仕事きっちり!ジャーマンガールと道頓堀飲み
2015年のゴールデンウィークにOsaka Kitchen に来てくれたのは、アジアを一人旅中のドイツ人、ローラ。7番目のお客様としてお迎えすることになりました。
そして当日、待ち合わせ場所にいたのは、小柄でちょっと肩幅の広いダイアナ妃。ショートカットで、鼻筋がすう〜〜っと通って、まるで目と目の間に鼻という壁があるかのよう。平たい顔族の私には羨ましい限りです。
駅からの道すがら話をしてみると、お父さんは医者で、お母さんはインテリアデザイナーとのこと。どーりでお上品な雰囲気がダダ漏れやーん!
キッチンに到着して、この日のメニュー、海鮮の巻き寿司、和牛のローストビーフ、お味噌汁などをご紹介。普段から料理をするらしく、包丁使いもスムーズで順調に料理が進みます。
そして、完成
伝わりますでしょうか?
この初めて作ったとは思えない美しく巻かれた巻き寿司。
きっちり揃ったローストビーフの並べ方。
そう、彼女はドイツ人なんです!
基本的に、◯◯人は◯◯する!というステレオタイプはあまり
当てはまらない(国籍よりも個人差)と思っている私ですが、
この時ばかりは、ゲルマン🇩🇪の誇りを感じてしまいました。
食事中もアジアでの食事マナー、とくにお箸のマナーについて色々と質問をされ、相手に対する心づかいと育ちの良さに感心してしまいましたよ、私は。
食事が終わる頃にはすっかり打ち解けて、翌々日には一緒に道頓堀に飲みに行くほど。楽しかった。
道頓堀の川面を眺め、ビールを飲みながら、いろんな話をしました。
ドイツでいろんなことがあって、仕事を辞めて、前から興味のあったアジア各国を見て周る旅をしていること。
そして、その旅が終わりに近づいていること。
これまで見て周ったアジアでもとくに台湾がすごく性に合ったこと。
今後は台北で中国語を勉強して、ビジネスを始めようと思っていること。
まさに人生の転機。
私の料理教室についても、料金設定や原価管理について的確にアドバイスをしてくれました。料理教室を始めたばかりの私にとっては、本当にこころづよくて、行ったことのないドイツの印象がダダ上がり。ダンケでございます。
そして、この時には思いもよりませんでしたが、彼女とは2年後に台湾で再開することになるのです。しかも、おしゃれなオフィスで多くの従業員を率いるIT社長として。
その話はまた今度、、、
今回も素敵なお客様でした。
それでは、
May cooking be with you!