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ドブ記9:2 スターウォーズ:ビジョンズ感想 『TO-B1』は真のスターウォーズだ!
※ネタバレしますから注意ね!
ハイ。では、ビジョンズ感想、第2回目行きます。
今回は、サイエンスSARU『TO-B1』です。
話として、あと総合的なバランスとしては、この作品がいちばん好きですね。
さて、スターウォーズを見ようと思ったらいきなりお茶の水博士とアトムが出てきてびっくりしました。
なんだかノンビリ、ホノボノした雰囲気のアニメが始まって...... こまかいドロイドがわちゃわちゃ...... ああ、なんか子供のころ、NHK教育テレビで見た感じがするなぁ~と思いながら、不思議なアニメを見せられます。
あれ、これほんとにスターウォーズ見てる?間違いない?まぁ、クリスタルがどうとか言ってるけど...... とちょっと眠くなっていたら
いきなり
スカイホッパーが出てきて腰ぬかしました!!
おい、急に風向きが変わったぞ!!!
うわ~~上手いなぁ~と思ったのが、スカイホッパー、スターデストロイヤー、TIEリーパー、博士はジェダイ、破滅! と怒涛のテンポで、一気に画面が無慈悲なスターウォーズ世界になっちゃったんですよね。
しかもあえてTIEリーパーを出してくるのが憎い。
で、いろいろあって、悪い人がやってくるんですけど、TIEファイターが...... 尋問官のやつじゃん!!こいつ尋問官か!!!(興奮)
凝ってますね。
あとさりげなく、ジェダイナイト昇格の儀式やってますね。
フォースとひとつになったマスター・ミタカ、ちゃんと腕があるのが切ないね。
これ、『反乱者たち』のスピンオフなのでは?という作品ですね。時期的にもあの頃なのでしょう。
こじつけではありますが、「TO-B1」で最終的に「トビ」と読んでいるのも、「C1-10P」で「チョッパー」と読ませるのに似てませんか。
この作品、とにかく独特の画面に引き込まれるし、スターウォーズを完全に消化して取り込んでる感じがしてすごいです。ぜんぜんスターウォーズじゃないのに、完全にマジのスターウォーズなんですよね。
スターウォーズを従わせてますよ、これは。
この星に生命をつくるという努力も、なんだかタトゥイーンに入植した人たちの苦労とか、そういう部分につながるところもあり、ああ、ここは本当にあの銀河のどこかなのだなぁと思いました。
あと、ちびドロイドたちがめちゃくちゃかわいいので、全部フィギュアで欲しい......
ということで世界観と完成度がピカイチ、そして真のスターウォーズである『TO-B1』をよろしくおねがいします!
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