歴史を刻む日々・・・NO34
なんとなくうっとうしい雨が続き、なかなか思うように動けない自分、環境の変化についていけてない自分、体調を崩している自分・歓迎されていない私たち・・・
カラ元気で笑ってみるが、すべてが滞っている感じがしてくる。
そんなある日、ちょっとしたことがきっかけで、仲間と意見の食い違い。焦っている!
何をそんなに焦っているのだろう?
幼稚園の先生を16年、カウンセラーや指導主事を12年、子どもたちと共に駆け抜けてきた。結婚・子育て・仕事を両立しながら、ひとときもおしまず、いつも動いていた。
そういう体やリズムになっていて、止まるということを知らない人間が、このような見通しの立たない生活をしていることで、おかしくなっている。
どのように止まっていいのかがわからない。何か動いていないと気が済まない体になっていた。
理事の一人がこんな私を見かねて、お食事に誘ってくれた。
おいしいものを食べながら、「何をそんなに焦っているの?今の自分が動けてないって思ってるの?」
「わからないなあ。先生の焦り!見本も何もないでしょ?あなたが初めてやることなんだから、あなたがやる後ろに道がつくんでしょ?あなたの後に来る人があなたの足跡を見て焦るんだよ!そうなのに何と比べてるの?先生らしくない!」と言われてしまいました。
そうだよ!そうなんだ!
焦ってもゆっくりやっても誰も咎めたりしない。自分の速度でいいんだ!・・・いつも子どもたちに言ってること!自分に言ってくれるスーパーバイザーが私にはいたのです。そう!カウンセラーにもカウンセラーがいる時があります。
そして「何がなくても一日あなたがここで時を刻むとき、歴史が生まれているんだよ!そう!先生が歴史を刻んでいる張本人なんだから、焦らなくていいよ!」と言ってくれたのです。
助かりました。その言葉に救われた気がしました。
16年もたちますが、いつも思い出す魔法の言葉です。
ありがとう!