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展示の絵の解説[コンテスト受賞者展編②]

③日干し
当初は団地の部屋が描きたかったのですが、あまり資料が探せず、このような背景になりました。
しっかり資料が探せなかった分、一から背景の構成をしたので「頑張ったな〜」と思う絵です笑
男の子の顔はかなり描き直したのですが、丸目で、目と目の距離が近めな顔立ちにしました。眉毛もしっかり。
全体的に日差しが入っているような色合いで、ほこりっぽさも感じれるような感じにしたかったですが、うーん、まだまだ練習が必要です。
この絵に限った話ではないのですが、背景をしっかり描くときは、人物の印影をシンプルにしています。ほぼアニメ塗りなのですが、ダサくならないように色選びは気をつけています。
アニメ塗りって、気を抜くとダサくなりますよね。
シンプルな人物に対して、背景は描き込みを丁寧にしています。背景をデフォルメしすぎると、懐かしさとか空気感とか感じにくくなる気がするので。
もっと言えば、匂いを感じるような絵を描きたいです。
これは私の偏見ですが、ペットボトルをフローリングに置くと部屋の整理整頓は崩壊します。

④道中
高知県に旅行に行った際に撮った写真を参考に描きました。さりげなく風呂敷でスイカを持っている少年です。さりげなさすぎたかな?と反省です。風呂敷っていいですよね。
自称はずかしがりやなので、みんなが好きそうなものを あからさまに描くと照れるので、本当にさりげなく描きました。
裸足なのは、裸足でアスファルトを歩くのが1番好きだからです。私が。
7〜8年前にオーストラリアにホームステイしたときに、デカめのスーパーに靴下で入っていくファミリーの姿を見たり、隣の家に靴を履かずに遊びに行く姿を見て、最高〜!と思った記憶があります。
私も子供の頃は裸足のまま道路で遊んでたし…😊
この絵の色合いは、フィルムカメラをイメージして選んでいます。同じ景色・人物でも、色合いで伝わる雰囲気はガラッと変わるところが面白いです。私は25歳(2021年現在)なのですが、懐かしい雰囲気の絵が好きです。とりとめのないような誰かの日常のワンシーンが好きです。そういう生活に憧れています。

終わり

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