【小説】ぷかぷか
ある眩しく黄色い陽。
私はベランダでステンと滑る。
地面は遠い、ぷかぷか。
一つの四角が見えて、それが二つと三つと増えていく。
あれは公園、カッちゃんが遊んでる。
学校、アリみたいな奴ら、ぷかぷか。
四角がいっぱい、海も見えてきた、こんなにでかいんだな。
飛行機が飛んでくる、窓に手を振る。
山と雲、登山客、はぁはぁ言ってそうな顔、ぷかぷか。
ずいぶん陽の当たるところに来たみたい、明るくて暗い変な場所。
寒い、寒い、寒い……
ぷかぷか、顔を向ける。
へぇ、こんなに青いんだ。
ある眩しく黄色い陽。
私はベランダでステンと滑る。
地面は遠い、ぷかぷか。
一つの四角が見えて、それが二つと三つと増えていく。
あれは公園、カッちゃんが遊んでる。
学校、アリみたいな奴ら、ぷかぷか。
四角がいっぱい、海も見えてきた、こんなにでかいんだな。
飛行機が飛んでくる、窓に手を振る。
山と雲、登山客、はぁはぁ言ってそうな顔、ぷかぷか。
ずいぶん陽の当たるところに来たみたい、明るくて暗い変な場所。
寒い、寒い、寒い……
ぷかぷか、顔を向ける。
へぇ、こんなに青いんだ。