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ベトナムの竹製たばこパイプ【技能実習生との日々/小ネタ編】

受動喫煙対策

「キクさん、ちょっといいですか?お願いがあります」と昼休憩の時に近づいてきたのは男性実習生のクオンだ。

「ダンさん(クオンの寮の同居人)はタバコをたくさん吸います、臭いです。私はタバコを吸いませんから」とのこと。同居人がヘビースモーカーで困る、注意して喧嘩になるのも嫌なので私に仲介してほしいとのことだった。

タバコとは個人の嗜好に関することだが、健康管理ということでは会社側にも強制力が発生する。私は注意をするため寮へ行った。

タバコ問題と思ったらそこはベトナム

(これを目にした瞬間、思わず笑ってしまった)

私が喫煙のことで注意をするために寮に行って目にした物がこれ。吸い殻で灰皿山盛りのタバコ天国を想像していた私は、竹パイプの出現に思わず笑ってしまった。

(大きな吸い口)

私もハノイの街角で屋台で一杯ならぬ【屋台で一服】のように、道端の小さいプラ椅子に座って竹パイプでタバコを吸っている人を見かけていた。

(わかばとは渋い。味より価格なのかな)

私もかつては喫煙者だったからタバコの美味しさはよく知っている。吸いたい時に自由に吸えない肩身の狭さもよく分かる。

ただ・・・そもそもの疑問として、この竹パイプで吸って美味しいのだろうか?それともこれを使うことで故郷を思い出すのか、このように吸っていた(かもしれない)父親を思い出しているのだろうか?

※)後日談:もちろん分煙をしっかり守ることを分からせ、この問題は簡単に解決した。

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