【フィルムの良さって】Weekly Note #09
こんにちは、デザイナーの菅野です。
先日、私が撮りたかった女優展に行ってきました。
私が撮りたかった女優展とは
5人のフォトグラファーに聞きました。
「今 一番撮りたい女優は誰ですか?」
そんなシンプルな問いかけからスタートした、この企画。
女優にしかできない、そしてこの展示でしか見せられない作品を目指し
個性の違う5人のフォトグラファーと、選ばれし若手女優5人によって
作り出された贅沢な3日間の展覧会です。
フォトグラファーさんと女優さん5組がタッグを組んで生まれた作品。
それぞれに個性を感じました。
作品を見ながら、ふと思いました。
フィルムの良さってなんだろう、と。
素敵だ、いいな、と感じる理由はなんだろう。
他人の写真を見ているのに
なんだか懐かしい気持ちになるのはなんでだろう。
懐かしさとは、きっと思い出があるからこそ感じるもので
きっと、フィルムがいいと感じるのって
全員に共通して「思い出がある」からなのかなと
鮮明には覚えていないけど、色あせていてぼんやりとした記憶。
あの時の素敵な思い出を切り取ったような一枚一枚が、
フィルムの良さなのかなと思いました。
人は、懐かしさだったり過去が好きな生き物だと思います。
あの時代はよかったっていつだって思っていたいし
昔の記憶を「キラキラしたもの」だと思いたいんだ、と。
個人的な意見です。笑
そんなことをふんわりと思った1日でした。
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