大人であり続けるために
新年早々こういう記事を書くというのも控えたいものですが、逆に新年だからこそ、こういうモノの考え方をしておかなければな〜という話です。
というか去年にこの動画を見て色々考えてしまった。
初めに行っておきたいのは、
政治批判とかそういう話ではないですよ
ということ。モノの考え方の話をしたい。
# 問題の動画
こちらの動画である。
ABEMA ではこういう政治ニュースをたびたび扱っていて、コロナ禍の今私もよく見るようになった。
番組としては地上波の番組よりかは突っ込んだモノの見方があったりしてて楽しい側面もあるし、不快と思うような場面も多いので、見られる方は相応の覚悟で見て欲しい。
で、この動画で注目していただきたいのはサムネにもある通り、我らが代表・・・ではなく、 ひろゆき と 菅グループの中核メンバーであるらしい 秋本真利 さんのディスカッションである。
ひろゆきは週に一回とかでこの番組のコメンテーターをしていて、秋本さんが今回ゲストだったようです。
動画上の討論の内容は、個人的主観でまとめると
- (ひろゆき) GOTO で感染が広がったかどうかを検査すれば良いかはわかるのでやれば良いのでは?
- (秋本さん) 保健所などのコストなどを考えると難しい
というような具合で、平行線をたどっているような内容である。
具体的な内容は見ていただきたい。
改めて行っておくが今回の記事は 政権批判 とかではなく、大人としてどう太刀振舞っていくべきなのか?
という話をしたい。
# 動画の感想と考察
個人的な感想として、この討論は正直に言えばひどいものであると感じた。ひろゆきが話す提案と解決に対し、秋本さんは別の論点をずっと繰り返して話を流しているだけで決着がつかなかった。
ショックである。政治家という点を除いても、大人同士がこういう討論を続けているのを子供たちはどう感じているかは少し心配になる。
おそらく高校生の私だったならば、なんて愚かな大人がいたもんでこんなのが政治家をやっているのか。。。と絶望したかもしれない。
というのはあくまでも個人の感想である。
だが、私も大人になってある程度の社会と経験を学んだ上で言えば、秋本さんの対処も当然であると思っている。
というのも、組織の代表で討論しているという立場として、じゃあやりましょう。とか、いいですね〜。とか、気軽に言えないのは理解する。
IT 関連での会議でも 一旦検討させてくださいは上等文句だ。
というのを冷静に考えれば、ああいう対応は社会としては常識なのだ。
高校生・大学生の方がこの動画を見て、秋本さんに残念と思う方がいたら、その気持ちは大切にして欲しい反面、これから君たちが通る道として理解して欲しいという部分でもある。
というので私は秋本さんを決して責めたりしないし、むしろ感情的にならず飄々と対処しているのはさすがだなと思うところもある。
# 一般的な討論として
とはいえだ、一般的な会議の場においてのアジェンダについて中々的を得ない解答しかしないというのも考えものである。
ここからは一般論としての話。
つまりあの会議は会議として体を成していたかというと正直なっていなかった。
事前にアジェンダ、この場合 GOTOの検査項目を一つ増やすことで得られる価値について の議題が伝えられていたかどうかは気になるところであるが、この議題が挙げられた以上真摯に向き合うのがエンジニアの責任だろうという気がしている。
そしてその対応には、政治的な側面もあれば、実際の費用のシミュレートとか、もっといえばかかる工数などから反証しないとやっぱり顧客の信用と満足は得られないのだなと思う。
そう言う意味で私の信用を失った場面でもあった。
政治における顧客は私たち一般市民である。
私もきちんと運用が行われていないということに対しては意見を言うべきだな。
と言うことでこんな物騒な note を書いてみた次第である。(正直嫌だなと思うところはあるけれど。)
明日は我が身である。と言う警鐘もこめる。
# ひいては未来の価値として
本当に重要なのは、そこから先の話である。
私たちはスマートな会議や討論を行っていくことに責任を負わなければならないと思っている。
そうして若い子たちや同世代の仲間たちと有意義な時間を使って、自らの能力や価値を底上げしてかなければならんなぁ。と。
子供もいないし彼女もいないんですがね (ぎょえ〜)
ので私は会社で会議を中心にプロジェクトをスマートに進めるためのツールを開発しているのです。
いつか自分のためになると良いな〜なんて考えながら今年を頑張りたいと思います。
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