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2024上半期振り返り

 2024年上半期があっという間に過ぎ去りましたね。もう一年の半分が終わったのだと思うと早い早い。
 今年は当社比積極的にいろいろ見たりやったりそれを記録したりしてきたので、備忘録的に書き留めていこうと思います。
 すでにTwitterに載せているものと重複する記述もありますが、まずは全体の数字から。

  • 映画:79本鑑賞

  • 漫画:277冊読了

  • 文章:10.7万字執筆

  • その他もろもろ

 大まかな数字で記載すると大体こんな感じでした。
 それでは詳細を振り返っていきましょう。




映画

 この上半期きちんと継続できたことというと、やはり映画鑑賞が一番でしたね。鑑賞ログも続けられて何より。
 特に前半は鑑賞のために結構熱心に予習とかもしてて、前のめりながらも観客としてはそれなりに良い姿勢で映画を観れていたんじゃないかなあと自負しています。
 いうてなにか身になっているかというと正直実感はないんですが、引き出しの中身がひっそり増えていたりすると……いいな。
 まあでも別に、増えてなくてもいいんです。映画は観るだけで楽しい娯楽ですし、単純に好きだったり面白いなと思えるものが増えることは嬉しいものですし。自分の輪郭をはっきりさせるという意味では逆も然り。
 平均すると一か月で大体13本くらい観ていたみたいです。
 せっかくなので、どういうジャンルの作品をよく見ていたのかの数字も出してみます。

意外と偏りが無い

 すみません、どうしても項目数が多い(19項目ある)上にフォント関連の設定終わっててグラフとしては結構カスなんですが、まあ雰囲気で見てもらえれば。
 各映画のジャンル分けは、主にFilmarksを参照したりしなかったりしています。アニメはもうこっちで適当に割り振りました。

 ヒューマンドラマが一番多かったらしい。傾向として納得はありますが、どちらかというとヒューマンドラマという言葉の括りの広さで持ってかれたところは結構あるように思えます。
 次点ホラー。これもまあ趣味的に納得。でもサメ映画がホラー区分なの感情として納得いかねえ。
 同率のアクションは、コナンとソニックの計4本をここに割り振ったせいもあるかな。ていうかアクション括りの他作品はロンドンゾンビ紀行にエイリアンに黄龍の村にというラインナップなので、これでアクションそこそこ観てましたとか言ってもなんか嘘じゃない? って空気がかなりある。

 逆にあんまり観ていなかったジャンルでいうとミステリー、スリラー、SFが同率ドベですが、これはむしろ変な家がミステリーに括られていることのほうに問題があるだろ。
 スリラーは裏切りのサーカスで、これ系に括られる作品あんまり観ていなかったのはちょっと意外。好きなジャンルなのですが、まあこの要素を含む作品もサスペンスとかクライムに括られたところもありそう。
 SFはラ・ジュテです。SFは基本的にあんまり得意じゃない(シンプルに観る才能があんまりない)ジャンルなのでまあ妥当。でもSFはさすがに今後……もうちょっと観るように……したい。一身上の都合で……。

 ついでなので、上半期ベストもいっしょに決めちゃいましょう。
 各月のベストは以下の6作品です。

  • 市子

  • 哀れなるものたち

  • ラストエンペラー

  • シェフ 三ツ星フードトラック始めました

  • ミッシング

  • オペラ座の怪人

 うーん、どれも面白かったね……本当に……。
 こう並べると、観るのにちょっと体力いる作品が好きなのかな~という自分の傾向が窺えます。まあ体力いるってことはそれだけ持っていく熱量のある作品ということで、道理でもある。
 や~でも……心に残った熱のある作品って枠でいくと……ラストエンペラーかな~~~!
 私の歴史好きという好みによる加点も大きいですが、紫禁城と刑務所とを行き来しながら描かれる、かつて龍であるとされた命が歴史の波に呑まれ、ひとりの人間になるまでの物語。その圧倒的なスケール、そしてそれに反するような人間それ自体の小ささ。お、おもしれえ~~~~~~……。坂本龍一の添える音楽がね、また良くって……。
 配信とかにないのでおすすめしづらいんですが、大好きな作品です。
 次点は市子、哀れなるものたちかな~! 好きな作品が増やせてうれしいね。


漫画

 漫画はあんまり意識してはいなかったんですが、それなりに読んでいた。
 平均すると一か月で大体46冊くらい読んでたのかな?? まあオタクならそんなもんだろうって感じでもありますね。
 そんなにちゃんと記録残してないんですが、上半期に新しく読み始めた作品だと瓜を破るフラジャイルバットゥータ先生のグルメアンナイトダンジョン飯thisコミュニケーション君の刀が折れるまで天幕のジャードゥーガル……あたりが特に面白かった。
 ダンジョン飯とthisコミュニケーション以外は未完なのでちょっとおすすめしづらいですが、どれも楽しく読んでいます。有名どころばっかでアレですが。
 漫画は基本的にDMMとkindleで読んでいるのですが、電子はほんと無限に買っちゃって良くないですね。でも置き場所に困らなくっていつでも読み返せるのって、替えの効かないメリットです。
 反面小説は1冊しか読んでいない。彬子女王のエッセイであるところの赤と青のガウン。めっちゃ面白かったです。紙で買ったんですがすごく読みやすい組版だったので、そういう意味でもおすすめ。
 この先夏のセールもあるでしょうし、まだまだ読めてない気になる作品を買って読みたいですね。


文章

 半年で10.7万字っていうと多いのか少ないのか微妙な感じですが、まあフルタイムで労働しながらこうやって趣味も満喫していたと思うとまあまあ頑張っていたのではないでしょうか。
 こっちは平均すると一か月で大体1.8万字くらいの量ですね。そう考えるとやっぱり結構頑張ってたかも。
 内訳としてはnoteの記事が9本、二次創作が6本、その他が2本みたいな感じです。

 noteはほぼ鑑賞ログですが、毎月投稿できていたので偉かったんじゃないかなと思います。楽しく続けられたというのがなにより大きい。
 誰に読まれなくても続けようと決めて取り掛かったことだったのですが、思いがけずTLの各方面に楽しんで読んでもらえているようで、ありがたい限りです。読んでくれてるフォロワー、本当にいつもありがとう。

 二次創作は……なんか突然頭がおかしくなっちゃった。オタクっていつもこう。
 二次創作に関しては、インターネットの見えるところで公開している兼ね合いもあり、身に余るようなお言葉をかけていただく機会に恵まれることも多く、すっごくすっごく嬉しかったです。
 もちろん二次創作なので人の褌を借りてやっていることではあるんですが、それでも光るような言葉を掛けてもらえるとマジで跳ねて喜んじゃう。どんな言葉にも代えがたいくらい嬉しい。
 好き放題してる二次創作を見てもらって、その上好意的なお言葉までいただけることって、決して当たり前のことじゃないよなあと思うので、ぜんぶ大切にしたいですね。嬉しすぎて見返せないことも多々あるのですが……。

 上半期こうしていろいろやっていて気付いたというか改めて認識したのですが、どうやら私は文章を書くことが結構ちゃんと好きだし楽しいっぽい。良かったね。
 こういうふうに感じられることがあるということそれ自体が得難いものだろうと思うので、これからも好きなままでいられたら良いな。


その他もろもろ

 その他ということで、他にいろいろ見てり行ったりしていたものとか。

  • 観劇
     バレエを2本観ました。
     ラ・バヤデールアラジン。どちらも新国立劇場バレエ団のプロダクションです。
     どちらとも古典らしからぬ異国情緒溢れる物語で(まあアラジンは実際バレエにおける古典作品ではないんですが)、常とは方向性の違う衣装や舞台美術が楽しかったです。
     でもアラジンはストーリーラインが……勧善の存在しない懲悪って感じで……ディズニーって自分たちの味付けに落とし込みつつ話を綺麗にまとめるのが上手いなあ! と再認識しました。
     ただとにかくジーン(ディズニーでいうジーニー枠)役のダンサーさんが他の作品ではあまりないくらいまあ飛ぶわ跳ねるわとめっちゃくっちゃに動くので、姫役よりむしろこちらが実質的なメインなんだなという珍しさがありました。

メインビジュアルもジーンのピンショット


 ラ・バヤデールは逆に男が好きになれなかったですね。二人の女の間に挟まれたときに流された選択をする男って、攻めとしての器不足としか思えず愛せないから……。でもほんと衣装と舞台美術とは煌びやかで妖しさもあって美しかった。寺院崩壊シーン良かったです。舞台でやるとああなるんだなあ。
 下半期はあと眠れる森の美女しか観に行く予定ないかな? 基本的に新国の作品しか観てないので……。でもどっかで白鳥の湖やってたら観たい気もします。白鳥の湖だいすき。
 くるみ割り人形はもうクララへの思い入れが強すぎるあまり振り付け変わってから観に行けてないんですが、大好きな演目だしいい加減折れるべきなのかもしれない。いや別にKバレエ行っても良いんですが。
 ただ2024/2025シーズンで一番楽しみなのは来年6月に上演予定の不思議の国のアリスなので、これはチケットの販売時期が近付いたらTwitterで大騒ぎしますね。
 血と暴力が好きな人におすすめのバレエ、それが不思議の国のアリス。


  • 展示
     和食展と大哺乳類展3に行きました。
     科博行ったの実は今年が初めてで、そこも含めすごく楽しかったです。
     科博の展示、どれもこれもダイナミックかつ実体験を重視している節があり面白い。特別展も常設展も、空間全部を使っていてすごく見応えがありました。
     常設展全然見切れていないので、またどっかで隙を見つけて足を運びたいです。

全然なんのこっちゃわからん公式


 そしてこうして書いていて気が付きましたが今年まだ美術系の展示に一回も行っていない。これも下半期どっかで行っておきたいな。
 展示って内容はもちろんですが、なによりもその後のグッズを見るのが楽しみです。大哺乳類展ではヒグチユウコさんが起用されていて本当に嬉しかった。


  • 遠出
     出雲、松江、宮島、伊勢神宮、名古屋、静岡に行っていました。あと高尾山。
     こうして書くと結構いろんなところに行ってましたね。狂ったスケジュールで敢行された部分もわりとあるんですが……。
     行ったところが出雲大社、厳島神社、伊勢神宮、熱田神宮となんかパワースポット巡りが好きな人みたいなラインナップでちょっと面白い。圧があるだろこの並びは。

厳島神社 鳥居自体は結構新しい


 パワースポットに特別興味があるわけではないんですが、寺社仏閣巡りはかなり好きなので、一度は実際に足を運んで見てみたいものたちをその目に直接映すことができるとやっぱり感動します。
 古くから祀られてきた土地、神が御座すとされている場所にはやっぱり相応の神聖さとそれを守り信仰してきたひとたちの歴史があって、そういうものを見るだけですごく楽しい。ひとの積み重ねてきた歴史の上にこの場所があって、いま自分がいるんだなあという感覚になります。姿勢がしゃんとするような気がしますね。

特になんの関係もない出雲キャット


 寺社仏閣以外だと、松江城や名古屋港水族館にも行きました。松江城はお堀を船に乗って回ることができてすごく面白かった! 冬だと掘り炬燵仕様らしいです。乗ってみたすぎる。お城自体もてっぺんまで登れて楽しかった。ありえん疲れたけど。
 名古屋港水族館はとにかく念願のシャチが見られて、もうここで人生終わっても良いって思いました。シャチって最高の生き物。しかしこんなでっかい水族館が行動圏内にあったらめちゃくちゃ楽しいだろうなあ。心の底から羨ましいです。


いかつすぎる骨格からのありえないキュートボディ


 静岡はシンプルにさわやかでハンバーグ食うためだけに行きました。美味かった。人生の実績解除枠ですね。実際食事のペース配分ミスって結構お腹空いてない状態で行ったのに、さくっと食べられてしまう軽さがありました。しっかりハンバーグなのに。
 高尾山はなんか突然山のてっぺんでおにぎりを食べたくなって、フォロワーに付き合ってもらって登りました。人生にはそういう日が必要だと思った。
 登ったっつっても登りも下りもロープウェイ使ったんですが……でもヒイヒイ言いながら登ってたので、こんなの高尾山以外の山なんか登れるわけない。と強烈に自覚しました。つらかった。
 登山に関すること以外はろくに下調べせずに行ったのですが、薬王院という寺院があったりお団子屋さんがたくさんあったりして、普通に観光としても楽しめました。青野くんに触りたいから死にたいが好きなので、六根清浄にまつわるものがたくさん見られて嬉しかったです。
 山岳信仰については地元にもその方面で有名なお山があるんですが、綺麗に栄えた時期が一世紀ズレてて笑いました。でも当時の江戸だって相当の田舎だったはずなので、ゆっくり信仰が伝播していったんだなあと感慨深い気持ちになったりしましたね。
 山のてっぺんでおにぎり食べながらひたすらエイトリのUIの話をしてたのも良い思い出です。

 今月も遠出の予定があるんですが、エイトリを始めたおかげで一層楽しみになりました。エイトリのリアル旅LOG機能すごく良くて……。
 再来月にはもっと遠くに行きたいなと思っていろいろ準備や手続きを進めていたんですが、先月から体調を崩してしまったのとそれに伴う有給の消費で、一旦この夏の予定としては見送ることにしました。結構いろいろ考えていたので無念……。
 その代わり、せめてもう少し身近なところに旅行に行こうかなと予定を練り直しています。


  • ゲーム
     18TRIPとかいうソシャゲ面白すぎワロタ


  • その他
     最寄りの水族館の年パスを買ったり、パイプオルガンのミニコンサート行ったり、脱出ゲームに行ったり、ウィーン少年合唱団のコンサートに行ったり、ポルノグラフィティのライブに行ったり……上記以外のこともめいっぱい満喫できていたんじゃないかなと思います。
     毎月一か月が終わるたびになんにもしてないよ~って気持ちになる自分にそんなことない! って言ってあげるためにこうしていろんな記録を残し始めましたが、思ったよりいろんなことをできてるんだなあとちゃんと実感できて、わりと精神衛生にも良い。あと単純に、記録を残すことって楽しいです。


2024年上半期総評

 というわけで2024年上半期振り返りでした。
 こうして書き上げてみるとかなり活動的なオタクに思える。いろいろやってるし頑張ってて偉かったのかも。
 ただなんでこんなことが続けられたかってひとつのコンテンツに魂を握られてなかったからで、上半期はギリこうしてさまざまをやり遂げられましたが……ががが…………。
 何度も書いている通り、今は5月の末に突然降ってきた隕石こと18TRIPにありえないほど足を取られてるので、もう本当どうなっちゃうんだろう。
 なんとしても全部やりたいんですが、身体とかいうの何度確認してもひとつしかない。なんで??? 労働とかいう足かせは本当になに?????
 2024年上半期は幸いにもこうして振り返ることがたくさんありましたが、下半期振り返りが「18TRIPとかいうソシャゲ面白すぎワロタ」の一言で終わっていたら殺してください。
 下半期の目標は可能な限り健康でいること、やりたいことを諦めないこと……ですかね。具体的には鑑賞ログの継続。
 私がぜんぶやるところ、これからも見ててください。

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