最強(さいつよ)のローカル保存環境を構築しよう!
ネットの海に潜って早十五年弱。最初は親のパソコンから入り、親のタブレット端末(2012年)へ。それから自分の3DS(2014年)、PC(2016年)、iPod touch(2017年)と練り歩き、スマートフォンを手に入れてから(2017年)はネットの家畜。インターネットをさまよい、得たものは無数。失ったものもたくさん。中にはもう二度と手に入らないものもある。思い出!とかそういう話ではない。具体的にはソフトとか写真やイラストの類。無断転載とか違法アップロードとかを探せばあるのかもしれないが。例を挙げると、ロイロゲームレコーダーとか復旧天使とか開発者向けのwindows7とか。公式の配布が終了しているソフトで、私のパソコンさんにダウンロードファイルが残っているものも多々?ある。ソイツらを含めた完璧なバックアップを作成しようと思う。本当はずいぶん前から思っていたが億劫で。
先日、某動画サイトがサイバー攻撃を受けて、ずいぶんと長い間視聴が出来ない事態に陥った。幸いにもアップロードされていた動画は無事だったらしいが、肝を冷やした人間もたくさんいただろう。「YouTubeがサービス終了したら困るから内容をすべてメモしている」という猛者が数年前Twitterで話題になっていたが、サ終はともかく、サイバー攻撃等で閲覧できなくなることや、さいとうな〇き氏のようにひょんな事から垢BANを喰らい、全動画が消されることもあるだろう。時代はローカル保存。いやYouTubeの動画を丸々ローカル保存しちゃぁダメだが。著作権的に。せいぜいスクショとるとかそういう話。大きな声では言えないな。厳密にはスクショもSNSとかにあげちゃダメなのだろうから。
Google DriveやOne Driveなどのクラウドサービスにバックアップを依存するのは心もとない(サイバー攻撃、物理的な攻撃)。前述のように、SNSへのアップロードがダメならクラウドへのアップロードもダメなんじゃね?←屁理屈
バックアップって結構面倒。例えばABC、3つのファイルをパソコンから外付けSSDに移したとする。その後やっぱCはいらねぇーわつってパソコンから消したら、外付けSSDの方のCはどうするって話だ。消さなければゴミが増えていく一方だし、消して、後から必要になったら困る。消すと言ったってファイルが1000や10000やそんな単位の管理なら煩雑になる。半年に1回とか期間を決めて、その日になったら何も考えずにデータを丸ごとコピーして、同一ファイルは除くのが一番楽だと思う。データのゴミ屋敷と化すけれど。目を瞑ろう。何だったんだこのくだり。
案、王道3-2-1作戦(派生)
3-2-1ルールとは、同一のコピー3つを2つの媒体に分け1つは別の場所に保管するってやつ。例を挙げるとカメラで撮った写真を、カメラ(SDカード)、パソコン(HDD)、USBメモリに保存して、USBは実家に置いておくって感じ。SDカードHDDUSBで3つのコピー。SDカードとHDDとUSBはそれぞれ別の媒体であり、1つを実家に置いておくことで、家が燃えたり崩れたり台風で飛ばされても大丈夫ってわけ。本人が生きているかは知らんが。簡易化したのがクラウドサービス。クラウドならスマホがぶっ壊れても家がなくなっても大丈夫だし。
だがクラウドって高いじゃん(貧乏人)。Google Driveは2TBで年間13000円。One Driveも1TBで15000円くらい。まぁコイツはOfficeも付いてくるからお得なのかもしれないが。
外付けHDDなら10000円も払えば2TBのものが買えるからな。SSD買う金ない。テレビ用のデカいヤツで良いなら4TBも買える。だが、名の知れないメーカーはやめた方が良い。もちろん壊れる可能性が有名どころより高いってのもあるが、何よりAmaz〇nとかだと容量詐欺が横行している。1TBと表記し、1TBと表示されていても実際は64GBしかなく、どんどん上書きされていくというトンデモ商品も売られている。Am〇zonのレビューを見ていると心が痛む。「これで母のスマホの写真を整理できました!」という星5のレビューをスクロールすると星1の「容量詐欺です。 ValiDriveで調べたところ表記の半分もありません。勝手に上書きされていきます」とあると、悲しくなる。データは財産だぞ。「情弱は騙されて当然」なんてそんな域ではない。許されないよ。特に、あまり、ぱそこん(ぱそこん)に詳しくなさそうな人が手を出しそうなiPhone向けのUSBメモリでそれを見かける。許すまじ。あまり詳しくない人間だと容量詐欺という発想自体がないだろうから、発想がないものなぞ、見破りようがない。逆に「2TBで4000円?ぜってー訳アリだろ」とか考える人間はそもそもその商品を購入しないし、購入して容量詐欺を見破っても「あ~このパターンね。安物買いの銭失い笑笑」で終わっちまうからな。どうすりゃ良いのだよ。
私のパソコンさんの容量はそれぞれ1TB,500GB,250GB,250GBである。大学用の250GBの子以外は満腹破裂寸前だが、多くはゲーム(ディスクが手元にあるもしくはDL.siteやSteamのようなプラットフォームから落としているもの)であるため、気にする必要はない。写真・動画、文書、音楽とゲーム以外のソフトは1TBもないと思う。ん?ゲームディスクが災害等で破損したら?或いはそれらのプラットフォームが攻撃を受けたら?うーん。ローカル保存の鬼である。いつかは全てを保存して見せる。大抵、ゲームのダウンロード版は割り対策で保護機能がついているから、ゲームデータ本体があっても、母体(企業)が崩壊したら、正規品であっても使えないよな。意味のない労力だよ。
3-1-0.5作戦(アホのつけた名前)
まず大きめのHDDを2つ(ABと名前を付ける)とUSBメモリを1つ用意する。初めにAに全ての必要なデータをコピーする。この際Windowsのエクスプローラーのホーム画面(何ていうのか知らない)にのっとって「ダウンロード」「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」……とフォルダを分けてコピーしていく。これをパソコンごとにやっていく。パソコンごとにフォルダを変えるかはお任せ(1つ目のパソコンの「ドキュメント」2つ目のパソコンの「ドキュメント」のようにするか、全てのパソコンの「ドキュメント」を1つの「ドキュメント」にまとめるか)。
これの問題点はソフト内のデータはコピー出来ていないことがあることと。個別にやればできるのだが面倒。割り切るか大事なのだけやるか。
全てのパソコンの「ドキュメント」を1つの「ドキュメント」にまとめる方法なら、1つ目のパソコンと2つ目のパソコンに同じデータがあっても重複は防げる。バックアップを取った後にパソコンの方で場所を移したら(「ドキュメント」から「デスクトップ」に移した等)被るけれど。
そしてバックアップがAに無事完成したらBに丸ごとコピーして、ソイツを実家なり金庫なり逃走袋なりに突っ込む。これで3-1-0.5ね。パソコン本体とA,Bで同一コピーが3つ。媒体?全部HDDだよ。実家金庫逃走袋、どれも生活空間ではないから0.5。こんなところか。
2回目以降はAに上書きという形でコピーして、重複はスキップで良いだろう。つまり、普段からデータの格納場所には注意して、適宜整理しておく必要がある。面倒だな。Aが完成したらそれをBに上書き。数が少ない場合は手動でデータごとにコピーしても良いだろう。
半年に1回などと決めてバックアップをすると大掛かりな作業になるので、それまでにパソコンがぶっ壊れて消えたら困るなって、そんな愛おしいデータは用意しておいたUSBにぶち込んでおくって寸法。ただ心配性の私のように普段実験レポートを書いている際も「寝ている間に地震が起きてパソコンの上に本が墜落していて液晶破損からの沈黙とかになったら嫌だな……」と考えて作業がひと段落つく度にUSBにコピーしている人間は、USBを分けた方が良い。あまり抜き差しや書き込みをするとヘタるし。USBの寿命は3年と言われているが、過度に書き込みすりゃもっとはやくオサラバするだろう。(心配性というより面倒くさがり屋。最終的に面倒になる可能性、この場合は実験データや書きかけのレポートが消えて書き直す羽目になるかもしれない手間、を軽減したい)
金がないぽまいらに提案をするとバックアップのバックアップ用(B)は中古で(CrystalDiskInfoで見た感じ)状態の良さげな内臓HDDを落として、それを内蔵HDDを外付けチックにするケースに入れれば良いだろう。メルカリで1TB3000円くらいで買える。ケースを入れても4000円でお釣りがくる。ツナギや予備としては良いと思う。飽くまでも本命にはなりえない。
買った。500GB。1TBは金がなくて買えなかった。
稼働は1000時間ちょい。調子が良いね。500GBで1000円。安い。刺した瞬間PCがクラッシュしたりデータをひたすら送り続けるバケモノに出会わなければの話だが。早速、前の持ち主のデータを復元する。
本当に良くない。個人情報ダダ漏れ。フリマアプリ側でも対応した方が良い。「クイックフォーマットではなくフォーマットして下さい」って。だがそういう注意喚起をすると、面倒くさがって出品しない人が出るから、フリマアプリ運営側の儲けが減るのだろうな。
前の人のデータが残っているのは気分が良くないのでクイックではないフォーマットをした。
HDDにも寿命があるから、金や時間に余裕のある時にHDDを買い増しして、バックアップを増やしたりメインのHDD(Aと名付けたHDDの役割)を入れ替えたりする必要がある。数年或いは10年単位の将来的な話だが。
この子でHDDの様子を調べて、いつかブッ壊れるその日に備えよう!
可愛らしいUIのもあるよ。
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