暑中見舞い
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よるにブンブンと
暴走族が鳴き散らし
あさにミンミンと
蝉が騒ぎ立てるのが
夏の風物詩になったなと
今朝の感想
鉾がポコポコと
建って行く様は
2年ぶりだから余計に
非日常感があって
ドキドキする
と
祇園祭だけに
擬音ではじまる
特に中身を決めてないnoteです
暑中見舞い申し上げます
夏になると
海に行きたくなる時期は過ぎて
細かめの氷に
シュワっとしたものを注いで
飲むのが何よりで
この時期の
京都の風物詩で
"鮎"があるけど
小さい頃には
何がおいしいのか
分からなかった
さんまとかにもある
あのニガニガが
大人はおいしいと言って食べる
ビールのニガニガも
大人はうまいと言う
あぁ
大人は我慢をするもんなんだと
直感的に感じていた
ところがどっこい
おっさんになってみると
これがうまいと感じる
舌がバグったのか
舌の機能がレベルアップした
のかはさておき
まずいと思っていたものが
うまいに変わったら
これが「生きててよかった」の
瞬間なんやろ
複雑なものを
おいしいと
難解なものを
楽しいと
探せばすぐに
答えが出てくる時代
よくわからない
はっきりとしないものを
掘り下げて行く快感
そういえば
祇園祭も
中学生までは
近所の公園で
友達と集まって
好きな子が来ないか
ドキドキする
ための祭やったけど
大人になって
いろいろあって
いろいろあって
いろいろあって
いろいろあって
のうのうと
通りを塞いで
そびえ立つ鉾を見て
道路交通法って
何やっけみたいな
バカな大人にはなりたくないけど
バカになれる大人は
いいんじゃないかな
酷暑が続く日々ですが
どうぞお身体に気を付けて
令和三年 盛夏
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