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【 淡路島内で二拠点生活】vol.4 解体作業

ニホンミツバチの分蜂が少し落ち着いた頃に、いよいよ譲り受けた家のリフォームに取り掛かることになった。
この時期は、寒くもなく暑くもないベストシーズンだけれども、もうすでに今年は猛暑だとの会話を耳にして正直、梅雨でもないのに気が滅入っている。せめてDIYの作業に関しては夏は避けなければいけない。

 敷地内には、平屋の母屋以外に、コンクリートブロックできた建物(自作?)が二つあり、一つは物置、もう一つには、トイレとお風呂が設置されていた。
昔の田舎の家では、当たり前かもしれないが、5年ほど放置されていた事もあり、流石に雨漏りもひどい建物。
地元の工務店さんに相談したところ、補修しても危険なので、もし、母屋に場所があるなら新しくトイレなど水回りを設置する方が安上がりだとの事。
この時点で、まだこの家の使い道は定まっていなかったけれで、取り敢えずその方向で進めることを決め、トイレとお風呂の建物は解体してもらうことに。

 工事開始日に現場で集合し、色々と話し合った結果、母屋にかぶさるように生い茂る木も一緒に整理することになった。
ここからは解体終了まで工務店さんにお任せすることに。
地元の工務店は、今は、1社だけになってしまったけれど、集落の人とはみんな知り合いで、気心も知れ、お互い助け合って、この場所で続けているので、安心して任せられる。

平家の屋上に覆いかぶさっていた木がなくなりスッキリ

 解体工事は1週間程で完了し、以前は、母屋に光が届かなかった場所は、良い意味で見晴らしも良くスッキリ、悪く言えばまともに南風を受けるようになった。

 今後は、南風の対策をしないといけないけど、建物が木造ではないので、そこまで神経質にならなくても良いような気がしてきた。
まあ、古い家なので、色々と問題は起きそうだけど、一歩だけでも前進したのが嬉しくて、ベンチに腰掛け海を眺めながらコーヒーを飲んだりしている。

解体途中
スッキリ

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