お金を使う価値
自分にご褒美、という感覚があまりない。恐らく浪費もしないし、無趣味というわけでもないのだけど、お金の減りは少ない方だと思われる。その証拠に気にしなくてもお金が貯まる。新卒ぐらいの給与なら一人暮らしでも月5万ぐらいは貯金できる。
趣味にお金をかける人を見ると羨ましくなる。オタクという人たちは見ていて清々しい。自分は無意識に近いところで、お金がかかるものは排除している気がするからだ。自分の時間を費やして作ったお金を注ぎ込みたい趣味があるなんて、とても羨ましい。時間があれば映画を漁るが、今はTSUTAYAの借り放題や動画配信サービスが充実しているので、格安で見放題である。あとはゲームアプリが好きだが、課金はしたことがない。どこかで所詮データだと思っているのだろう。課金しなくても楽しめるものはたくさんあるし、満足なのだ。そうしてお金を貯めて、めどが立てば海外に出たり出なかったりする。書き出すと貧しいが、これで暇が潰れている。
虚しく見えるが、お金が貯まるならそれも良いと思う人もいるかもしれない。困るのは、自分でもさもしいなと思っていること。自分にお金をかけられないというのは、切ないのだ。まるで自分にはその価値がないと思い込んでいるよう。
ということに気が付いたので、最近は意識してお金を使う時がある。それだけで少し気分が変わる。大人になったような気分、が近いかもしれない。これが浪費癖に繋がるのだろうか。それとは違う気がする。少しづつ明日を変えたい。
Photo by Ibrahim Rifath on Unsplash
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