どうでもいいことで心を痛めたくない
ここ数年にわたって、ネットはマネタイズが効率的になってきました。
それによって、より効率的にネットで話題を呼びそうなことばかりが、取り上げられるようになりました。
べつにわざわざリンクを貼りませんが、最近ですと奇抜な言語センスをもつおじさん、とか、そういう話です。彼をめぐる状況は本当に悲惨で心を痛めます。あと、日常の些細なささくれとか。別に自分の身に降り掛かったことでもないのに、感情を波立たせるのは、鬱陶しいんですよね。
ああいう記事に書いてあること、キレイにデザインされた画面で見るから最後まで目を通すことができるのであって、たとえば、面と向かって話をされたら嫌悪で眉をひそめてしまいますし、肉筆で書かれた貼り紙だったら、その字体から読み取れる感情から、最後まで読み取ることができないと思うんですよ。
見なきゃいいじゃん、と言われればそうなのですが、そうは言ってもどこにいっても話題になっているのだから見えてしまいます。そういう話題を目にするたびに、丁寧に刈り取って来ましたが、それにしたって限界があります。
ネットを見るのは休憩や余暇をより楽しみたいからです。
自分自身も格安ライターをやっているので、そういう記事を作っているひとも、べつにこんなの書きたくて書いてるわけじゃなくて、より話題になる使命のためにやっているのもわかります。
結局、炎上ネタってコスパが良いんですよね。ノウハウは溜まっているのである特定のワードを盛り込めば燃えますし、上ネタはかっすかすになるまで色んな媒体が使いまわしますし。
べつに、とくに何が言いたいわけじゃないけれど…なかなか自分にとって心地よいネット環境を作るというのも一苦労です。
わざわざnoteに引っ込んで呟いているのも心地よさを求めてしていることの一貫ですし。(twitterはノイズが大きすぎて居心地が悪い)
もっと楽しい話題がネットに増えたらいいのになあ(かと言って感動話や美談を求めているわけではない。あれはあれで見たくもありません)