私を構成する9枚 1/9
BUMP OF CHICKEN/
『orbital period』
初めまして、善太です。
今回、Twitterで投稿させていただいた #私を構成する9枚 のタグから、僕が影響を受けたCDを、1日1枚ずつ紹介しようと思います。
まず最初は、BUMP OF CHICKEN/『orbital period』です。当時中学生だった僕が、人生で初めて購入したCDです。出会ったきっかけは、お姉ちゃんがやっていたゲーム『テイルズ オブ アビス』の主題歌になっていた『カルマ』という曲からでした。姉が2人いて、幼少期から彼女たちに影響を受けて育ちました。
BUMP OF CHICKENの5thアルバムで、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌になった『花の名』や、CMでタイアップされた『涙のふるさと』などの有名な、優しい曲が収録されています。中でも、1番好きな曲が『星の鳥』というインスト曲です。今でもインストが好きなのはここから始まってるんだと思います。次の曲の『メーデー』までの繋ぎのような曲だけれど、この曲には大切な意味があります。
それは、このアルバムに付いてくる『星の鳥』という絵本に結びつくからです。Gt.Vo.の藤原基央さんが書き下ろしたこの作品。ひとりぼっちの王様が、同じように空でひとりぼっちのように見える星の鳥のために奮闘するお話です。アルバムに収録されている曲の歌詞とリンクされたこの作品が大好きで堪りません。
僕はたぶんここから、空や宇宙に心惹かれるようになったんだと思います。
アルバムの裏には、絵本の中の王様が、星の鳥に「君は1人じゃないよ」と伝える為に、命を賭して作り出した、地上の星の鳥が描かれています。