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539gで生まれた次女、5歳になりました ―― マイペースな成長と、5年かけて深まった親子の絆
※本記事は、超未熟児で生まれたお子様を持つご家族に、超未熟児の成長を届けたいという思いで書いています。
2019年、26週で539gという小さな命として誕生した次女が、今年で5歳になりました。毎年恒例となった成長の振り返りを、今年もお届けします。
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4歳での成長の記録
心と言葉の発達
3語文が話せるようになり、会話が徐々に成立するように
お友達との関係も育ち、保育園での別れ際には大きな声で「バイバイ!」
姉への憧れの気持ちが芽生え、髪を伸ばしたいと願うように
プリキュアが大好きで、特にヒーリングのプリキュアに夢中
生活面での成長
自分でパンツを選択
他者への思いやりが芽生え、妹のお世話をしたいという気持ちも
物の共有について学び、実力行使ではなく「お願い」ができるように
まだまだ成長の途中
発達検査では3〜4歳程度という結果
運動会では緊張からか、かけっこや踊りはできず、大玉転がしはパパと一緒に
しかし、一つひとつ着実に成長を重ねている
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心強い支援者との出会い
今年の保育園の担任の先生との出会いは、次女の成長に大きな影響を与えてくれました。親身に関わっていただいたことで、この1年で大きく成長を遂げることができたと感じています。
5年目にして実感した母としての気持ち
539gの超未熟児として生まれた次女は、誕生直後からNICUでの生活を余儀なくされ、約半年の入院生活を送りました。一般的に、出産直後から子どもと過ごす時間を通じて芽生える母親としての実感。しかし、NICUでの入院により、その自然な過程を経験することができませんでした。
半年後、次女の退院後は、母乳が出なくなっていたことなど、さまざまな違和感がありました。それでも、日々の関わりを通じて、少しずつ親子の絆を育んでいきました。
そして5年。ようやく「私は次女の母親なんだ」という実感が、深く心に根付いた気がします。
小さく生まれた子どもの成長は、まさに「マイペース」。でも、確実に、着実に、そして力強く成長を続けています。同じような境遇のご家族の皆様に、この成長の記録が少しでも希望となれば幸いです。
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