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株式投資に置ける資金管理、キャッシュポジションの重要性(例 米国株)


キャッシュポジションの重要性


例えば8月に景気後退の懸念から米国株式が売られる局面がありましたね
S&P500で高値から−10%
NASDAQも200日移動平均線にタッチする位まで株価は売られました(赤マルのチェック部分)

上のチャートはNASDAQの1年間
赤い線が200日移動平均線です
こうして見ると200日移動平均線まで株価が落ちてくる事はなかなか無いと言えます

ちなみにスタンダードな米国株式指数が200日移動平均線にタッチしたら少しでも指数を摘んどいた方が良いです
S&P500の積み立てしながらこれをやるだけでもリターンはかなり大きくなります

常にフルインベストメントだとチャンスを掴めない

こうゆう時に資金余力がないとせっかくのチャンスを指を咥えて見てるだけ、最悪の場合狼狽売りする原因になります

経済が堅調でブル相場最中ならS&P500の10%調整は絶好の買い場

雇用統計の結果が急激に悪化した事を受けての下落でした
市場は「FRBがソフトランディングを失敗した」と織り込んだ訳です
AI関連の過熱しすぎ感もありました
結局のところは米国経済は堅調で景気後退する気配はありませんでした

もし経済が壊れてベア相場入りしたら最高値から−20%〜−40%の可能性も 全力で買いたい時はこうゆう時

調整や暴落が始まったら経済データやFRBの動向を調べて方向性をきちんと確認してから動く様にします(方向性は絶対とは限らないが確率が高いシナリオにベットする)

しかし200日移動平均線にタッチしているので余力が100%あるなら30%位は指数を買っておいて良いと思います
来るかわからない暴落待ってると機会の損失のリスクになります

この時に大事なのは方向性がわからないのに値ごろ感やチャートだけ見て全力で行かない事
さらに株価が下に突っ込んだ時の絶好の買い場で余力が無くなります

個別株やりたいなら指数買ったら調整、暴落中に銘柄の分析

指数を買ったら気になる銘柄の決算を確認してください
売上高 EPS ガイダンス 全てクリアしてる事
指数下落中でもあまり下がってない、大きな出来高を伴って反発しているかどうか等 etc

余力30%しか買ってないのにあっという間に株価がV字回復してしまった場合

それはそれで仕方ないし30%買ってあるなら良いんです

だけど誰でも思うと思います
「もっと買っておけば良かった」と

しかしそうやって欲張って高値を追って行くと大概やられます

FOMO(ブル相場に取り残される恐れ)

この気持ちに打ち勝ってください

買い場は沢山あるし、売り場を見つけるより遥かに簡単です

そもそも30%買って儲かってるんだから良いじゃないですか
それより高値を追って余力が無くなった時に暴落食らったら最悪です
安値で仕込む事より「下げを食らわない事」の方がメチャクチャ大事です

持ってるポジションを長期枠なのか中期枠なのか短期枠なのかハッキリさせておく

例えばNISA口座で買っている長期枠のオルカンや全米投信などはガチホです
人生のライフイベントで必要な時に切り崩せば良いです

短期枠や中期枠は市場が強欲状態になったら含み益を眺めて気持ち良くなっているだけじゃ無く、きちんと利確してキャッシュポジションを増やしておくべきです

買う時も利確する時もFOMOに負けるな!これ大事です


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