していたため予約。思ったより楽に予約が取れ安心。事前にAIによる問診も受け付けており、詳細な病状をここで記載することが出来たおかげで医者に説明をする必要がほとんどなかった(ちゃんと読まれている様子で感動した)。
抗原検査実施済ということで、問答無用でインフルエンザの検査とPCRの検査を同時に受ける。苦痛に耐える覚悟をしたが全く痛くなく、鼻の粘液を採集されるだけで済む。15分後検査結果が判明、コロナ陽性。インフルエンザは陰性だったのが不幸中の幸い。
薬代が無料になってそこだけ嬉しい。頓服(ロキソプロフェン)を処方され、飲むと効くように。
なんだかんだ息切れしながら必死に袋麵を調理して食べる程度の元気を取り戻す。アイスも食べた。
外に出たついでにドライシャンプーも入手しており、諸々の不快感をなんとか誤魔化す。
主な症状:喉の乾燥・咳・発熱・頭痛

2/6(月)
喉の痛みが本格化。朝起きると「誰か寝てる間に私の喉の半分の内側に深めの亀裂でも入れたのかな?」みたいな痛みがするようになっている。
喉のもう半分には痰が咽頭のあたりまでべっとり張り付いて、呼吸が苦しいような気持ち悪い感覚。薄っすらとした窒息感と嘔吐感が付きまとってくるようになる。
唾を飲み下すのもつらかったが、一番痛いのは痰の生成? だった。
喉の内側に明らかに痰が張り付いて溜まっているのに、それを排除しようとすると酷い苦痛を伴う。痰を吐くと痛いので我慢する。すると喉の内側にさらに痰が溜まる、というような悪循環が続く。咳も悪化の一途を辿り、肋骨が痛くなってくる。ついでのように鼻水も悪化。
食欲が無いわけではなかったが、固形物を飲み下すというのはあまりにも目に見えた拷問だったため、飲み物とウィダーでやり過ごす。
そういったものと薬しか摂取していなかったためか、排泄物からケミカルな匂いがするようになっていてちょっと面白かった。
頓服が効いている間だけは楽だった。
主な症状:喉の痛み・咳・鼻水・発熱・頭痛

2/7(火)
喉の痛みのピークが幸い過ぎ去る。龍角散ダイレクトを飲まなくても平気なようになり、まとまった睡眠時間が取れるようになる。
その代わりのように謎の湿疹が広範囲に出てくる。私は蕁麻疹を搔いている間快楽物質が分泌されているような感覚があるのだがそれが無く、乾燥して肌がざらざらする。身体の内側が突然かっと熱くなって、そこから毛羽立つみたいな気色の悪い感覚を伴う湿疹で、不快感がすごかった。服のせいかとも思ったが着替えても治らず。
ひとまず手持ちの薬で対処(この湿疹は2/14現在も治りきっていない)。
フォロワーからの支援物資が届く。うれしい。
そこまでの高熱はあまり出なくなるが、喉の痛みの鎮痛剤としてロキソプロフェンの内服は続ける。
根性を出し、発症以来初の入浴。しかし途中で息切れをするなど異様に疲弊し、その後38度台の発熱。まだ無理だったらしかった。
主な症状:喉の痛み・咳・鼻水・発熱・頭痛・湿疹

2/8(水)
快方に向かう。熱もほぼ微熱で落ち着くように。咳・鼻水・喉の痛みも控えめになり、頭痛もほぼなくなる。
ちょくちょく休みを挟みつつ在宅勤務開始。
主な症状:喉の乾燥・咳・鼻水・発熱・頭痛・湿疹(全て軽度)

2/9(木)
同上。かなり快復。疲労しながらも昼休憩中に味噌汁を作るほどの元気。
主な症状:喉の乾燥・咳・発熱・頭痛・湿疹(全て軽度)

2/10(金)
元気。平熱よりは高めか微熱程度。
主な症状:咳・頭痛・湿疹(全てかなり軽度)

2/11(土)
元気。外出解禁。入浴しても発熱しなくなる。
湿疹のあの気色の悪い感覚も落ち着いてくる。
主な症状:咳・頭痛・湿疹(全てかなり軽度)

2/12(日)
元気。
溜まりに溜まった洗濯物や皿洗い、在宅勤務のせいもあり散らかった部屋の掃除やゴミ出しをする。
ついでにとうとう外に出て買い出し。
そこまで遠出したわけでも歩き回ったわけでもないのだが、突然咳がやたらに出て体調も少々悪化。
無理のラインがよくわからずとりあえず帰宅。熱は微熱程度で、少し休んだら落ち着いた。
主な症状:咳・発熱・頭痛・湿疹(全て軽度)

2/13(月)
元気に在宅勤務。
主な症状:咳・頭痛・湿疹(全てかなり軽度)


総じての感想


かなり元気ではある。
ただ完璧にコロナ前に元通りかというとそうでもなく、今もなんだかんだ平熱よりは高めの体温で、薄っすらとした頭痛がたまにある。
何よりも湿疹が完治していないのが結構つらい。
ピーク時は関節痛なり咳なりで、数時間置きに目覚めてしまうこと、朝起きると新しい症状が追加されていることがかなりつらく、特に喉の痛みがピークだったときは本当にこれが良くなるのかとても不安だった。
普通の風邪やインフルエンザなら薬を飲んで大人しくしていれば良くなっていくものなのに、その通りにしても体調は悪化の一途を辿り続けていたときが一番怖かった。
ただ味覚・嗅覚はずっとなんの異常も無かったことは本当に救いで、ご飯はずっと美味しかった。
正直かなり軽症ではあったと思うが、「これを普通の風邪として扱われるのはつらい」というのを自分の身で経験できたこと自体はまあ悪いことではなかった、というのは軽症かつ今現在元気だからこそ言えることだろう。
心配・助言・支援等々してくれたフォロワーの皆さん、本当にありがとうございました。

 
 
 

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