私を構成す9枚 8/9
「音の中で、君を探してる」
いま起きたみなさま、こんばんは
今日も今日とて、#私を構成する9枚 から、
星野源/ 『POP VIRUS』
を紹介していきます。
みなさまご存知の星野源さん。実は、星野源さんの実家が近くにあって、実質的に地元の先輩なんです。これを誇りに、最近僕は調子に乗っています。
前回のnoteの冒頭でお話した、うちで踊ろうの発信者こそ、星野源さんです。彼の発した歌から、日本が繋がり、更に海外にも繋がりが広がって、少しでも明るく過ごせたらいいですね。
POP VIRUS
彼は、今回と同じような企画を一度していました。POP VIRUSのその名から、POPの感染を広がらせる企画です。
このご時世になる、2年前に行った企画は、所定のエリアに行くとアルバムの一部が聴けるようになるというものでした。そして、その聴けるようになった人が他のSNSでシェアをすると、そこからも聴けるようになる。
文字通り、POPのVIRUSが広がっていく。
僕もこの企画に参加していて、その時はじめて『POP VIRUS』を耳にしました。
「音の中で君を探してる」
この一句に心奪われてしまいました。
抽象的なこの歌詞。何を言っているのか分かってしまった。自分の解釈で。
前回のnoteで、斜に構えていた当時の僕は、所謂J-POPの"共感"という文化が嫌いでした。完全に人間たちは理解し合えないから。
歌詞を噛む
『POP VIRUS』を聴いて感じたんです。
彼が放った言葉は、もう彼から離れていて、
受け取り方は僕次第だという事に。
当たり前の事に辿り着くのに、齢20年かかってしまいました。共感なんてしなくたって、言葉を楽しむ事ができるのだと。
そこから発展して、相手の心に寄り添って言葉を扱う事もできるのだと。
それから、僕はいろいろな曲の歌詞を、自分で噛み砕いて聴くようになりました。
肌
同アルバムの『肌』も好きな曲です。
「どんな近づいても、一つにはなれないから。少しだけ、せめて。触れ合うと、言葉より、君のことを知れる気がした。」
ぶっ刺さりました。
どんなに近づいても、一つにはなれないんです。僕の思っている事でした。だからこそ、触れ合って、言葉より深く知ろうと。
あまりにも自分に当て嵌まってしまって驚きました。バーナム効果みたいなものかも知れませんが、これがみんなの言う"歌に支えられる"という事なのか、と。
あとえっちな歌詞でいいですよね。
星野源さんみたいな、 ほのめかすえっちな歌詞が書きたいです。