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Year In Beer 2022

新年一発目はUntappdの統計ネタ、Year In Beer 2022を確認してみましょう。まずはUntappd全体のデータから見てみます。

120M check-ins
1.9M beer lovers
160.8M toasts

グローバルで最多チェックインを集めたスタイルはIPA - American、ひところはIPA疲れなる言葉も囁かれましたが、その人気は衰えず。驚くべきことにTop5のうち4種がTree House Brewing!唯一割って入ったのはThe AlchemistのFocal Banger。
次いでIPA - New England/Hazy、Root+Branch、Fidens、Monkish、Trilliumとビアギークにはお馴染みのビッグネームが鎬を削ります。

以下、筆者個人のStatsとなります。

1519 Check-Ins

前年比196件減、率にして11.4%減。それでも1日平均およそ4.2チェックインですから毎日4杯程度はビール飲んでいた計算になります。相変わらず肝臓の鍛錬に余念がない。
レーティングの平均は3.36という結果で前年の3.65からダウン。最高評価のレート5を付けたのはPeanut Butter Milk Stout(Belching Beaver)とBanana Puddin' J.R.E.A.M(Burley Oak)の2種、これらは2021年にも5を付けた銘柄でした。衝撃が色褪せない。ちなみに4.75はChakanutのPilsner、4.5がMalarkey Red Ale(Devil Craft)、Bitter Ale(AJB Co.)、Coffee French Toast Stout(WeldWerks)が続くわけですが、IPAが見当たりません。2021年にも見られた現象なのですが、ラガーやIPAは常用すれども高レーティングにはなりにくく、普段は飲まないスタイルが好みをヒットすると高評価になる傾向があるようです。

118 Different Styles

集計時点でUntappdに登録されているビアスタイルは249、前年の225から24の増加。そのうち118にチェックインしたのでカバー率はおよそ47.4%。前年は139スタイル、カバー率約61.8%でしたので数・率ともに減少。
Top StyleはLage-Japanese Riceということで、大手ビールを好んで飲んでいた影響が出たものです。その裏で、過去には年間200を超えていたインドの青鬼のチェックイン数が2022年ではわずかに65と大きく減。

256 Breweries

256軒のブルワリーの作品を楽しんだ1年。チェックイン数で最多はサッポロの152、ほとんどが黒ラベルです。次点でサントリーの100、これはPerfect Suntory Beerが寄与。苦し紛れの抵抗。
これに続いたのが都内に4店舗を擁するDevil Craftでした。直営店ではゲストビールにあまり手を出さないタイプのビール飲みです。以降、Nomcraftとわかさいも本舗が20で続きます。まだまだ鬼伝説が足りない。

ということで、2022年のビールライフを統計データで振り返りました。

リード分を書きながら改めて、昨今のクラフトビールムーブメントはIPAがメインストリームであると確認するところです。必然、酒販店やインポーター、ブルワーもIPA推しになりがち。ビジネスとしては当然です。スーパーの棚に青鬼やPunkが並ぶほど浸透している昨今の状況、クラフトビールを10年飲んでいる身としては隔世の感があります。しかしながら「クラフトビール≒IPA」と単純化しすぎるのも考えものかと。そんなところから思うところをいくつか、今後の当noteに書き散らしていこうかと思っています。そして何より、2023年も素敵なビールとの巡り合いを期待したいものです。

それでは。

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