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僕からの"想火" 〜2020年全国一斉竹あかり点灯プロジェクトを超えて・池田親生よりみんなへ〜

みんなの想火プロジェクト実行委員長・池田親生より、
全国のサムライをはじめ、
関わってくださったみなさまへのメッセージです。

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「竹あかりを100年後の日本の文化に」を掲げて
竹あかりを生業にしてから15年。
まだまだ苦労は 今だに 絶えないが
生業として これほど やり甲斐のあるものを 見つけることができた事は
本当に幸せだと日々感じている。

延期が決まり 幻となった 2020 東京オリンピック。

世界が 日本に注目する その祭の前日に
全国で 竹あかりを 灯そう と はじめた
「みんなの想火」プロジェクト。
竹あかり に 可能性を感じてくれた 全国のリーダー達が
名乗りを上げてくれていた。

オリンピックが延期になったのだから
灯す理由はない という 意見も 出た。
コロナで 人が集まれない中
どうやって 竹あかりを 制作するのか という 意見も 出た。

やり方もわからない、
誰もこの先の状況が分からない中
僕らは 企画を "やる" という 決断だけをした。
全国のリーダー達には 一灯でも いいので 灯してほしいと 伝えた。

世の中がこんな状況で、
誰もが  "やらない"  という選択を していく中、
"やる" という選択をし、それを進めていくのは
きっと 大変なことも たくさんあっただろうと思う。

でも彼らは それぞれに 仲間たちと道を切り拓き、
普通に灯すだけでは きっと たどり着くことのできなかった 風景を
自らの手で それぞれの仲間たちと共に
全国のふるさとに つくりあげることが できたと思っている。

そして 2020年7月23日、
まさに 全て根で繋がっている 竹の様に
各地の サムライたちが まちの人たちが
竹あかりを通じて 全国で繋がることができた。
この1日は、
100年後 僕がこの世にいない未来に
僕と同じ様に 竹あかり に感動をし
それが故郷に想いを馳せるきっかけになった
僕の様な存在が現れる、
そんな未来の始まりの1日だったと思う。

2020 みんなの想火 の 全国の サムライ達に
心からの お疲れ様 と 有難うを 伝えたい。
そして これを読んでくれてる人に
各県に自分のまちは自分で灯す 意志を持った 人が いるという
希望を知ってもらいたい。
2021 も この取り組みに挑戦をしたいと思っている。
そして 全国を さらに深く 繋げていきたい。
願わくば 世界で 竹あかりを灯してくれる仲間とも
出会いたいと思っている。

みんなの想火 言い出しっぺ イケダチカオ

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