【永久版】裁量ガチ勢の俺が、EA運用を安定させ、破綻させない極意について語る。
(※初めにごめんなさい、このnoteを読んでみて少しでも良いと思ったら「いいね」貰えると“マジで”嬉しいです。)
どうも〜、月残業100h超えの社畜の神様シロちゃんです。
今回は、過去最高レベルで本気で書きましたw(マジで有料級)
1万文字をゆうに超えてますが、全部何回も読み返すことでEAでの破綻を限りなく少なくすることができますし、なんといっても裁量だけで食っていけるようになると思います。
なぜこのようなnoteを作成しようと思ったか。
理由は、最近よくこんな質問がくるからなんですよね👇
・「なぜシロちゃんは破綻せずに、そんなにEA運用上手いんですか?」
・「どうやったら破綻避けることができるんですか?」
・「EA運用上手すぎませんか?」
・「お前だけ破綻しないのおかしいw」
と。
単刀直入に結論から言うと、裁量知識を交えてEAを運用しているから。
(※別に裁量ができないからEA運用で勝てないというわけではないです。裁量がなくても自分が良いと思ったEAのみを運用してるので、ある程度は知識なくても強いけど、知識があれば更に安定するよというニュアンスです。)
このnoteを最後まで読むことで、EA運用において限りなく破綻確率を低くすることができ、大切な資金を守ることができるようになるので頑張ってついてきて欲しいです。
多分トレード初心者の方はチンプンカンプンだと思いますが、これを知ってるのと知らないとではスキルに雲泥の差が生じます。
あと勘違いして欲しくないのは、自分は普通に破綻した経験ありますし、損切りもおこなっていますw
1年以上YouTubeで活動してますが、過去動画でも破綻、損切りについては触れています。
今回のnoteは結構本気で書くんで、有料級のこともバンバン書いていこうと思います。
画像とかチャートを用いて、結構難しいところまでガッツリ書こうと思ってるから、相場観やトレードスキルを少しでも向上させたいと思ってる方はぜひ見て欲しい。
ちなみに会社のパソコンでnote書いてるからバレたら一撃でクビになる。(上司の目を気にしつつ書きます)
EAで含み損マイナス20万円の時よりビクビクしながらnote書いてるw
では早速解説していくよー。
裁量知識が必要な理由
まず裁量知識が必要な理由は、いくつかあると思っています。
相場の大きな動きを予知できる
相場がどちらに何pips動くかまでは判断できないですが、大きく動くであろうという予測はある程度できます。
その大きく動くであろうという判断の的中確率も体感で70%以上あると思います。
大きく動く相場を回避できるだけでもDDは限りなく抑えることはできます。
DDを回避できるということは破綻確率を下げることに繋がります。
フル稼働している人よりも70%以上の確率でリスク回避ができるなら裁量知識は絶対に付けたほうが良いと思います。
この予測方法も後ほど解説しますね。
経済指標やニュースを考慮したトレードができる
経済指標の発表や政治的なニュースは市場に大きな影響を与えますが、EAはこうしたファンダメンタルズ要因を考慮できません。
よく「AIを搭載してます!」とか謳ってるEAがありますが、EAはあくまでプログラミングコードで形成された1つのロジックにすぎず、人工知能が今の相場を判断してトレードすることはできないんです。
※「AI搭載」「人工知能」「ディープラーニング」など謳っているEAがあれば絶対に手を出してはいけません。99.9%詐欺です。
ゴールドマンサックスとかモルガンとかマッコーリーとかなら大量の資金を投じてディープラーニングができるEAとか開発していると思いますが、そんなEAは僕たち一般人には絶対に降りてこない話です。
ディープラーニングを搭載しているのなら、過去の指標からデータを吸い上げ、今後の相場がどう動くかを自動的に判断しトレードできるとは思います。
ただ僕たちが使っているのはEAは人工知能が都度判断し、売買のシグナルを出すのではなく、一定の売買法則がソースコードに閉じ込められたソフトウェアに過ぎないため、指標情報を加味してないんです。
つまり、EAは機械的にエントリーしてくれるだけで指標トレード(ファンダメンタルズ)ができるわけではないんです。
なので裁量知識でファンダメンタルズを身につけてある程度考慮したトレードをする必要があるんです。
このファンダメンタルズのトレード手法についても後ほど解説します。
相場の本質を理解しやすくなる
裁量知識を深めることで、相場の動きがどのように形成されるのか、その「背景」を理解する力がつきます。
この背景を読み取ることってまじで大事なんすよね。
例えば、相場の動きが発生する場面では、単に「動いている」という表面的な情報だけでなく、以下の要因を把握できるようになります。
市場参加者の心理(パニック的な売買の有無、VIX指数などがこれにあたる)
大型トレンドを形成させる主要プレイヤー(中央銀行、政府の政策動向など)
短期的ボラティリティが発生するパターン(経済指標前、地理的イベント)
これらを見極める力があれば、「この相場はノイズが多い」「このポイントはトレンドが継続しそう」といった判断がつきやすくなり、結果的に適切なトレードの判断が可能になります。
EAはこうした情報をリアルタイムで処理することができないため、裁量知識が欠かせないんです。
※VIX指数とは、投資家がどれだけ相場に不安を感じているかを数値にしたもので、この数値が20を超えていると荒れやすく、10〜20の間を推移していると安全だと言えます。よく裁量トレーダーやシステムトレーダーが注視しているそうなので、自分も最近になって結構見るようになりました。
自信を持ったシステム(EA)トレードができる
裁量知識が身につくと、自分の判断に対して一定の裏付けを持つことができるため、精神的な安定感が増します。
この安定感はトレードにおいて極めて重要で、特にポジション保有中の迷いを減らせれるのが最大の魅力です。
自動売買が大量の含み損を抱えていても「これは一時的な調整だ」と自信を持って耐えることができ、損切りや利確タイミングを冷静に判断できます。
感情だけに頼っているとずっとMT4が気になり、本業にも力が入らないですし、寝れないです。
なので一定の裁量スキルがあることでメンタルを維持できるんです。
EA運用のメリットと限界について
EA運用には多くのメリットがあります。
特に、24時間自動でトレードを行い、質の高いEAを選べば破綻リスクを抑えながら利益を上げられる点は魅力的です。
自分もEAを運用しながら、毎月平均して60万円ほどの利益を得ています。
ただし、EAには明確な限界もあります。
特に、突発的なイベントや大きなトレンドの発生時には、簡単に破綻するリスクを抱えています。
このリスクを甘く見ていると、大きな損失につながりかねません。
EAの限界が生じる理由
EA運用には「破綻」がつきものです。
「フル稼働させれば簡単に利益が出る」と考える方もいるかもしれませんが、もしそれが本当なら、誰もが仕事を辞めてEAに全投資するでしょう。しかし現実はそう甘くありません。
自分も、EAだけで大きな利益を出している反面、月単位で損切りや破綻を経験することもあります。また、破綻を避けるために工夫を凝らしつつ運用していますが、不安が完全に消えることはありません。
YouTubeやLINEのコメントで「しろちゃん、そんなに稼いでるなら、もう仕事辞めればいいじゃんw」と言われることもありますが、EA運用だけで安心しきることはできないのです。
EAをフル稼働させるだけでプラス収支を出すことは可能ですが、その分破綻のリスクも高くなります。
そのため、一度破綻を経験した人の中には「もうEAは使わない」と決めてしまう人もいます。
でも自分はそれを勿体ないと感じてます。
ナンピンマーチン系も単ポジ系もリスクはゼロではない
ナンピンマーチン系のEAがフル稼働で破綻しやすいのはよく知られていますが、安全と言われる単ポジション系のEAも同様です。
例えば、「月利5%で安全運用!」と宣伝されているEAであっても、20ヶ月間一度も破綻しない保証はありません。
考えてみてください。
月利5%のEAで元本を回収するには20ヶ月が必要です。その間に政策金利の変更や日銀の市場介入、地政学的リスクなど、高頻度で発生します。
一方、月利30%のEAなら元本回収まで3ヶ月半。
期間が短い分、リスクも限定されるんです。
結局、月利が低いからといって必ずしも安全ではありませんし、月利が高いからといって必ず危険というわけでもありません。
どちらの場合も相場環境やEAの運用方法によって破綻する可能性は十分にあるのです。
これが、EA運用における限界です。
また、その限界を克服できるのは裁量です。
ここまで裁量知識の重要性を耳にタコができるくらい言ってきたので、このタイミングで実際にどのような裁量をしているのか解説に入っていきます。
【※重要】相場の変化に対応する裁量知識集
ここからちょっと初心者には難しい内容になるかもしれませんが、なるべく分かりやすいように解説していきます。
“想像”しながら読んでもらえると理解度2倍くらいと上がると思います。
わからない単語は調べつつ、それでも何を言っているか分からない方はこのnoteの最後に貼っている自分の公式LINEへ質問してください!
精算
まずは精算についてです。
清算は、簡単に言うと、今ショートもしくはロングポジションを持っている人がロスカする瞬間のことを言います。
この精算を知ることで、事前に大きく相場が動くか判断することができため、EAを運用するにあたり破綻確率を低減することができます。
例えばこのような相場👇
精算が起こる=トレーダーの強制ロスカットが入る瞬間と説明しました。
例えば、このようなダラダラ下げてくる相場で、赤ラインの箇所でロングを仕込んでいるトレーダーがいます。
赤ラインでロングポジションを仕込んでいる人は、今相場がダラダラ下がってきているので「早く上がらないかな〜」って思いながらずっと養分トレーダーがナンピンロングをしています。
つまりロングポジションを抱えているトレーダーは、今含み損を抱えているということです。
含み損を抱え続ければ、いつかは破綻します。
ロングポジション(買い)が破綻するということは、大量のショート(売り)注文が入ります。
(※買ったものは、いつか売らないと利益もしくは損失を確定できないから。)
なので、このまま下がり続ければ、ロングポジション勢は「やばい、このまま下がったらロスカットしちゃう」と嘆き続けます。
そして、大量のナンピンロングを仕込み続け、相場の一時上昇を期待しながら焼かれ続けた結果、こうなります👇
緩やかにダラダラ下がってきていた相場にロングポジション勢が担がれ続け、最終的に破綻した結果、急激に相場が下落する。
これが精算です。
相場は自分が利益が出ている時は、画面の向こう側の逆ポジションを持っているトレーダーは含み損を抱えています。
なので、EA運用をしている時、昼頃からダラダラ下がり続けて指標以外で変に含み損抱え始めたな〜って時は、この精算を疑います。
EAもナンピンマーチンなので、精算を避けなければ破綻は最悪しなくてもDDは大きく抱えます。
自分はよく15分足を見るのであれですが、何分足でも清算は確認できるので、特にこの足を見ておいた方が良いとかはないです。
ただ頻繁に精算が起こるのは1分足です。理由は期間が一番短い足であるためです。
この精算がある程度わかるようになれば、「あー、今ロング勢担がれてる相場で、養分はここでロング仕込んでるだろうな〜」とかまで予測できるようになります。
ちなみにこの精算が入ったタイミングでロング/ショートポジションを仕込むことでかなり美味しく値幅抜けるので、裁量トレードで精算を待つことが多いです。
手法とかいう言葉はあまり好きではないのですが、精算は1日で何十回も発生するものではないため、その分かなり勝率の高い裁量手法になります。
逆も同じです。
赤ラインでショートポジションを打ち、相場の下落を待ち利益を狙うショート勢がいます。
ただ相場は“ダラダラ”上がり続けているので、いつかはショート勢の大量の生産が入るだろうなって予想できます。(もちろん精算が入らずショート勢が勝つこともある)
そして時間が経ち、ショート勢が「これ以上相場が上がったらポジションを損切りしないとやばい💦」「もう一回上げてきたらロスカだ…」って思っている矢先、耐えきれず大量の強制ロスカットが入り、ドカンと精算が起こります。
精算が入った結果、ダラダラ相場が急変し、大きく上昇します。
自分の精算を利用した裁量手法は、最も勝率高く、最も値幅を安全に抜ける手法だと思っています。ちょっと話がズレますが、自分の手法を少しだけ公開します。
精算が入った瞬間に一気に「ショート勢のポジション決済」が起こり、相場が急騰します。
最初にお伝えしましたが、今含み損を抱えている人は、画面の向こう側の逆のポジションを持っている人は含み益を抱えています。
つまり、相場というのは、養分と勝ち組が併存しているんです。
話を戻しますが、精算が起こったタイミングは、勝ち組である「下からロングポジションを持ち続け利益を得ていたロング勢の利確」が同時に入るタイミングでもあります。
勝ち組勢のロングの利確(売り圧力)を利用して、そこに大量のショートポジション(売り注文)を入れる勝ち組トレーダーがさらに介入します。
ロングの利確(売り圧)+新規ショートのダブルの力で、相場は大きく下がり、値幅を抜けるんです。
シロちゃんは、養分ショーターが焼かれた瞬間(精算)と、ロング勢が利確するであろうポイントでショートを入れて裁量トレードしています。
相場は後から見返せばなんとでも言えますが、この手法はバックテストで相場を動かしながらリアルタイムでもしっかり利益を抜けます。
では、具体的にどのタイミングでショートを仕込むか。
自分がショートを入れるタイミングは一番天井である黄色矢印では絶対にショートを打ちません。
ここでショートを仕込むのはギャンブルだからです。
ショートを打つのは、右側にある紫矢印でショートを打ちます。
一番天井である黄色ではまだこれからも相場が上昇する可能性があるので、リスクが高いので、2番天井(ダブルトップ)の紫矢印が固まってからショートを打ちます。
ここで大事になってくるのが、チャートパターンとプライスアクションです。
チャートパターンとプライスアクションと精算を組み合わせることで、相場の動きが分かり、大量に値幅を抜けるようになります。
(他にもローリバやファンダなどがありますが、それも全部このnoteで解説します。)
【ポイント】
・ショート勢のポジション決済は、買い圧力に変わる。
→保持しているショートポジションを決済するためには、買い指値を出す必要があるから。
→売ったものは買い戻さないと損益を確定できない。
・ロング勢のポジション決済は、売り圧力に変わる。
→同様にロングポジションを決済するためには、売りの指値を出す必要があるから。
→買ったものは売らないと損益を確定できない。
チャートパターン
チャートパターンは全部でこのくらいあるそうですが、こんなに覚えなくていいです。
覚えるのは、基本は、赤枠の三尊と逆三尊、ダブルトップとダブルボトムだけでいいです。
青枠も一応は覚えておいた方がいいですが、赤枠のヘッドアンドショルダー(三尊、逆三尊)とダブルトップ、ダブルボトムだけでいいです。
このチャートパターンを覚えておくことでEAでの破綻確率を大幅に避けることができます。
なぜならチャートパターンは相場が大きく動く前の合図になるからです。
例えば、4時間足や日足レベルの長期足でこれらのチャートパターンが形成されているときは、「あー、日足が三尊形成でネックライン割りそうだから明日はここまで下がってこのくらい含み損抱えるだろうな」って予測が立ちます。
例えば4時間足レベルで逆三尊を形成し、右肩あたりでこれから上がるであろうプライスアクション(緑矢印)が読み取れたら、ここで自動売買を停止したりしています。
(プライスアクションについては、次の項目で解説してます)
とまあ、逆三尊が形成されている、かつ右肩あたりでプライスアクションを確認できたら相場が大きく上昇するタイミングである可能性が高まります。
EAは脳死でフル稼働させるだけで勝てる魔法の商品ではありません。(※脳死で勝てるなら全員やってます)
ダブルトップも同じです。
右肩の山あたりで反転のプライスアクション(含み足)が出ている時点で「ん?」と警戒します。
それからさらにオレンジ色のネックラインを大陰線で割り、確定させた時点で自動売買を危険信号レベルマックスなので、停止することが多いです。
チャートパターンを覚えておくことで、現在の相場の危険度を教えてくれるヒントの1つになります。
(※EAで破綻する時ってのは、よっぽど大きな暴騰暴落が無いと破綻はしませんが、その大きく動くであろう時に停止することでそのリスクを省けるよねって感じです。)
プライスアクション(※最も重要)
最もシロちゃんが重要視しているものは、プライスアクションです。
プライスアクションとは、ろうそく足の動きであり、ろうそく足だけを極めればインジケーターとかオシレーターとか一切入れずに水平線とプライスアクションだけで利益を上げれるほど強力な武器です。
シロちゃんも実際にプライスアクションだけで裁量はできます。(マジでこれだけで食えますw)
プライスアクションをマスターすることで、「ここは自動売買止めた方がいいな」「これ以上ポジションを持つと破綻するかもな」と予測が立ちます。
では、どういったプライスアクションを見ているか。
それは、「含み足」と「ヒゲ」と「矛盾演出」です。
含み足
含み足とは、ろうそく足チャート上に現れる2本のパターンで、相場の転換を示唆します。
このパターンでは、2本目のろうそく足の実体が1本目のろうそく足の実体を完全に覆う形になります。
前回のチャートパターンでも解説した画像ですが、特にダブルトップ右肩で出現した際などは反転示唆になります。
もちろん逆三尊、三尊やダブルボトムでも同じです。
別の例もあげます。
これはちょっと汚い三尊ではありますが、赤矢印に反転示唆であるプライスアクション(含み足)が出現しています。
よく三尊はネックラインを割ってからショートエントリーしましょうと言いますが、それでは遅すぎます。
プライスアクションを勉強している人は、この含み足が出現し、確定させた段階でショートポジションを打っています。
より勝率が上がるのは、手前が陽線で2本目が陰線である時です。下落確度がマジで上がります。(確度とは確かさの度合い、簡単にいえば勝率)
逆に手前が陰線、2本目が陽線である含み足は上昇確度が上がります。
まじで探せば無限にありますw
ゴールド4時間足ですがダブルボトム形成かつ含み足出現でえげつないほど値幅取れます。
別に4時間足ではなくても、5分でも1分でも同じくらいRR(リスクリワード)取れます。
ただ時間足が小さくなればなるほどノイズが多くなるので、確度は若干落ちます。
損切りについては陽線含み足ヒゲ下に逆指値置いて、あとは放置でダウが崩壊するまで握っておけばいいだけです。
リスクリワード1:5なので、勝率16%でも勝てますw
他にも見ないといけないところはありますが、基本的にこれをベースにして立ち回れば裁量でも爆発的に利益を出せますし、EAでの破綻も避けれます。
※自分はあくまでEAの検証を続けたいので、裁量を教える等の活動はしない予定です。
ヒゲ
ヒゲ坊主とか言われるやつです。
こいつもかなり重要視してます。
陰線バージョンは逆で考えてください。
こういう陽線坊主が底値付近で出現した時は、相場が急騰するリスクを考えます。
これは急騰まではいってませんが、ここまでnoteを読んでいるとこんな予測が立ちませんか?
「お、底値付近で陽線ひげ坊主が出たな。時間が経ってジワ上げしてるから今ショート担がれてるな。てことはショーターは含み損を抱えてるからどこかで精算来るかも?」みたいな感じです。
そして、しっかり精算が起こり、ショーターは無事死亡です。
ちなみに左側の緑矢印ではしっかり含み足が出て反転してます。
さらに陽線ヒゲ坊主が後から出てるのでダブルの根拠で上がるだろうなって予測が立ちます。
もちろん外れることもあります。確度が高いよってことです。
矛盾演出
矛盾演出とは、下がるべきところで上がる。上がるべきところで下がったりすることです。
これは、ろうそく足の形を見ることで判断することができます。
特にヒゲ坊主が出た時は要注意です。
例えば、こういうところ。
大きなヒゲ坊主(実際は坊主ではなく上にちょっとだけヒゲがついてますがこれくらいはヒゲ坊主と認定)が出ている+含み足(左の小さな陽線を包んでいる)が出ているところ。
このチャートでは実際にこの後大きく上昇していますが、矛盾演出とはこういう「上がるべきところ」で「下がりだす時」が要注意です。
こういう感じで、上がるサインが底値で出ているのにもかかわらず、陰線でヒゲを埋めにきたりする時が、矛盾演出です。
このあと上がるやろうな〜って思ってる時に、しっかりと実体ベースで陽線の髭を埋めにきている時が要注意ってことです。
ここまで陽線ヒゲ坊主で解説しましたが、陰線の場合でも考えてみましょう。
相場の高値付近で、こんな大きな陰線ヒゲ坊主が出たらほとんどの人は「お、これはさがる!」と思うと思います。
でも実際にこうなったら?
明らかにロング圧の方が強いってわかると思います。
1時間足や4時間足ベースでこういう動きが来た時は上に飛ぶ可能性が高いと予測できるので、EAを稼働しているときはこの時点で損切りできます。
基本、この矛盾演出は時間足に関係なく、秒足、分足、時間足、日足、週足、月足、全てに有効です。
ただし、短期足になればなるほどノイズが増えるので確度は結構下がります。
日足、週足、月足レベルとかで矛盾演出出れば、今週荒れそうだなー、今月荒れるな〜ってある程度の未来を予測できるんですよね。
(もちろん外すことはありますが、結構的確ですw)
自分も15分足ベースまで落として常に相場見れる状態なら無双できる自信がありますが、会社でずっとチャートは見れないので、1時間足や4時間足でトイレ休憩してる時にスマホでチラ見してこういう矛盾演出してる時は損切りしています。
EAトレードなら、ヒゲを完全に埋めるまで損切りはしないですが、自分が裁量をしていて実際にこの動きをしてきた時は、上からショートを打っていても黄色丸の時点で投げてると思います。
相場の高値、安値付近で矛盾演出が出た時は結構な確率で的中するので注視することが多いですね。(自分はこういう矛盾演出を利用して裁量で利益を得ることが多いです。)
これまで汚いお絵描きで説明しましたが、実際にチャートで説明したらこんなところですね👇
高値付近で含み足+巨大上ヒゲの大陰線(坊主ではない)が出現してから、細かい陽線がしつこくじわじわ上げてくる。
この動きから読み取れるのは、ロング勢が諦めておらず天井をブチ破ろうとしているということ。
では実際にこの後どういう動きをしたか。
はい、ドーン!
矛盾演出の強みは、的中すればえげつないほど大きく動くという点にあります。
今回の場合は、実際に矛盾演出が成功し、数百pipsレベルで上昇してます。
これ、EAだったらギリ利確刺さってると思いますが、もし下げ調整が甘かったら破綻してると思います。
ただこの矛盾演出を理解している人は、こういう危険相場がこれから訪れるであろうという予測ができるので回避できるんです。
ロールリバーサル
覚えておくべき裁量としてロールリバーサルもあります。
EA運用ではあまりローリバは考えていないですが、裁量ならガッツリ利用しています。
EA運用において覚えておいて損はないですし、未来を予測する1つの材料にもなるのでぜひ覚えてください。
ロールリバーサル、通称ローリバとは、FXにおいて価格のブレイクが発生し、それに伴い役割が逆転する現象を指します。
サポートラインやレジスタンスラインを割り込んだ後、ラインが役割を換える現象を「ロールリバーサル」と呼びます。
ロールリバーサル後は、サポートラインがレジスタンスラインとして使われ、逆にレジスタンスラインはサポートラインとして使われるケースです。
絵で説明するとこういう感じ👇
水平線がレジスタンスライン(赤矢印)として機能していたものが、レジスタンスラインの天井をブレイクし、その後回帰して水平線にタッチした瞬間にサポートライン(緑矢印)に切り替わること、それがローリバです。
【ポイント】
レジスタンスライン=天井を抑える役割
サポートライン=底を支える役割
なぜローリバが発生するかまで説明している人が少ないので一応説明しておきます。
このnoteの最初の方でも語ってますが相場って誰かが利益出ている時、誰かが損をしています。
100万円稼いでいる人がいれば、100万円損失している人が並存しているということです。
ロールリバーサルが起こる理由は、人間の心理が働いた結果になります。
例えば赤矢印で「そろそろ高値っぽいな〜、ショート打つか〜」と判断してショートポジションを構築した人がいるとします。
そのまま相場が黄色矢印のように、高値を貫通したとします。
その時、ショートポジションを高値付近で構築してた人は「高値抜けたから損切りしよう!」とできる人は素晴らしいですが、
中には「やば、高値抜けた!含み損抱えちゃったよ(涙」っていう養分も存在します。
チャートが上に抜けた時、ショート勢は含み損を抱えていますが、そのショート勢が考えていることはなんでしょうか?
「今含み損を抱えているけど、ここで損切りすればマイナスになってしまう、せめてプラスマイナス0で終わらせたいから帰ってくるまで待とう」と考えます。
そして黄色矢印のように一旦は抜けたものの、ピンク矢印のように回帰してきた瞬間にショート勢は、一気にプラスマイナス0決済を行います。
ショート勢の決済は相場にどう影響を与えるか覚えていますか?
【ポイント】
・ショート勢のポジション決済は、買い圧力に変わる。
(保持しているショートポジションを決済するためには、買い指値を出す必要があるから)
・ロング勢のポジション決済は、売り圧力に変わる。
(同様にロングポジションを決済するためには、売りの指値を出す必要があるから)
つまり、高値付近のショート勢が含み損をプラスマイナス0で決済する行為は、その付近で買い圧力が同時に働きます。
そのローリバの力を利用しようとする新規ロング勢も緑矢印付近で大量発生します。
養分ショート勢のプラスマイナス0決済の買い圧力+勝ち組の新規ロング勢の圧力のダブルが働くことで、レジスタンスラインとして機能していたものがサポートラインとして機能しているように“見える”だけなんですよね。
相場は養分がいるからこそ、利益を出せるんです。
トレードも、麻雀も、パチンコも、ポーカーも、宗教も、情報販売も、薬物も、競輪、競艇、競馬、医療業界だって、“養分”がいるからこそ利益を出せるんです。
麻雀とかポーカーとかまさにそうですよね。
弱者から金をむしり取り稼いでいます。
残酷ですがこれが現実なんですよねw
ファンダメンタルズ分析
そして最後にファンダメンタルズ分析についてです。
これも裁量と言えるのかわからないですが、知識として必ず必要になってくるので解説しておきます。
ファンダメンタルズ分析とは、国や企業の経済状況や財務状況などの基礎的な指標を用いて、株式相場や為替相場の将来の値動きを予測する分析手法です。
簡単にいうと、指標トレードです。
「気をつけるべき指標の種類」「指標時の動きの対策」の2つを解説します。
【気をつけるべき指標】
・FOMC
・CPI
・雇用統計
この3つは必ず注意した方が良いです。
特に米国指標に気をつけた方がよく、その理由は最も注目される指標であるからです。
指標がある日は1日中EAを停止することをオススメします。
ただ1日中停止したからといって翌日まで荒れることがあります。
当日EAを止めたから稼働しても大丈夫でしょ!と思って回し、破綻されている人をよく見ます。
【指標時の動きの対策】
指標時の動きあるあるはこういう動きです👇
親の顔より見たV字回帰ですw
赤線が指標発表時だとすれば、上にドーンと振れたら、一気に下げてから、上がるパターンです。
相場の特徴として、「平均を保とうとする」力が働きます。
輪ゴムで説明することが多いのですが、輪ゴムって引っ張れば引っ張るほど収縮する力が強くなりますよね?
相場も同じで、異常なほど上に振った時は、それと同じくらい、もしくはそれ以上の力が逆に働きます。
なのでV字の動きをしやすいんですよね。
翌日まで荒れる時は、全戻しするパターンです👇
赤枠のように下落分を全部回収する動きです。
当日大幅下落→翌日全戻しムーブ
これ、あるあるなんですよね。
自分は指標をよく見ることが多いので、ある程度どう動くかは分かるので大丈夫ですが、
全戻ししそうかどうかわからないよって人は、FOMC、CPI、雇用統計がある日は、もう脳死で当日翌日は自動売買停止でOKです。
あ、ちなみに指標だけがこういう動きするのではなく、急に大きく動いた時も同様にV字回帰したり、全戻しすることがあります。
大きく動いた時のあるあるムーブ3選
【V字回帰】
平均の価格に戻るやつです。
心電図的な動きをします。
実際のチャートだとこういうやつ👇
逆パターンだとこれ👇
【下落分全戻しムーブ】
下落した分を全て回収する全戻しムーブです。
底値でロング仕込めたらえげつないほど利益取れるやつです。
プライスアクションと組み合わせて底値でロング取ることが多いですが、リスクリワード1:20とかいけますw
実際のチャートはこういうやつです👇
【上張り付きムーブ】
V字回帰してこず、だいたい上昇分の50%まで回帰してきてからずっと上昇しまくるパターン。
正直一番だるい動きで、この上張り付きムーブされたらだいたい帰ってきませんw
実際のチャートはこれです👇
だいたいフィボ38%か50%で反発し、上がっていくことが多いです。
上りの起点からフィボを上昇分の最高値まで引いて%を出します。
※フィボナッチリトレースメントとは、フィボナッチ比率と呼ばれる特定の比率を活用して、トレンド相場の中で価格が反発または反落しやすい水準を特定するためのテクニカル分析手法です。
フィボは正直嫌いですが、たまに引いたりしてます。
EA運用において、この上張り付きムーブにショートポジションが掴まされて含み損を持っていれば破綻する確率高いです。
なので上張り付きムーブしてるな〜って時は、損切りした方が良いです。
まあ、指標時によくある動きなのであれですが、指標以外でこういう動きがあれば切った方がいいです。
裁量はどれくらいの期間で習得できるのか
これまでシロちゃんが持っている裁量知識をお伝えしてきましたが、実際どれくらいの期間で裁量は身につくのでしょうか?
期間では表現しにくいですが、回数だとこのnoteを30回くらい読んで、全てインプットすればある程度裁量だけでも勝てるようになるとは思います。
ただインプットしただけではだめで、実際に行動しないといけないです。
腹筋を割る方法を本で読んでも腹筋が割れないのと同じで、実際に腹筋を割る方法を学んでから行動に移さなければ効果は出ません。
最速で裁量を学ぶ方法
それは、1分足チャートを毎日何時間も見続けることです。
相場の動きは確度は変わっても長期足でも短期足でも基本同じ動きをします。
1時間足は1時間に一回しか更新されないですが、1分足は1分間でどんどん動いていきます。
なので効率よく学ぶためには、1分足を見続け、どう動いて、なぜプライスアクションが出たのに下がったか?など常に考えながらアウトプットしてください。
自分は社畜なので、事務作業している時のほとんどは1分足チャートを見ていました。
上司にバレたら56されますが、こっちもEA運用でリスクを背負ってるので学ぶことに関して本気なんですよねw
今は営業なので環境的に相場はあまり見れないですが、事務の時はマジでゴミカス人材だったと思いますw
まとめると、このnoteで書かれた裁量手法の1つ1つを1分足に落とし込んで何時間も毎日見続ける。
そして夢にろうそく足が出てくるようになった時、あなたは立派な裁量トレーダーです!
まとめ
以上、シロちゃんの本気noteでした。
いかがでしたでしょうか?
まさかの1万5000文字オーバーでしたが、そこらへんのエセ裁量トレーダーよりかはマシな情報発信をできたかと思いますw
安定的にEAで利益を出すためには、それなりの裁量知識が必要であると分かったかと思います。
これらを全て読み込みEA運用に落とし込めば月間でプラス利益は簡単に出せるようになります。
(もちろんシロちゃんでも破綻することはあります)
あくまで破綻しづらくなるので、覚えておいて損はありません。
このnoteきっかけに「裁量トレードを教えて欲しい!」という声が上がると思いますが、自分はなんといっても社畜なんで、質の高い教育ができないという点から教えることはしません。
でも、友達に教えて1ヶ月後から安定的に勝ち始めすぐに会社辞めて専業トレーダーになった友達がいますw
「シロちゃんそんなに裁量とEAで利益が出てるなら会社辞めればいいじゃんw」ってよく言われますが、自分もアホじゃないんで辞めれるならとっくに辞めてます。
辞めれない深くグロい理由があるんすよねw
まあそれは置いといて。
今の投資界隈って、マジでカオスなんですよね。
情報を簡単にネットからすくえる環境になったので、嘘の情報だったり、質の低い情報、詐欺的な情報などが入り混じり常にあなたを騙そうとしてきます。
良い化粧水を探そうとネットで「化粧水 おすすめ」と調べても上位に出てくるのはアフィリエイト商品ばかり。
化粧品サイトは、ランキング形式で化粧品を紹介されてて、1位を見るとアフィリエイト単価が一番高い化粧品を推してるのが現実です。
これは化粧品の話で、「まじ?この事実黒すぎやろw」って思いますが、投資界隈はこの100倍やばいですwww
そんな混沌の世界に少しでも質の高い投資関係の情報発信を心がけ、お金で左右されない正しい情報発信をしたいと心から思っています。
※企業案件とかで100万円でこの商品を紹介してくれないか?とか来ますが、全部スルーしてますw
このnoteをきっかけに少しでも多くの方の助けになれば良いと思い、noteを執筆しました。
今後もより良い質の高い情報発信をしていきます!
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それでは良いトレードライフを!
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(※別に裁量ができないからEA運用で勝てないというわけではないです。裁量がなくても自分が安定すると思ったEAのみを紹介してるので、ある程度は知識なくても強いEAだけど、裁量知識があれば更に安定します!)
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