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カメムシの楽園 NO23
この余呉に来て一番困ったのは、虫の多いことです!
私は虫が特に大嫌いです!蚊が一匹部屋にいようものなら撃退してからでないとくつろぐことも出来ません。
なのに…なのに…ここはカメムシが特に多いのです!カメムシって?見たことがなかったので、学校を掃除したときに出た、バケツいっぱいの(1杯ではなく、いっぱい!ぎょうさん!すごーい量!のこと)カメムシには面食らってしまいました!
この学校は木造でいたるところから風が吹き込みます。カメムシもいたるところから自由の出入りしている…いわゆる…「カメムシの楽園」といったところでしょうか!
まあ、刺したりするわけではないので、どうってことないっちゃぁ、ないのですが、カメムシ君たちご機嫌が悪いとものすご~いにおいを発するのです!
私はこのにおいは初体験だったので、田舎の草むらのにおいや、若竹のにおいに似ていると思ったのですが、そのことを事務局長や仲間に言うと「その鼻ぜったいにおかしい!」と一掃されてしまいました!
いいことを思いついて、掃除機で吸い取ったりもしましたが、掃除機の中で「がさがさ」動きながら強烈なにおいを発するため、掃除機を運転させるとそのえもいわれぬにおいが部屋じゅうにまきちらされ、なかなかなものです!
地元の人にどうしたらいいかと相談したら、ビンに灯油を入れてその中に落とすと一発でにおいも発しずにオダブツとなる!と教わりました。
事務局長が発明家で、虫嫌いの理事長(私)にも簡単にカメムシが取れる「カメムシ撃退キャッチャー」(ペットボトルの中に灯油をいれ、口に窓の湿気とり用のスクイージーを取り付けたもの)を作ってくれました。
まあ面白いように取れるのですが、怖いもの見たさの私は、灯油の中に落ちた断末魔のカメムシたちの様子が気になり覗いては気持ち悪がったり…
毎日きゃ~きゃ~いいながらカメムシの楽園で共存していくこととなりました!