実質実効為替レート
またきたー!実質なんちゃら、ということは名目もあるってことですよね。
名目と実質の違いは昨日のNOTEでわかったので、
今度は実質実効為替レート。
日銀のホームページでこのグラフが作れます。
このページの右上の時系列データを検索するを押すとこの表になります。
日銀のページってすごい掘り起こすと
素晴らしいデータめっちゃ公開してくれていますね〜。
名目為替レートは貨幣単位で表された通貨間の交換比率
実効為替レートは相手国・地域の貿易額で加重平均して算出したもので
実質実効為替レートは、実効為替レートから物価変動分を除いたもの。
さらにその国の、通貨の対外競争力を総合的に捉えるための指標でもある。
実質は、インフレ率を加味って覚えておきましょう。
名目実効為替レートは1995年以降はレンジのような状態(赤いグラフ)
実質実効為替レートは(青いグラフ)は
物価の変動率をひいて、さがってきているので、
インフレが強いということがわかります。
現在の実質実効為替レートは2010年を100として75円くらい
遡ると1980年前後の第二次オイルショック後の頃と同じ水準。
この頃からは新興国なども成長してきて、日本の対外競争力が
相対的に弱くなってきていることも考えられます。
ただ、1ドル=109円と為替をみるだけではなく、
実質実効為替レートなどをみて
インフレや貿易競争力なども加味して為替をみていくと
色々とみえてきそうですね。
今日も勉強になりました!
読んでくれてありがとうございます。
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