田舎にいるのでピザ窯を作った話。

今回も後輩くんに裏切られたので、何を書こうか、、
というところで、山梨にいるのでピザ窯でも作るか〜で、作った話。

# 出来上がりを先に

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こんな感じに出来上がります。
レンガを積み上げるだけなのですごい簡単。
ぶっ刺さっているのは温度計で、大体 300 度くらいまで熱が上がってるのを確認しました。

# ピザ窯作るまでのざっくり工程

ざっくりと工程を説明すると次のようになりました。

- 設計 (1日)
- 素材集め (5日)
- 作る (1 時間)
- 食す (2 時間)

一番大変なのが素材集め。これは車とかないと厳しい。
というので一個ずつ説明していきましょう。

# 設計

設計といっても簡単な話です。
まずは "一段" にするか "二段" にするかです。
一段の場合は、単純に火をつけた後、それをどかして余熱などで調理するタイプ。
二段は 一段目で火をつけ、二段目で焼きたいものを焼くタイプです。
個人的にロマンもありつつ、日の後始末の掃除が面倒だと思ったので二段構成にしています。
一段の方は、暖まりが早かったり、温度が安定しているというメリットがあると思うので、一長一短です。

そして二段で作ると決めたら、現代の知恵で Youtube から作り方を拝借します。

https://www.youtube.com/watch?v=l35DHZs6Ig4

こちらを参考にしました。モルタルとかを使って、きちんと作った方が熱の管理などで言えば利点はありますが、とりあえず作って焼くことを目的としてプロトタイプと考えていたので十分なクオリティです。

そうなると素材が決まります。
- 耐火レンガ 62 枚
- 大判耐火レンガ 5枚
- レンガを割るようタガネ
- レンガを割るようのトンカチ
- 軍手
- 土台のコンクリートブロック (高さに応じて調整)
- 水平器

という感じになりました。
全部で 3万円行かないくらいです。同じようなキットを 10万円で購入した。とかの話も聞くので、まぁそこそこリーズナブルだったのかなと (温度計とかは元々持ってたので、そこら辺の値段は加味してません)

ちなみに必要な面積は 縦横 1m くらいもあれば十分です。
土台の方は作りやすい高さに上げる
東京だと当然厳しいですが、田舎のお庭とかなら比較的に作れるのではないでしょうか。
土台の方は上手く作れば薪入れに利用したりできるらしいです。
水平器を使って水平にするのが一番難しいところです。
私の方では土台の一段目と二段目の木を噛ませて水平を作りました。上の出来上がりの画像を見て貰えばわかると思います。あーすると水にもぬれず火にも遠いのでちょうど良いです。

# 買い物

さて、あとは仕事の合間に買い出しの日々です。
一気に全てを買うことはできないので、車で買っては運搬します。

山梨では コメリ というホームセンターを利用しました。
朝早くから 100 kg あたりの農業用の土を買ってるおじちゃんがいてすごい。

ちなみにコメリには在庫確認ができるので、それも便利です。
大判の耐火レンガを探すのに苦労しました。しかもちょっとサイズが小さかったので組み立て当日焦りました。
大判が見つからない方は、耐火アングルと呼ばれる、鉄の長い棒を利用してそれに 同じサイズの耐火レンガを置くというパターンもあります。
実際そっちにした方がサイズのズレがなくなるので有効かもしれません。

難関はタガネでブロックを半分に割るところですが、こちらも Youtube などを参考にすればいけます。基本半分のところに線を引いて金槌とタガネでカンカンしてけばいつか割れます。

# 組み立て

上に貼った動画を参考にして、えっちらおっちら積みたれてば完成です。
30 分 ~ 45 分もあればできちゃいます。簡単ですね。

出来上がったら一回火をつけて、中を乾燥させましょう。
あとは暖かさなどを確認します。二段にしているので、なかなか二段目に熱が通るまでは時間がかかります。
ここら辺は作ってみないとわからないので、火をつけて即焼きたいと思う方は一段構成をお勧めします。

# 食す

さて、あとは温めた窯に食材を投入するだけです。

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パイやらチーズやらジャガイモやら。
うーんやはり窯でやくと違うな (盲信)

さて、次は友人の余った畑でジャガイモを作ろう。という話に進んでおります。田舎生活いいぞ!

画像3

最後に父と猫です。
田舎生活をみなさんエンジョイしましょう。

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